スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
俺は女性の下着を身につけることが好きです
最初にことわっておきます、特殊嗜好ありの話です。
嫌いな人はスルーして下さい。
俺は女性の下着を身につけることが好きです。女装ではなく下着だけです。
ホモではありません。女性が好きです。
むしろ女性が好きすぎるため、このような嗜好になったのだと思っています。
彼女もいます。カミングアウト済です。
自分で着ているだけなら誰にも迷惑がかからないので良い、ただし性犯罪などしたら
即刻別れるし通報すると言われています。
下着を買う時は一緒に店に行って選んでくれる、とても良い彼女です。
先日、下着泥棒にあいました。
もちろん俺の下着です。だが、それは罠でした。
いつもはレースが傷むのを避けるため部屋で陰干しなのですがわざと外に干しておいたのです。
泥棒はまんまとひっかかりました。
罠にかけた理由は、俺の彼女の下着を含む、近隣の女性の下着を盗んだからです。
俺は下着が好きなので、干してある下着にも自然と目がいってしまいます。
近隣を歩いていても、そうです。
いやらしい意味が100%ないとは言いませんが、どちらかというと
「あれいいな、俺も次あんなの買おう」という意味で見てしまうのです。
しかし下着泥棒が頻出するようになりました。
20人近くの女性たちが被害にあったようです。
ガラスを割って取るという荒業もあったそうです。
被害にあった女性たちは当然見えるところに干すのをやめました。
腹が立ちました。下着も安全に干せないなんて…
俺は被害にあったらしい女性の窓を視認し。
下着泥棒の好む下着の傾向を、ほぼ完全に理解しました。
そして泥棒野郎の好みの下着を毎日、干しつづけました。
5日目に野郎はベランダに現れました。
俺は「ガラッ!」とサッシをあけ、「ド~ロボ~」と叫びました。
泥棒はベランダから落ちました。下はなにもないので落ちればかなりのダメージです。
足をひきずってるところを難なく確保しました。
あちこちで灯りがつくのを確認し110番。警察に引き渡しました。
下着は彼女のものだということにしました。本当は俺のものだと言って泥棒に精神的痛手を与えたかったが…
ただ下着を愛する者としてどうしても泥棒は許せなかったので
「盗むな!自分の金で買え!その上で愛せ!」と警察が到着するまでみっちり説教しておきました。
少しでもヤツの心に届けばいいが。
以上、リアルではとうてい言えない武勇伝のため
ネットで吐き出させてもらいました。
男に結婚のメリットなんかないよな!
プロジェクトが片付いた飲み会の席で。
A男「男に結婚のメリットなんかないよな!皆無皆無!」
B子「女にはあるって言うの?」
A男「え…」
(数分沈黙)
A男「でもほら女は養ってもらえるじゃん!働かなくていいだろ!」
B子「私働くの好きだし。誰かに養ってもらいたいなんて思ったことないなー」
A男「…」
(数分沈黙)
A男「でも結婚すると子供産めるじゃん!少子化解消に貢献しないと、社会のためにならない!」
B子「それ女だけの子じゃないよね。男の子供でもあるよね。
子供イコールメリットなら“男に結婚のメリットなんかない”っていう言い分と矛盾してない?」
A男「…」
(数分沈黙)
A男「でも女は結婚しなくちゃダメなんだよ!!」
B子「なんで」
A男「少子化ガー!日本ガー!年金ガー明るい未来ガー!」
B子「じゃあA男くんが未婚で子供つくって子育てすればいいじゃん。他人に押し付けないで」
A男「男と女は違うんだよ!男は働いて!女は家庭を守って!」
B子「さっき“結婚のメリットなんかない”って言ってたよね。メリットがないことを他人に押し付けないで」
A男「女にはメリットあるだろ!働かなくていいし!」
B子「じゃ共働きの女のメリットは?」
A男「…」
(数分沈黙)
B子「働いて家事して出産して育児して、A男くんの面倒までみなきゃいけないとか、A男くんの奥さんは地獄だね。
あ、でもA男くんは結婚しないんだから関係ないか。
ていうかA男くんと結婚することがメリットゼロなのは当然として、A男くんの遺伝子を残すとか
社会にとってもマイナスだよね。なんにも貢献してないよね。社会のことを考えて結婚しない、子孫も残さない
A男くんえらいわー。おのれを知ってるよね。そりゃ誰もA男くんの子供なんか産みたくないもん。
A男くんと結婚して一緒に暮らして子供産んだ上に何十年もA男くんの世話とか、人生罰ゲーム過ぎるもんね。
あ、やっぱりA男くん正しいわ。だって最初に言った通り、結婚のメリットなんてなーんもないもん。
A男くんと結婚しても、女にメリット皆無だよね、皆無皆無!!」
A男「……」
(席を立ってトイレへ)
A男とB子は同期で、A男は入社した時からずっとB子を口説き続けている(つもり)らしい。
B子は最初はあたりさわりなく受け答えしていたが、次第にいやになってきたらしくこの態度に至る。
A男は「早く結婚して寿退社して俺の子を産め」とアピってるつもりらしい。
ちなみにB子は来春結婚する予定。
A男にはぎりぎりしか知らせないよう課のみんなで示し合わせている。
いつもみんなの前で馬鹿にされてた
最近あった気分が良くなった話を。
中学の頃の、なぜか所属していた俺の担任で野球部の顧問に嫌われてた。
勉強はそこそこ出来るし、運動神経も悪くわなかったんだけど、なぜか。
「お前みたいな奴は碌な大人になんねえよ」と、いつもみんなの前で馬鹿にされてた。
学年主任のそいつに逆らうこともできず、試合にも3年間で1回も出させてくれず、と最悪なクソ教師だった。
それでも友達は小学生の頃から一緒に野球やってた奴らだったから、3年間部活をやり切った。
1度も休まず、1度も逆らわず。
んでこの前の話。
20年ぶりくらいに同窓会に行った。
俺は割といい大学に入ってそこそこの企業に就職したあと独立して、今ではかなりの年収も稼いでた。
その同窓会の席には当然当時のクソ教師も居たんだけど、なぜか俺と目があってもすぐ逸らす。
俺がトイレに立ち上がると少しビクつく、って感じになってた。
多分風の噂に俺のことを聞いていたんだろうな。
同窓会の最後、結局最後まで俺の近くに寄らなかったそいつに近づいていって
「お久しぶりです先生。○○ですよ。覚えてますか?中学の頃からあなたに馬鹿にされ続けた○○です。あの時あなたに馬鹿にされ、邪険にされ続けた理由は今でも分かりませんが、そのおかげで精神的に成長出来ました。今では会社も経営していて順風満帆です。ありがとうございました」
って言ってやった。
その時のクソ教師の顔を見たらなんか心がスッキリした。
駄文失礼しました。
残念な感じの女子社員
同僚にかなり残念な感じの女子社員がいる。
アラサーなのにギャルっぽい化粧でカラコンに茶髪。
「だから女はダメなのよ~」
「女は感情的だから~女友達とかジトっとしてうざいから絶対いらない~」
「男はその点、理性的でサバサバしてるから付き合いやすいよね~、だから男友達しかいないの~」
が口癖で、新入女子社員をいびるのが得意。
しかしそういう自分は壊滅的に仕事ができない。上司が注意すると
上司(40代オッサン)にクネクネとまとわりつき「おっきい声出すと怖いですぅ~」などと言う。
上司は二人いて、この女にクネクネされると一人はデレっとするのだが
もう一人は激怒する。
以前はデレ上司の方が近くのデスクにいたのだが、移動があり激怒上司が近くに来たため
女はかなりやりにくそうにしていた。
先日の納涼会(という名の会社の飲み会)の二次会で女がまた
「だから女はダメ~」
「女は感情的で云々だから~女友達とか絶対いらない~」
「アタシ男友達しかいないしい~」とやりはじめた。
お調子者の新入社員(男)が立ち上がり「はーい!オレ女さんのモノマネをしまっす!」と言って
「アタシこんなでしょ~?性格ブスだから女友達一人もいないのぉ~」
「男はその点やらせてやればいいんだしぃ~だから男のヤリ友しかいないの~」
「だからアタシはダメなのよ~」
とやった。
一瞬静まりかえったが、激怒上司がブハっと酒を吹きだして笑ったので
「ああこれ笑っていいんだ」とお墨付きを得たような気持ちでみな笑った。
新入社員はウケたと思いさらにモノマネを追撃。
それほど面白いわけでもないのに変な空気になり、爆笑が爆笑を呼ぶみたいな感じで
みんな腹をかかえてヒイヒイ笑った。
気づくと女はいなくなっていた。
翌日女は会社を病欠した。
二日後に出社した女は妙にオドオドした態度になっていて
「アタシ女友達多いし!昨日も高校の友達とラインしたし!ね、アタシたち友達だよね、仲いいよね!」と
新入女子社員にうるさくつきまとって「仕事以外のおしゃべりはやめてください」と注意されていた。
酔いがさめてしまうとDQNだったなーと思うが、女がおとなしくなったのでめでたしめでたし。
陰険で地味な仕返し
UR(昔の公団)の団地に住んでいた頃のこと。
転勤でそこに引っ越した3日後ぐらいに、
その年の自治会役員をやっていた同じ並びのAさんがやってきて
自治会加入のお誘いと共に、2日後に来期役員を選任する自治会があるが
出席できない場合はこの委任状を書いてほしいと用紙を渡された。
その場で加入し、引っ越しの片付けで忙しいので委任状も書いて渡した。
しばらくして私が次期の自治会副会長に決まったと知らされた。
引っ越しの挨拶に言って以降、割と気安く話せるようになっていた隣の奥さんに
まだマンションのことも何も知らない状態で何故?という疑問を口にしたら
「Aさんの罠だよそれw」と言われた。
Aさんは何故か転勤族嫌いで、転勤族が引っ越して来たら
どうにかして役員をやらせようとするらしい。どんな事情があろうと。
確かにその後、会長になった人に聞いたら
自治会加入時に私自ら「役員やるなら早めに済ませたい」と言ってたってことになってて
役員なんてやりたい人は滅多にいないから、じゃあ私さんで・・・と言う事になったそうだ。
今までの赴任地でもやってたことあるし、
自治会役員をすること自体は別にいいんだけど、できればある程度土地に慣れてからにしかった。
それより何よりも、Aのやり方に腹が立った。
その団地の駐輪場には放置自転車が多かったんだが、
Aの目立つ赤いママチャリを見つけては周囲を放置自転車で囲ったり、
エレベーターに乗ってドアが閉まりそうな時にAが走ってくるのを見つけると
“気が付いて開くボタンを急いで押してあげてる”風を装って
閉まるボタンを連打したり、陰険で地味な仕返しを続けてやった。
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