『GPSロガーを付けて追跡』など短編5話 – スカッとする話

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

ファミレスで隣の主婦集団

ファミレスでご飯食べてたら隣の主婦集団がウルサイのでつい聞き耳立ててしまった。

ABC「もう金輪際お付き合いは控えさせてもらいます」
D「はあ?どういうこと?」
A「あんた来ると必ずなにか無くなる」
B「しかも細かいものばっかり持っていく」
C「この前集まった時皆確信したのよ、二度と家来ないでね」

みたいな感じ。焦ってたDもだんだんDが本性現し始めて「貧乏人が偉そうに」「たかがそんな小さいものでそこまで騒ぎ立てるなんて卑しい、お里が知れる」「仲良くしてやってたのはこっちのほう」とか言い出した。

AとBは怒り心頭って感じだったけどにこやかな顔したままCが
「そんな小さいものを買うお金もないから盗んだんでしょ?、貧乏人。しかも化粧品サンプルだのトイレットペーパーだの食材だの盗む犯罪者とはこっちからお付き合いお断りだわ?、泥棒さん。本当にロクな育ち方しなかったのね?泥棒さんは?。貧乏泥棒人さんはこれから一緒に警察行くのとこのまま謝るのとどっちがいいの??」と。

とたんに顔を赤くしたり青くしたりしたままDはごめんなさい…と謝り解散していった。
いや?一番優しそうでおとなしそうな人があんなにこやかに毒はけるのか、と驚いたけど聞いててスカっとしたw

 

 

ラーメン屋で30分待ちで並んでいた時のこと

この間ラーメン屋で30分待ちで並んでいた時のこと
前にいたオバサンが携帯でなにやらゴソゴソ話をしていた。
別に聞く気は無かったのだが、どうも買い物している友人に今からラーメン食べるところだからこいということらしい。
それから20分位経って俺の番まで後5人位になったとき、オバサンの友人が二人現れ、こっちっこっちと呼ぶオバサンの後ろ私の前へ何のためらいも無く割り込んできた。
あまりのずうずうしさに唖然としたが、どうにも腹の虫が収まらず
「非常識でしょう、割り込みは」と文句を言ったら
「最初から彼女たちの分も取っていたんです」
と並んでいたオバサンに平然と言い返されたれた。
それを見ていたオバサンの前に並んでいた20才位の学生さんらしき彼が、私を始めその後ろに並んでいた14・5人に向かって一言
「いやー久しぶりです皆さんの分取っておきましたから私の後ろへどうぞ」
それを聞いてオバサン達は「なんて白々しいことをするの」と学生さんに言ったら、後ろにいたリーマンが「そりゃあんたたちのことでしょ」で一同拍手
騒ぎを聞きつけたバイト君がオバサン達に決めの一言
「三人とも後ろへ並んでいただくか帰っていただくか決めてください」
オバサンたちはブツクサ文句を言いながら帰っていった。
残った皆は学生さんとバイト君に感謝の言葉を送った。

 

某イベントに参加したときの話

以前某イベントに参加したときの話。
皆バスツアー等で朝早くから集合し、入場にはありえない位の長蛇の列。
それでも少しずつ列は進んで、あと少しで入場出来るかな?と思った頃に突然カップルが自分の前に割り込もうとしてきた。
(行列に対して並列で歩いていて、頃合を見てさり気なく横入りしようとしていた)
「この辺でいいよね?」「ここから(列に)入っちゃおうか?」って会話をしていたので、元々割り込みする気だったんだなと判明。
なので、入ろうとした瞬間笑顔で「すみません、最後尾はあちらですよ?」と後ろを指して大きめな声で案内してあげたら、気まずそうな顔してどっかに行ってしまった。
正直1人2人横入りされたところで大勢に影響はないようなイベントなので、みんな長時間掛けて我慢して並んでいるのに気軽に横入りされることに腹が立った自分も心が狭いなと思ったが
周囲の人に「よく言った」と褒められたし、ちょっとスッとしました。

 

 

賑やかな所に遊びにいった

高校二年、当時仲がよかった男子二人と賑やかな所に遊びにいってた。

お店の行列に並んでた時、後ろにいた大学生の塊のリーダーっぽい男に私は肩掴まれ、無理矢理向き直された。
「音楽聴きながら歩いてんじゃねぇ(?)」と。
歩いてねーよ。

そのまま掴まれた首根っこゆらされた。
私は喉の風邪を引いててマスクをしており、ゆらされた反動で思いっきり咳込んだ。

げほげほ咳込む私、私の背をさする男子、近くの自販機で水を買ってくれた男子と私達は大学生を空気のようにガン無視。

当然ながら大学生お怒り。やがて水を口に含んだ私の胸倉をひっつかむ。
周りの大学生は、やれだやめてだと騒ぐ。
このあとはお分かりかと。
「ぶふー!!!」
私は口に含んだ水をそいつの顔にぶっかけた。

大学生、男子、周りが噴き出し、私は咳込んで苦しいながらもそれが面白く、水を再度口に含んでは咳込み顔にぶっかける。
→口に水を含む
→ぶっかける。
を五回くらい繰り返した。

んで呆然としていたリーダーだが、ハッとして私の耳にはまるそれを抜き取った。

イヤフォンのように線が繋がっていなく、リーダーまたもや呆然。
私、ようやく落ち着いて一言。
「それ、補聴器ですよw」

リーダー意気消沈。
周りにどや顔する私と
「なんか言うことあります?」
「こっちは言いたいこと山ほどあるんですけど」
男子がすかさず言い、大学生たじたじ。

そのあとリーダーが中々謝らなかったので、水を口に含もうとしたら謝られたwww
もったいないからぶっかけたけど。

帰り、リーダーと囃し立てた大学生の有り金せしめ、並んでいたお店のお菓子を買いまくった。
クラスメイトにも配るほど買ってやった。

私は元々耳が悪いが、補聴器があれば生活に支障はないのでその日もしてた。
リーダー友人いわく
「音楽聞いて歩くヤツを注意して好きな子の気を引きたかった」
んだって。
別の意味で引かれてたみたいだけど。
よかったねリーダー!

 

 

GPSロガーを付けて追跡

旦那の行動が怪しかったので車にGPSロガーを付けて追跡した。
あっさり浮気が発覚した。

毎週末同じホテルで女と会ってたので、次の週に車がホテルの駐車場にあることを確認し、自分も毎週足繁くそのホテルに通い、2週目に駐車している車を撮影。
3週目は女の身元を調べ、4週目は止まってる車の後部座席に乗り込んで待ち伏せしてやった。

ホテルから出てきて車に乗り込んだ瞬間、「楽しかった?」と話しかけたら2人とも鳩が豆鉄砲を食らった顔。

そのまま2人に慰謝料請求して離婚してやった。

 

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