スカッとする話 まとめ Vol.22
タバコをポイ捨て
武勇伝かどうか分からないけど、スゲーの見たよ~。
見るからにDQNの男が、ジュース飲みながらパン食べながらタバコ吸ってて、
その後ろを私とOL風のシャキッとした綺麗な女性が歩いてた。
まずDQNが、食べ終わったパンの袋をポイ捨て。
風に吹かれてパンの袋が、女性の顔にパシッと当たった。
その瞬間、綺麗な顔が一瞬、般若になったのを私は見た。
女性はパンの袋を拾うと、DQNの後ろに近づいていって、
パーカーのフードにスッと入れた。その手付きたるや、DQNがまっったく気付かない。
次にDQNは火のついたタバコをポイ捨て。
女性はそれも拾って、フードの中に入れてしまった。
びっくりして女性を見たら、目が合った瞬間『ニヤッ』と口端を歪めて一瞬笑った…
しばらくそのまま歩いてて、DQNのフードから細く煙が出てきたのを見計らったように、
女性は小走りでDQNに近づいていって
「ちょっと!フードから煙が出てるよ!」
と、ジュースを奪い取ったと思ったら、フードの中にジャー。
DQNはフードの焦げとパンの袋を見て、??な顔をしてたが、
女性に「大丈夫?ヤケドしなかった?」
と天使の笑顔で顔を覗き込まれると、デレデレしながら
「だいじょぶっす!あーとうござーす!」などと言ってた。
最後にまた、女性がこちらを見て口端を歪めてニヤッと笑った。
迷惑駐車
ショッピングセンターの敷地内にある銀行の前の駐車場に、
DQNが2台ぶんの駐車スペースを使ってDQN仕様セダンを横向きに停めていた。
(わかりづらかったらゴメン)
迷惑だなーと思いつつもわたしは歩きだったので、特に気にしなかった。
銀行で用事をすませてから外に出たら、
横向きに停めたDQN車の前後をキッチリ挟むように、
正しく駐車スペースに停められたBMW×2。
挟まれた車を前に、ポッカーンとしてるDQNとその彼女。前後とも、間隔がメチャクチャ狭い。
切り返しても多分、車をBMWにぶつけずには出られそうにない。
小一時間、ショッピングセンターの本屋とミスドで時間つぶしてから再度そこを通ったら、
BMWはまだ停まってた。
DQNカップルはとりあえず車の中で呆然としてた。
金が入ってない
大学のとき、研究室のメンバーで飲みに行った。教官がおごってくれたのだが
店を出て少しして、教官が財布を置き忘れたと言い出した。
友人Aが取りに行くと言い、俺もついでにトイレに行こうと思って一緒に店に戻った。
財布はレジカウンターのわきにあったとかで、店員が預かってくれていた。
一応中身を確認したら10万ちょっと入っていた。
その後財布をAに預け、トイレに行き、皆のところに戻った。
Aは教官に財布を返し、教官が中身をあらためたら…金が入ってない。
Aはしれっと「あちゃー先生、中身を泥棒に抜かれたあとだったみたいですね」
なんて言いながら俺に目くばせ。
そこで俺も「あちゃー、本当だ。俺らが店員から受け取ったときは確かに
10万ほど入ってたんですけどね、ここまで持ってくる間に泥棒が出たみたいですね」
と言ってやった。
Aは全員に吊るし上げにされ、冗談のつもりだったと泣く泣く金を返した。
見てんじゃねーよ!
駅の登り階段を歩いていたら、
前を歩いていた女子高生が
「見てんじゃねーよ!ったくウッゼー!!」と聞えよがしに言ってきた。
(へ?)と思ってふと顔を見上げたら
デブでプリーツスカートが広がっちゃってる程のふっとい足、しかも太もも脂肪でデコボコ、
おまけに汚ねえ吹き出物だらけ、
さらに顔は劇団ひとりの顔をボコボコにふくらました様な顔にギャルメイクの女が
カバンで尻を隠しながら、チラチラこっちを振り返ってて目があったら睨んできた。
連れのデブス、こっちは藤波辰巳そっくりも
「チョー最悪なんっすけどwwクソ親父死ねよwww」とか言ってる。
更に調子こいて二人で「駅員に突き出しちゃう?w」
「いいねーwwwムカつくよねーwwww」
「この人痴漢でーすみたいなwwww」とか何とか。
こっちは一人だったんで、むかつきながらもなんとも言えずイライラしていたら
いきなり後ろから
「つーかあんな汚ねえ上にふってぇ足なんてぜってぇ見ねえってwwww」
「自意識過剰もいい加減にしろっつーのブスの癖にやーwwwww」
「うっわ汚ねえwwニキビブツブツwww視界に入るなやwwww」
「ブスデブつえーーwwどんだけ自分に自信あるんだよwwww」
「俺あの足見ちゃったんだけど、慰謝料請求していい?www」
「しろってwww何百万かとれるwww俺も取りてぇwwww」
「つーかああいうブスデブはスカート履くなって法律作った方がいくね?ww」
振り返ったらギャル男っぽいのが3人でゲラゲラ笑ってた。
デブスどもは「何なのー!?」とか言いつつ真っ赤になってさっさと逃げて行った。
振り返って彼らに「ありがと、すっきりしたw」ってお礼を言ったら
「マジ災難だったっすねー」
「きもかったっすねーwwwww」とか笑ってた。
俺も大笑いした。
俺の土地
うちの親父が商売やってた頃の話思い出したわ。10年ほど前、
北海道のローカルな町にうちの実家はあった。
田舎とはいえ一応一級国道(2ケタ番台)沿いなんで、それなりに商売はうまくいっていた。
駐車場は30台分くらいあって、国道側に二箇所ある出入り口が道路に対して
垂直じゃなくゆるい角度だから、大型車も出入りが容易。
店舗に隣接して家があり、通常であれば夜は駐車場にチェーンをはる。
ただし冬は、国道をひっきりなしに除雪車が通るので、
その関係で駐車場出入り口にチェーンははらない。
で、うちの向かいにちょっとした工場があって、そこはトラックが頻繁に出入りするところ。
その一部に図々しいのがいて、
うちの駐車場が混んでない時は無断でUターンとか待機とかに使ってやがる。
それでもお向かいさんのところだからということで、
親父は少々のことには目を瞑っていたんだが、
だんだんエスカレートして、冬はチェーンはらないのを良いことに、
翌朝の朝イチに備えて一晩中停めて仮眠する輩まで現れた。
いくら一級国道沿いとはいえ、夜は交通量少ないから本来はすんげえ静かなんだよ。
そんな状況で一晩中トラックのアイドリング鳴らされたら、うるさくて眠れない。
頭にきた親父だがドライバーに苦情を言っても、翌朝向かいの事務所に行ってもまるでダメ。
向かいの会社は東京に本社がある一流企業なのだが、そこの支店長が完全にDQNだったわけ。
これで親父は完全にブチ切れ、策を練った。
ある日の夜、またいつものようにトラックが無断で駐車していた。
アイドリングしながらドライバーが熟睡していることを確認した。
そして親父は、トラックの周囲全てを除雪車、フォークリフト、会社の車等々で囲み、
しかもトラックとわずか数十センチにビタ付けしたwww
翌朝、血相変えてトラックのドライバーが自宅にやってきた。第一声が、「トラックが出れねえだろ、どけろ!」だ。親父は、
「俺の土地に俺の車をどこに停めようと俺の自由だ!お前に文句言われる筋合いはない!」と一掃。
数分後、そのドライバーは向かいの支店長を連れてきたが、その支店長の態度もまるでなってない。親父は、
「前からあんたにも苦情を言ってきたのに一向に改善されない!お前じゃ話にならない!
このことをお前の東京本社に伝えて、お前の会社の社長の直筆と捺印で詫び状をよこせ!FAXでいいけど後で書留で郵送しろ!」
支店長大慌て。「そんなことしてたら、朝の出荷に間に合わなくなっちゃう・・・」でも親父は、
「うるさい!お前が俺の苦情を一切聞かなかったんだから、俺もお前の話につきあう必要なんかねえ!お前の社長の詫び状持って来い!」
小一時間後、詫び状のFAXが親父に届けられた(後日、原本が郵送された)。
その数日後、例の支店長はどっかに左遷させられたと風の噂で聞いたw
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