『俺はまだこの静寂に慣れません』など短編5話 – ロミオメール体験談

短編5話 - ロミオメール体験談

 

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ロミオメール体験談【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

 

1

ちょっwwwwwwwwwww
ロミオ短冊見wつwけwたwwwwww
しかも2つwwwwwwwツッコミ短冊もくっついてたwwww晒すよwwwww誤字は訂正しないよwwwwwww
そのまま投下wwwwwwwwwwwwwwwww

No1
A(おそらく嫁)が自分のことを反省して俺とB(おそらくプリン)の中を認めてくれますように
B(ry)がもっと稼げるようになってほしい。
↓ツッコミ短冊
ふはwwwww紐かよっwwwww
Aさん逃げてーっ。
Aさんが屑と縁切れて良い縁がありますように。
書いた人が生殖能力なくなりますように。
みんな辛辣wwwwwww

No2
元カノが前カノと三人で付き合ってくれますように
↓ツッコミ短冊
ねーよ
書いた人が生殖能力なくなりますように。(こいつまた書いてるwww)
気持ち悪いので女性に嫌われますように。
ち◯こがもげますように。
誰もいないところでひっそりと事故にあいますように。
男の頭が早くに禿げ上がって嘲笑されるようにしてほしい。
こっちのが辛辣wwwwwwwwwww
ツッコミ短冊が20枚くらいあったから目について覚えてたやつだけ書いたよwwwwww
織姫も彦星もこんな願いかけられるとか可哀想なやつらwwwwっwwwww

 

 

2

お茶請けに、元夫からのロミメを少しだけ投下します。
最初のほうのロミメ↓
(私)へ
君がいなくなってから2ヶ月たったけど、俺はまだこの静寂に慣れません
君の寝息を子守唄に眠っていたあの頃が懐かしい
僕らの関係に、法律は果たして介入する必要があるのだろうか?
縁があって生活をともにするようになった僕らの関係を、たった一枚の紙切れで
壊してしまうのは愚かなことではないでしょうか?
最近、僕は自分の人生を考えてしまいます
父の言いなりに進学し、就職し、母の言いなりで入籍しなかった
僕の人生って、いったい誰のものなんだろうね?
君だけが僕の人生でたった一つ、僕が自分の意思で選び取った宝物でした
君のいない人生に、意味はあるのだろうか
これからは自分のために生きてみたい
どうか、お願いだから戻ってきてください

直近(七夕)にきたメール
(私)へ
そちらの夜は晴れたかな
こちらは晴れず、あいにくの雨でした
織姫と彦星はまた会えなかったんだね
まるで僕らのようだと思いませんか?
こんな日は、君の好きだった西●カナの歌がしみています
会いたくて会えなくて・・・本当につらいね
雨音を子守唄に眠るのはもう疲れました
雨粒は僕と君の涙を映してるんだね
ああ、君の手で頭をなでてもらいたい
そしてそのまま2人で夢の世界に落ちていきたい
君を縛っているすべてのものを捨ててきてほしい
今ならもう何のしがらみもありません
さあ、僕たちは自由です

一応捕捉というツッコミ。
>君の寝息を子守唄に眠っていたあの頃が懐かしい
→共働きなのに私が家事すべてを担当していたので、元夫よりも先に眠ることはまずなかった
>僕の人生って、いったい誰のものなんだろうね?
→あなたのものです
>そちらの夜は晴れたかな
>こちらは晴れず、あいにくの雨でした
→互いの現住所が車で1時間以内の距離なので、ほぼ天気は同じ
>君の好きだった西●カナの歌がしみています
→好きだったのは元夫。私は特に興味なし
>今ならもう何のしがらみもありません
→義母が末期癌のためにホスピスに入院しているらしい
ちなみに元夫からのロミメはきっちり2ヶ月に1回、奇数月の7日~10日くらいに届きます。
その日付にどういう意味があるのか不明。
7日といえば私の給料日なんだけど・・・まさかな。

3

学生の時に病気で子宮全摘出。
その後、大学で出会った男性がそれを受け入れてくれて20代で結婚。
約一年後「やっぱり血のつながった子供が欲しい」と言われ離婚。
元夫はすぐに再婚し、すぐに子持ちになったようだった。
もしかしたら離婚前から交際していた相手かもしれないけど、どうでもよかった。
で、昨年、私も別の男性と再婚した。
元夫からパソコン打ちのロミオ手紙が職場に届いた。
(原文では「君」に私の名前が入っています)
———————————-
君が再婚したと聞いて驚きました。
実は、俺にはちょっとした計画がありました。
もっと早くに話しておくべきでした。
子供たちが社会人になったら今の妻とは別れて、君と結婚生活をやり直そうと思っていたんです。
お互い嫌いになって別れたわけではないのだし、君はきっと待っているだろうと思っていました。
同じ気持ちでいると信じて、疑いもしていませんでした。
一瞬、裏切りだと思ってしまったことを正直に告白して、謝罪します。申し訳ない。
ショックを受けましたが、計画を伝えていなかった自分のミスです。
今は恨む気持ちはまったくありません。
それに、考え直しました。まだ若い君をずっと一人にしておくことの方が残酷ですよね。
俺は今は君のそばにいることはできません。なら、君を別の男に預けるのもいいと思ったのです。
勝手に預けてしまって旦那さんには申し訳ないけど(笑)
子供たちは順調にいけばあと20年ほどで二人とも社会人になります。
その間、女を磨いて待っていてください(笑) なんてね。ありのままでもいいよ。
もともと俺は、ありのままの君を受け入れたんだから。
でも、できればスレンダーなままがいいな。
グラタンもなかなかおいしかったので、料理の腕も上がってるといいな。
いい歳になってるから、和食だとなお良し(笑)
俺も、君が惚れ直すような男になっておくよ。
アレも磨いておくよ(爆)
20年待てないようだったら、いつでも連絡ください。
すぐに一緒にはなれないけど、たまに会って昔のように語り合うことはできます。
そのあとは、来たるべき再再婚に向けて予行演習も……!?(爆)
———————————–
「やだ、なにこれ怖い。キモイ」と、デスク近隣の人で回し読み → 現夫に相談 → コピーとる
手紙の現物は、回し読みの中に私と元夫共通の先輩がいて「説教ついでにつき返してくる」と言って
引き受けてくれた上に、「いかなる接触も図りません」と一筆取ってきてくれました。
それにしても「(爆)」って懐かしいな。

 

 

4

ロミオメールじゃなくて、ロミオ宅配便。
浮気されたので元彼と別れ、元彼の荷物(パジャマとか)を元彼家に送った。
その後なぜか元彼からも荷物が来た。
品名は「愛と未練の狭間」。
受け取り拒否した。

 

 

5

6年付き合った彼氏と別れた。
趣味はカードゲームで話題は専らその事ばかりという香ばしい人だったけど、当時の私は『少年の心を忘れない!カワイイ!』と思ってた。
勉強はものすごく出来るのに、落ち込んでる人にテンプレのように
「もっと頑張らなくっちゃ!」
と激励するような人の心情にやや疎いところもスルーしてた。
別れるきっかけはまだ学生のときに行為中、
「(避妊具)つけてる」
などと言いながら手元もモノも見ていない。目を閉じてる。
上からのしかかられてて確認のしようがなく、嫌な予感がした私が
「ねぇほんとにつけてる!?」
と聞いたのに、やっぱり外れてた。そのまま出された。
「どうしよう」としか言わなくなった元彼をほっぽりだして出ていき、学生だった私は持ち合わせがなくて恥を忍んで親にお金を借りてアフターピルを処方してもらった。
望まない妊娠はしなかった。でも迷惑かけて、恥ずかしくて情けなくて、申し訳なかった。
元彼からは連絡も何もなかった。例の件からひと月後、
「これで…」
と二万渡された。堕胎費用ということらしい。
なんかおかしい、別れようかな…と思って母に相談したら、「アンタみたいなブスもらってくれる人他にいないんだから、それしき耐えなさい」と言われ、馬鹿な私は自分で考えずにそれを聞き入れてズルズル付き合い続けた。
それから3年後、私が社会人になってから父が病気で倒れた。
治療の副作用でどんどん弱り、身の回りのことをしていた母も心労で仕事を辞めた。兄弟はまだ小さいので、働いているのは私だけになった。
そのうち仕事のストレスで食べ物を受け付けなくなり、家では言えないので元彼に話したら、いつも通り
「お前が頑張らなくっちゃ!家族を支えるんだぞ!」
と返ってきた。
しかし元彼にしては珍しく、気分転換に出かけようと言うのでついてった。
それが間違いで、「服買うから待ってて」と行った彼氏は二時間待っても帰ってこない。
たまの休みになんでこんなこと、と思ってたらメールが来た。
「ごめーん!あと少しだから♪」
それを見た途端、全てがどうでも良くなった。その場で帰った。
家に着いたら元彼から、途中で帰ったことを咎めるメールが来ていた。
それを読んでいたら『そういえば前にも、私が貧血で途中解散したときに同じようなメールを寄越したな』などなど、今までスルーしてたエピソードがごろごろ出て来た。
そのまま連絡を断って数カ月、父もすこし持ち直し、母も落ち着いた。わたしも余裕ができたので電話で説明し、別れを切り出した。
そうしたら「そんなの別れる理由にならない!!!」と泣く、ごねるで話にならない。
そのまままた数カ月、いつも通り私が謝ってくるだろうと思っていた元彼はやっと私が本気だと知ったようで、別れることができた。
ホッとしていたのに、一ヶ月も立たずまた「よっ!元気に頑張ってるか?俺は楽しく過ごしてるぜっ!」っと連絡が来たのでブロックして厄落としにカキコ。

 

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