『私の彼氏は背が低い』など全5話 – スカッとする話 短編 – 傑作選【因果応報・復讐・武勇伝】

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

私の彼氏は背が低い

私の彼氏は背が低い
でもそんなことは気にならない
小さくても力持ちだし、料理好きで美味しい
それに趣味のスポーツをしている姿がカッコいい

そんな彼氏をバカにする同僚がいた
休みの日に一緒にいたところを見かけたらしい
自分より背の低い男とかありえない
奇形でしょキモい
背が小さいならあっちも小さいでしょ
と下品なことまで言ってきた
彼氏をバカにされたのは腹が立ったけど聞き流してた

ある日、仕事終わりに呑みに誘われた
けど、その日は彼氏と約束があるからって断った
そしたら彼氏を見たいと言われたので
会社近くのコンビニに迎えに来てくれると伝えたのを聞かれたのか
バカ同僚が違う部署の彼氏を連れて「奇形の彼氏が見れると聞いて来ましたぁチィースwww」勝手にとついてきた

正直殴り飛ばそうかと思ったけど思い止まった
少し経つといつもの彼氏の愛馬の排気音が聞こえてきた
愛馬から降りた彼氏はあれ?って顔をしたから
貴方を見たいってついてきたのって伝えて紹介した

皆、背が低いんですねぇと口揃えて言う中
バカカップルが「やっぱ奇形じゃんww
こんなチビじゃいざって時私さん守れないでしょww」
と腹抱えて笑っていた

他の皆は失礼でしょと言ってくれたから良いけど
もうイライラMAX飛びかかろうとした時
彼氏「初めまして私の彼氏の○○と申します。今後ともよろしくお願いします」
と言ってバカ男に握手を求めた

バカ男「あーww俺は部署違いますけどバカ男といいますwwwよろしくwww」
と言って握手に応じたが一瞬で苦悶の表情を浮かべて叫んだ

彼氏「さっきから人の容姿バカにしやがって
どういう教育されたらこんなバカになるんだ?」とバカ男の手を握り潰しながら言った

バカ男はあ″あ″あ″あ″あ″とか叫んでたけど彼氏は放さないし逃げれるわけがない
だって彼氏の握力90kg超えてる
背は160しかないけど現役柔道家で体重65kgの体脂肪率一桁の筋肉の塊
その辺のチャラ男が勝てるかバーカ

満足したのか手を放した彼氏は他の皆と雑談しはじめた
バカ2人はいつの間にか居なくなってた

雑談の時、筋肉が凄いと言ったら
女の子にペタペタ触られて鼻の下伸ばしてたけど許してやろう
まぁそんな事があったため
バカ女は毛嫌われ
バカ男は喧嘩売って返り討ちにあったバカと噂され
2人とも退職した

今日も彼氏はプライドなのか
台を使わずに棚の上の物と格闘してる(可愛い

 

 

近所の養護学校と無理やり交流をさせられてた

もうずいぶん前の話。

私が中一くらいの頃、近所の養護学校と無理やり交流をさせられてた。
今で言う人権派()の人が市長だか教育長だかになったらしく、定期的に普通学級にガイジを送り込んできてた。

通常は1学年にガイジ1人+サポート1人だったが、なぜが私の学年だけガイジ2人+サポート1人だった。
しかもガイジをバラすと被害も2倍になるって事で、1クラスに2人とも送り込まれた(もちろん私のクラス・・・

そして送り込まれてきた2人を見たクラスのみんなは心が一つになった。
「(女版)喪黒福造とサンシャインだ!」と。
とにかくゴツくてでかかった。

中一くらいだとまだ男子より女子のほうが大きい事があるけど、
こいつらは学年で1,2を争う体格で男子は完全にビビッてた。
で、サポートが一人だとこいつらを抑えきれないって事でお世話係りを決める事に。

完全にババ抜き状態で、でも一応こいつらは女って事で女子から選ばれる事になったのだが、
もちろんそんな事やりたいやつは一人も居ない。
そんなこんなで選ばれてしまったのが私だった。

当時の私はガチの競泳選手(池江瑠花子ちゃんを想像してください、顔以外・・・)で、
こいつらに体格で対抗できそうなのが他に居なかったのが理由。

でも私は練習が忙しくてこいつらの相手なんかしてられなかったので、
気がつくと喪黒とサンシャインはヤリタイ放題で学級崩壊寸前だった。

もちろん抗議はしたが人権派()の頭お花畑どもは何の対策もしてくれず、
逆に教師や私達にやつらを自由にさせろと脅しをかけてくるしまつ。

そんなある日に事件がおこった。
なんと喪黒とサンシャインが2人して同クラスのA君(小動物系イケメン)を押し倒した。
合わせて0.2トンはあっただろう2人に襲われたA君は手首と肋骨を骨折して救急搬送、
そしてさらに荒ぶる喪黒とサンシャイン。
駆けつけたサポートの人もぶっ飛ばし、クラスは完全に猛獣の檻状態だった。

そんななか、友達のBちゃん(ちびっこ)が無表情で奴等のもとへ。
ヤバイと思った私は周りの子達と机や椅子をどかしてスペースを作ってあげた。

それをまっていたかの様にBちゃんはまず喪黒を両足タックルでひっくり返し、
その勢いのままサンシャインの背中に飛びついて襟を絞め上げて失神させ、倒れている喪黒の上に引き摺り倒した。
で、その後動けない喪黒もしっかりと絞め落とした。

時間にして30秒もかかってない、いわゆる秒殺ってやつで、彼女は一躍クラスのヒーロー?ヒロイン?なった。
もちろん彼女はただのちびっ子じゃなくて、小学生男女混合の全国大会で優勝経験ありのアスリート。
実はこっそりBちゃんとA君はつきあってて、明らかに仕返し的な行動なのを私はわかってたけど黙ってた。

そのから喪黒とサンシャインはBちゃんを見ると怯えるようになり、
期間が残ってるのに学校に来なくなってクラスは平穏を取り戻した。

そんな話をスーパーイケメンに成長したA君とBちゃんの結婚式2次会で暴露して、
Bちゃんに絞められた私はいまだにアスリート喪女・・・

 

女性社員にまあまあ美人な人がいた

スカッというほどでもないが。
女性社員に“褒められて一応照れるフリはするが影では少し年上同世代年下の女をイビりまくりイジりまくり”の、
まあまあ美人な人がいた。
私には10回殴って腫れた顔のぱるるだがw

先日中の上美人が「虫みたいな顔w」と年下女性社員をイジってた。
アラフォーおばちゃんの私は女性同士のイビり合いには不参加。
沈黙はプラチナ。

給湯室でいつものようにおばちゃん社員とお婆さんパートさんにに褒められてる中の上美人。
横には年下女性社員。

私も同意を求められたが、
「すみません、うちの義妹が福岡出身でエビちゃんレベルの可愛い子なんで、私の判断基準は皆さんと違うと思んですよね~~~~!」
※実話です。義妹マジで可愛い性格も良い。

腫れたぱるるが引きつった顔w
年下女性社員、こないだはいちごポッキーの差し入れありがとう!

 

 

職場の30代の自称女子

職場の30代の自称女子
趣味は女子力(笑)アップ
天然キャラを装っていつもミャハッ☆とか口に出して言ってる

仕事せずに女子力(笑)を鍛えたりするもんだから周り皆迷惑だった
長い付け爪でちょっとした水仕事や力仕事もしない
箸より重いものは持たないと自称してるほど

ある日職場の人がダックスを飼い始めたと写真を見せてくれた
そしたら例の女子力が「あたしってぇ、ダックスに似てるって言われるんですよねぇ。この保護欲かきたてられるあたりとかぁ」と言い出した

それに対し、4月から入社の新人が一言
「あー、確かに似てますね!顔が長くて足が短くて童顔長いあたりとか」
周り爆笑の嵐だった

 

 

ここまで馬鹿にされたのが腹に据えかねる

一流企業勤めのAさんは、身長167センチ、
ショートヘアと黒いスーツの似合う細身の美女。

20代の時、結婚したけれど、共稼ぎだというのにバカ夫が、家庭板でおなじみのパターン
「妻は金遣いが荒く家事を何もしないで家が汚部屋に」と嘘八百を並べて浮気。

Aさんは別れたがったが、Aさんの収入を当てにしているバカ夫が離婚を拒否、
調停も不調で裁判へ。
さすがに裁判では離婚が認められた。

裁判官がAさんとバカ夫に「お互いに、最後に言いたいことはありますか」と訊くと、
バカ夫は涙目で沈黙するだけだったけど、
Aさんは「ここまで馬鹿にされたのが腹に据えかねる。夫を一発殴らせてほしい」と裁判官に訴えた。
女性だから大したことにならないと思ったのか、裁判官はそれを許可。

Aさんはふだんから愛用している黒いピンヒールを脱ぎ、
それでバカの頭をパッカーン。
裁判官をはじめとする周りの皆さん、全員「ブッ…」と吹き出した。

何がすごいって、これ、60年近く前の話。
Aさんは祖母の親友。
その頃は会社での女性の地位は今とは考えられないほど低く、
一流企業に勤めてたって男の補助作業しか与えられず、
30歳前には「寿退社して、若い可愛い新入社員に『職場の花』の地位をゆずれ」と
圧力をかけられるなかで、出しゃばりだの図々しいだの言われながら
結婚しても離婚しても辞めず、セクハラには先のピンヒール攻撃で対抗、
管理職になって、見事定年まで勤め上げた。

言い寄る男は一杯いたし恋もしたらしいけど、結局再婚はしなかった。
今は高級老人ホームで悠々自適だけど、老人ホームに入るきっかけが
60代の時、ピンヒールを履いていたら階段で転び、けがは大したことはなかったものの、
「もう女じゃなくて老人なんだわ」と思ったからだそうだ。

時々祖母のところに、有名店のお高いケーキとか持って遊びに来てくれて、
私も可愛がってもらってるけど、シャキッとしてカッコいいバーサンだ。

 

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