【厳選】スカッとする話 まとめ – 全5話
1
今日の20:30頃、ジム帰りに住宅街を自転車で走っていた
そこは街灯や家の明かりで結構、夜でも道に何があるか、通行人の顔もはっきり分かる場所
すると道の真ん中で子猫が遊んでいた
鈴付きの首輪をしているので、どこかの飼い猫だろう
でも、道の真ん中は危ないので「端に行ってな」と声を掛けていた
そこに眩しい光が通り、振り向くと左右に3つずつライトが付いた車が走って来る
しかもかなりのスピードで一旦停止の線も無視
そのまま突っ込んで来るので、とっさに飛び込んで猫を抱いて反対に飛んだ
その時、偶然車に蹴りを一発入れていた
車はしばらくして停車し運転手が出て来たが、「車に傷付けるな!!」と怒鳴った
その言葉に久しぶりにキレた
「車と命とどっちが大事!?」
私の声は普段から高くよく通るが、この時は怒鳴り返してもいたので「何事?」と家々から人が出て来た
それに勇気をもらい
「大体、こんなに明るいのにどうして道に何があるか見えないの?それに車の方を心配するの?
猫じゃなくて人間の子供を轢きそうになっても同じこと言うの?
それに私、見てた。ものすごいスピードで走って来て、一旦停止も無視してたよね?」
それを聞いて住人は運転手の周りを取り囲んだ
実はここ、前にも事故があり、住人たちがかなり敏感な所
子猫は無事に飼い主に渡し、私は静かにその場を後にした
その後の事は知らない
子猫さえ無事ならそれでいい
2
夫が勤める義実家の会社の資材置き場が新幹線の駅の近くにある。
私はその一画を駐車場に借りている。
ある日から私の場所に見慣れない車が停まり始めた。
義実家は警察に連絡するも退かされない。
4日目には夫がキレて車の回りに足場を組んだ。
悪ノリした従業員が更にガチガチに固めて身動き取れず。車にさえ乗れない状態に。
2週間後に謝りに来た若夫婦。
警察にも「車にいたずらされた!」と通報したらしいが義実家が先に通報済みなので逆に怒られたそう。
若夫婦は海外旅行に行っていたってさ。
奥さんの「あれだけ広いんだからいいじゃないのー。世の中助け合いだしハート」が忘れられないw
もちろん「私はあなたに助けてもらった事も、これから助けてもらうつもりもありませんが?」と言っておいたら黙ったけど
結局、駐車料金1万×14日分と私の駐車料金2千円×14日分、足場の組み立て&解体代と手間賃をお支払
正規の駐車場に停めたら3万もかからなかったのに…ばかめ
3
東京駅から大阪駅までの高速バスを予約したら2Fの一番前の席だったんだ。
乗ったらいかにもキモヲタってのが座ってて、小さい三脚にビデオカメラセットして座ってる。
私の席ですよと言ったら撮影しなきゃならないから席を交換しろと。
たぶん話が通じないと思って、下に降りて運転士さんに告げたら一緒に来て移るように言ってくれた。
そしたらブチ切れて、10時に予約したのにとか席なんてどこでも同じだろとか言い出したので、
面倒だから座席変わってあげたんだ。
その後キモヲタがトイレ行ってる隙にビデオの電源をオフにした。
翌朝4時頃だろうか、前の方から叫びが聞こえた。
4
兄の子供(女10才)がすごいクソガキだった。
兄のことを「汚い」「触らないで」「喋りたくない」と毎日罵り、
母(子からしたら祖母)には「くせえんだよババア!」とげらげら笑いながら中指を立てる。
もちろん俺にも「低学歴の負け組w」とバカにする。
実際は兄も母もいつも小綺麗にしてるし、俺も普通クラスの大学を出ていた訳だけど。
ほとほと困り果てていた我が家だったが、なぜか義姉は子をほとんど諫めず、「やだー○○ちゃんたらー」と笑うだけ。
今から考えたらおかしいことだらけだった。
ある日、兄が子の機嫌を取ろうとあるキャラクターのぬいぐるみを買ってきた。
しかし子はそれを投げ捨て踏み潰し、
「アンタが買ったものなんて汚いからいらない!」
そして
「こういうのは本当のお父さんに買ってもらうからいらない!」
と言いだした
その発言で我が家は大混乱。
兄嫁は大慌てで子をひっぱたくし、兄は兄嫁に問い詰めるし、母はなぜか吐き出すし。
そのあと諸々あってわかったことは
- 娘は兄の子じゃない。結婚前から続いていた本命の子。
- 本命は30後半フリーターなので生活出来ない。兄は収入の良さで結婚した。
- なにも知らない兄がおかしくて(本当に言った)娘に悪口を吹き込んで言わせていた。
- 兄をいじめるのが楽しくて(本当にそう言った)ついつい調子に乗っていた
↑を聞いて兄激怒。
許してほしいと土下座する兄嫁を無視して相手と兄嫁を訴えた。
そしてびっくりする程の慰謝料を貰って離婚した。
兄嫁の親の金だと聞いた。
そういえば調停?が始まるちょっと前、家から兄嫁といっしょに追い出した娘が訪ねてきたことがある。
秋だったのに娘は薄汚れた半袖で、痩せてるけど顔だけパンパンになっていた。
実家に勘当された兄嫁はフリーター男の四畳半アパートしか行くところがなく、いろいろ切羽詰まっていたのだろう。
娘は兄にこう言った。
「今わたしとお母さんに謝ったらまたここに住んであげてもいいよ。あのぬいぐるみも貰ってあげる」
それを聞いた兄、今まで見たこともないような冷たい顔で娘を見下しながら、
「なんで他人の口が悪い子供と暮らさなきゃいけないんだ?本当のお父さんのところに帰れば?」と言って玄関を閉めてしまった。
最後に見た娘は唖然と突っ立っていた。いつも優しかった兄だからなんとかなると思ったんだろうな。
それから娘には一回も会っていない。
これが我が家に起きた最大の修羅場でした。
5
昔、安月給でさんざんこき使ってくれた上残業代を払わないと宣言してくれたお礼に、定期的に餌をやらないと自作のシステムが停止する仕掛けを作りこんだことがあったな。
残業代もでないのに残業するのは馬鹿らしいから、自分でシステム組んで、自分の業務の7割近くを圧縮。
結果、定時で毎日帰ることができるようになったんだが、どんどん仕事が舞い込んできた。
まぁ、それもどんどんそのシステムに組み込んでいったわけで、当初の仕事量の5倍近くまで膨れあがっても、俺はそれでも定時に帰っていた。
そしたら、周りの人間がいるのに定時で帰るとかなんとか抜かしはじめて、評定まで下げ始めたので、辞めさせていただきましたw もちろん、システムは別に作れと言われたものでもないし、仕事量を5倍こなしていたシステムをどうやら上司は当てにしていたようで。
俺がその会社を辞めることになって数ヵ月後、仕掛けが発動し俺の自作システム停止。
当然のように業務破綻。すぐに元上司が「何とかしてくれ!」と泣きついてきたが
「手でやれば早いんじゃないっすか?残業させてもコストゼロなんですしwww」
とすっとぼけたのも懐かしい思い出w
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