『処刑執行』など全5話|スカッとする話 まとめ Vol. 49【因果応報・復讐・武勇伝】

『処刑執行』など全5話|スカッとする話 まとめ Vol. 49【因果応報・復讐・武勇伝】

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スカッとする話 まとめ Vol.49

 

処刑執行

 

12月中旬くらいから、毎晩のようにうちの前に泊まりで路駐するバカがいる。
おかげで、深夜に除雪車が来てもうちの前だけ除雪が中途半端になってしまい
結局自力で排雪するしかない。
てなことで、昨日の夜に処刑執行。
いつものように、エアロでキめたストリームが家の前に車を停めて、
彼女連れて向かいのアパートへ入っていった。
気温は氷点下6度…….珍しく快晴で風も穏やかで星が見えている。

午後11時:気温氷点下7度第一次攻撃→バケツ3杯の水をルーフからキャビン全体にゆっくり流す。
午前0時:気温氷点下8度第二次攻撃→くみ置きして氷の張ったバケツからピッチャーを使ってドア周りに流す。
午前1時:気温氷点下10度第三次攻撃→同上のものをハッチバック付近を中心ゆっくりに流す。
午前2時:気温氷点下12度第四次攻撃→同上のモノをルーフから全体にゆっくり流す。
水を流す端からどんどん水が氷って行くのを見ると、美しい化学現象を見ているようで面白かった。
そして、遠目にも完全に氷漬けになった車ができあがった。
今朝、俺が出勤するときには、そいつらが必死にアパートから
「お湯をくんで来てはかける」を繰り返していたが一向にドアは開きそうもない。
奴らは「遅刻する~」とか言いながら必死に「お湯をくんではかけ」を繰り返していた。
朝7時の気温は氷点下9度に満たない。
これだけ気温が低いと、
お湯をかけてもかける端から氷ってゆくので簡単にはドアは開いてくれない。

今朝はとてもすがすがしい朝だった。

 

 

金髪バカ

 

さっき駅で見た、さわやかな光景。

空手のスポーツバックを抱えた小学校低学年くらいの男の子に、
金髪で後ろの毛が長い高学年のアホガキが

「おい~お前からてやってんだろ~?殴らせてやるよ~やってよやって~~」

とか如何にもムカつく絡み方をしていた。

「ここだぞここ~~ほらほら~~」

と、ニヤニヤして腹を指さした瞬間、その子から思いっ切り股間に正拳突きをくらい
「うーん。」と悶絶してぶっ倒れた。

低学年の子はそいつがぶっ倒れて驚いた顔をしていたが、通りすがりのオッサンに
「お前良くやったな、ほっといて早く家帰れ。偉いぞー。」と声をかけられ
満面の笑顔でその場を立ち去っていった。

金髪バカは、誰も助けなかった。

 

 

熨斗紙を掛けて欲しいんだけど

 

私はデパート勤務。以前、サービスカウンターに配属されており、
そこでは商品券も扱っていた。扱っているものの性質上、
熨斗紙を欠けて欲しいという依頼がが多かった。

ある日いらしたお客様から、「熨斗紙を掛けて欲しいんだけど、なにがあるの?」と
おたずねがあった。なんといっても種類が多いし、お客様が「○○をかけて。」と
おっしゃっても、間違いがないように一応用途を聞いてみることになっているので、

「どのようなときにお使いになりますか?」とうかがったところ、
「だから、何 が あ る か っ て き い て る ん だ ろ !!!!!」と、
いきなり大層ご立腹。しかたがないので、
「大変失礼致しました。では申し上げます。まず、紅白10本の結び切からですが、
寿、お祝い、内祝い。5本の結び切ですと、快気祝い、お見舞いで、お見舞いは熨斗が
ございません。次に紅白蝶結びは、粗品、寸志、お礼、記念品、内祝い、お中元、ご餞別、
ご挨拶、お見舞い。お年賀、お歳暮は今の季節は使いませんね?
白黒ですと、これは熨斗がついておりません。志、御香典、御仏前、御霊前、お礼です。
黄白も熨斗がついておりません。志、粗供養、お礼、満中陰志、御仏前、御霊前。
ご用意しておりますのは以上でございます。今申し上げたもの以外にご希望が
ございましたらすぐにご用意いたしますので、ご遠慮なくお申し付けくださいませ。」

とご説明申し上げたところ、そのお客様はうろたえたご様子で急にうつむいて、
「ケッコンノオイワイナンデスケド、ナニガイイデスカ……。」とお尋ねになった。

私も後で反省。ちょっと言い過ぎたよ。接客業なのにね。

 

 

満員電車

 

仕事で遅くなって終電の満員電車に乗ってたときの話
満員電車なので当然座る事も出来ず人の流れに飲まれ車両中央辺りに自分移動
席席席席扉
人 人 人
人俺人人人
みたいな感じの位置取りになったので前の人と人の隙間にあったつり革に捕まった
走り出して数分で気がついたんだが俺の左隣は相当酔っているらしく
目を瞑りながらつり革に捕まりながら体が右へ左へ、前へ後ろへ…
それにつられて肘も右へ左へ、前へ後ろへとブン回していた

周りの人もすげー迷惑そうな顔してた
右前のOL風の人の後頭部に肘当たってOLさんが睨んだんだけど、
知らん顔して目を瞑りながらぶ~らぶ~らと体を気持ちよさそうに揺らしてた

俺の方へも何度も体当たり+おっさんの肘でアタックかましてきた
あんまりにも露骨に当たってくるのでちょっとむかついて
それまで避けていた肘を相手の肘に当ててやったらおっさん急に目を見開いて睨んできた
そしたら急に俺の方に肘をずっと傾けだしたので負けじと
俺も肘を左に力を入れて突っ張ってたら
俺の肘とおっさんの肘で鍔迫り合いみたいな状態になってた

仕事でイライラしてたのもあってずーっと鍔迫り合いしながら携帯みてたら
右側の人がぶわーっと居なくなったのでふと目線をあげると自分が降りる駅だったので
鍔迫り合いしていたことも忘れ「あ!降りなきゃ!」
と思い手の力を抜き急いで出口に向かったら
後ろから「う、うわわわ!」ドサッ!っという音が聞こえたので振り返ると
さっきまで鍔迫り合いしてたおっさんが
俺の支えが無くなり勢い余って顔面から床にキッスをしていた

後頭部に攻撃されたOLがニヤッと笑って俺に向かって「よくやった」的に笑ってくれた
俺はそのOLに微笑み返して後ろからの
「ちょ!まてごるぁ!」というおっさんの声をシカトして家路についた

 

 

サイレントプア

 

今朝やっていたあさいちという番組で「サイレントプア」という特集をやっていた。
貧困の女性が声をあげられないから「サイレントプア」というらしい。
何人か出てきて
一人目 41歳子供3人がいる主婦 夫とは夫の女性問題で別居
離婚しているわけではないから養育費が貰えず
なんやかんやでうつ病になり
雇ってくれるところもないから風俗で働きなんとか生きている

二人目 32歳 独身女性 家賃7万7千円 正社員で1年働いたが上司にいじめられ退職
その後、派遣で働くが30過ぎたら仕事が少なくなり
仕事が安定していない為に家賃が安いところに移れない
実家は同じ市内だが出来が悪く折り合いが悪い為に帰るのは嫌
視聴者からのメールやFAXを読み上げるのだが
「私も困ってる、サイレントプアです」というのをいくつか読んだあと

「仕事がないというのは自分の都合のいい仕事がないだけだと思います。
甘えていると思います。
うちは子供がいて夫の給料が月15万ですが
子供が寝たあと深夜のコンビニで働いています」

アナウンサー「こういうご意見もありました」

こういうの読まないと思ったからちょっとスーっとした。
その後は見てないのでわからない。

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