『花見帰りの奴らがうちにゴミを捨てていく』など短編5話 – スカッとする話

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

住人用駐車場で

近所のDQN一家が迷惑行為や騒音乱発、住人用駐車場ではそこのDQN小学生が他人の車にぶつかりまくりながら滑る靴(ローラーシューズだっけか)で遊ぶ管理会社や警察や注意など何の役にも立たなかった。

ある日、何かが切れて、ワインレッドのフードワンピースを着てフードをかぶり、ストールをあちこち巻きつけ、小悪魔アゲハみたいな特殊メイク並厚化粧をして突撃した。

ポーションの瓶数本に水入れて撒きながらDQN子供の周りをグルグル歩くテンション上がってきたのでバイオ4の怪僧を意識して、「ゴヘンローゴヘンローモリネズミーモリネズミー」と呟きながらさらにグルグル。

駐車場で洗車中(それもそもそも禁止)のDQN父&DQN車にも水を撒きゴヘンローモリネズミー子供を見ながら、うんこ座りで喫煙中のDQN母のタバコを「マタロー!」と叫びながらポーション水で消火。

子供は泣きすぎて吐くわ漏らすわ、怒った夫婦が詰め寄ってきたが、「あなたたちには悪い憑き物がついていて云々、私が祓ってあげようと云々」とひたすら電波キチのふりをしたら逃げていった。

DQN一家は引っ越していったが私も引っ越した

 

 

代わりにタバコ買って

元旦の夜中にコンビニの駐車場でガキに声かけられた。

ガキ「うちの人に頼まれたんですけど、代わりにタバコ買って来てもらえないッスか?」

俺「買ってやるが代行料は一箱千円な。文句あんならてめぇの親に自分で買いに行けって言ってやるから家に電話しろ。お前が吸うためなら正直に言え。」

ガキ「あ、本当は俺が吸うんス。」

俺「未成年の喫煙は禁止だろ。その手伝いは出来ない。」

ガキ「んあぁ??おっさん舐めんなよ!」

俺「お前こそ大人舐めんなよ!」

こんなやりとりをしてたらガキは「バーカ!」と捨て台詞を吐いて頭の悪そうなスクーターで走り去ったが、道路に出る時に段差にタイヤをとられ転倒してた。

自慢のスクーターは大破してた。
今年の初笑いだった。

 

花見帰りの奴らがうちにゴミを捨てていく

近所にでかい桜があって、うちの土地の前が通り道。
毎年花見帰りの奴らがうちにゴミを捨てていくから、今年からちっちゃいお地蔵さんを置いてみた。

ゴミが綺麗さっぱりなくなった。
子供が拝むからか、何人か外国人観光客が行き帰りに拝んでいた。
週の頭には、誰がしてくれたのか、赤いちゃんちゃんこが着せてあった。
それからは、お願い事の名刺がお地蔵さんの前に置かれるようになった。
とうとう今日は近所のおばあちゃんがお花をお供え。

2000円のお地蔵さんが、俺の知らない間にどんどん出世していっている。
悔しいから、お地蔵さんの待機場所を雨よけのトタン屋根から木造のインチキお社に改造してやった。

 

 

自宅で託児所を経営している

自宅で託児所を経営しているが、受託料を払わない家庭がある。
奥さんは保険の外交員で旦那は大工(開店休業状態)。
払わないくせに「保険加入してくれない?ノルマきついのよ」
とド厚かましい。
電話で「分割でもいいので少しずつでも払ってもらえないでしょうか。困るんです」
と譲歩しても「お金ないし、困るのはそっちの都合でしょ(プ」みたいな反応。

何度も電話かけてるうちに相手の旦那がでてきて
「金ないっていってるだろーが!何だ、アレか?人殺してでも金作って来いっていうんか?」
とメチャクチャな恫喝かまされてさすがにもうダメかもなと諦めかけてたら、私の主人が
「奥さんに『保険入るから』と言って見積もりもって来させろ」
と言い出した。(主人はサラリーマン)

生命保険3,500万と特約てんこもりにして月の支払い22,000円の契約書を奥さんが嬉々として持ってきたので、主人が即契約した。
奥さんが「じゃあ一回目の支払いを今いいですか」というので、
「受託料の未払いが75,000円あるそうじゃないですか。そこから出しといてください」
と言い放った。絶句してたがもうハンコ押してあるので手遅れ。

しかもそれを3ヶ月続けたあとで「解約する」と主人が言い出した。
知ってる人は知ってると思うが、短期で解約されると保険の外交員はペナルティがあるらしい。
「それは絶対に困る」とアセりだしたので、待ってましたとばかりに
「困るのはそっちの都合でしょ。あ、あと受託料9,000円残ってますからね」
と言ってくれた。胸がすーっとした。DQN返しでも構わない。主人に感謝。

 

 

中学時代にイジメにあってた

中学時代にイジメにあってた。
あってはいたんだけど、一切気にせずシカトしてたんだ。
相手は頭は悪いけど運動はできる奴でスポーツ特待で、皆より早く進学先が決まってた。
そのタイミングで今までにされたイジメの証拠(破かれたジャージ、上履き、ボロボロのカバンの写真)を教師に提出。

ファビョって俺を呼び出すDQN。
適度にボコられた後に警察へ直行。
学校で教師数人とDQN親、DQN、俺、俺親で話し合い。

教師に「なんで、もっと早く相談しなかったんだ」と問われ。
「目の前でイジメられてるのに止めない人に相談してもしょうがないでしょ?」と答え教師しどろもどろ。
DQNに対して「別に、僕も○○のことは、はなっから見下してるし」
「明らかにランク下の生き物相手にムキになるのも大人気ないでしょ?」っと言い。

教頭からDQNの進学取り消しの話が出た後で
「くだらないことに時間を費やさなければ、もうちょっとマシな人生歩めたのにねw」
と追い討ちをかけて帰ってきた。

親には心配かけてゴメンってことと、一生懸命働いて買ってくれた物を
あんな馬鹿に壊されてゴメンってことを泣きながら伝えた。

 

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