短編 – 本当にやった復讐 修羅場編【46】
ギターを盗まれかけた
まとめるのが下手なので読みにくかったら申し訳ない。
当方、趣味で定期的に弾き語りライブをやってる男。
先週の日曜日に午後からライブをする予定があったので、午前中にSCの中にある楽器屋に弦やらピックやらを買いに行った時の話。
楽器屋での買い物を終えて、昼食を取ろうとフードコートへ行った。
机の横にギターの入ったケースを置いて昼食を取り食器を片付けようと、席を立った隙にギターを泥親子に持っていかれた。
すぐに気づいて泥親子を追いかけて
「すいません、それ自分のなんですが」
と声をかけたら
泥親が「は?これは息子のです」
高校生くらいの泥息子が「俺のだけど何?」
と返してきてポカーンとしてると歩き去っていこうとしたので、おいおいと思いながら泥親の肩を掴んだ。
そうしたら案の定「ドロボー!助けて!」と叫ばれ近くにいた店員&警備の方が飛んできて泥親子から離され事務所に連れて行かれた。
事務所に向かう最中に
「なんで私達まで」
「せっかくの日曜日なのに」
など喚いていた。
事務所について状況説明を求められ、泥親が
「この男が息子のギターを盗もうとした」
泥息子が「俺のギターを盗もうとした」と説明。
自分は「このギターは自分の物で席を立った隙に持っていかれ声をかけたら叫ばれた」と説明。
説明を聞いた警備の方に
「このギターが貴方の物という証拠はありますか?」
と聞かれたので、そのギターは学生時代の友達がギタークラフトの専門学校在学中に自分の為に作ってくれた物でギターのネックに自分の名前が彫られているので、ケースの中を見て確認して欲しいとお願いした。
それで警備の方が
「確認させて貰っていいですか」
泥親子に聞いたら
「嘘に決まってる」
「作り話をするな」
「私達を信じないのか」
「これはヤ○ハのギターだ」
「俺のだから確認する必要はない」
と喚いたので警備の方が
「作り話だと思うなら確認してハッキリさせましょうよ」
と説得してくれ渋々差し出した。
それで中身を確認するとヤ○ハなどのメーカー名は一切なく、ネックにローマ字で名前が入ったギターが出てきたので免許証を出して名前を確認してもらった。
そうしたら今度は
「これは息子の名前だ」だの「俺が作ったギターだ」と訳の分からない事を言い始めたが警備の方が自分を信じてくれたようで
「これは貴方のですね」
と、ギターを返してくれた。
返して貰った後も色々と喚いていたが警備の方が叱ってくれて、午後から予定があり急ぎだったので事情を説明して、泥親子の事はお店の方にお任せしてSCを後にした。
じいちゃんが生き返った
朝早くに母方の実家からじいさんの訃報。
寝床で寝たまま逝ってたらしい。
取りあえず家族で実家に向かう。
その間に実家では医者による死亡確認終了。
到着と同時に通夜の準備をはじめた。じいちゃん死んじゃったのか・・・とか思いながら忙しく台所で母を手伝ってたら後ろからじいさんが
「お、Kちゃん(俺)きたんか。久しぶりやんけ」
と俺に声をかけてきた。
マジで時が止まったね。
そして数秒後とどろく悲鳴w
実家にいた親族全員が集まっては叫んでた。
んでまぁ何がなんだかよくわからんけど死んだはずなのに復活したんでめでたいって事でタイの御頭食って親族集まっちゃったんで宴会ですよ。
じいさんも大ハッスル。
そして翌朝じいさん逝った。
宴会しに生き返っただけみたいだった。
太ってていじめられていた
俺も中学生の頃太ってていじめられてて、毎日サンドバッグのように小突かれて、今じゃ大した事無かったなって思うけど当時はそれが嫌で嫌で死にたくなるほど悩んでいました。
もう自殺するか殺すしかないって思うぐらいまいってしまっていて、憂鬱な気持ちで投稿しようとする俺にとうとう父親が
「お前が一人でどうにかしようとするなら俺は何も言わないが、一人でどうしようもなくなったら俺に相談しろ」
と言ってきて我慢できなくなって泣きながら打ち明けました。
もうどうすればいいかわからないと泣く俺に、父親はどこからもってきたのか小さい木刀を手渡して
「やっちまえ、責任は俺がとってやる」
と言われて復讐を決意しました。
この勢いで決意が揺らがないうちにやるしかないとギラギラしていたので、朝学校に登校して俺をいじめていた3人いがいっつもたまっている空き教室に向かった。
空き教室に入ると、3人が居て私に気がついてヘラヘラしながら近づいてきたので、父親に頭だけは殴ってはいけないと言われたのを思い出し鎖骨あたりを思い切り殴りました。
殴った相手はその場にうずくまって、泣きながらうめき声をあげていました。
とうとうやってやったというなんともいえない興奮と、やってしまったという罪悪感で頭がおかしくなりそうでした。
でももう後に引けなかったので、ヤケクソになって木刀を握った手で叫びながらポカンとしてる2人目の鼻を思い切り殴りました。
2人目もうずくまったので3人目に行こうと思ったら、3人目が逃げ出したのを捕まえて後ろから馬乗りになって泣きながら殴りました。
廊下で殴っていたのですぐに教師が来て引っぺがされて、そのまま職員室に連れてかれて全員事情聴取の後に親を呼び出されました。
教師から事情を聞いて事情を理解した3人の父親が、俺と俺の父親に謝罪をしにきたんですが、私をいじめていた3人はそれぞれ彼らの父親に引く程殴られていました。
父親3人から「死なない程度なら君の気が済むまで殴ってやってくれ」みたいな事を言われましたが既に気の毒な程殴られていたのでもういいですと言い「それでは気が済まない」と言われて大の大人3人に土下座をされました。
そして自分の親が土下座しているのを見て彼ら3人も泣きながら土下座してきました。
それを見て俺もなんだか罪悪感が爆発して殴ってすいませんと土下座しました。
もうわけがわからない土下座合戦です。
しばらくしてそれを傍観していた私の父が「もうそのへんで」と言っておさまりました。
私が彼らに負わせた怪我の治療費を父が出すと言いましたが、彼らの親がそれを拒否して更に学校側にもこの件を問題にするつもりも無い、悪いのはこちらの息子らだという事だったので私は奇跡的にお咎めはありませんでした。
しかしその日はそのまま早退させらて帰り道車の中で父親に「なんか不公平な気がする」と理不尽に一発殴られた後に「まあやるじゃねぇか」と言われてまた泣きました。
余談ですが不思議な事になぜかそれ以来段々とそのいじめっ子達と仲良くなって、高校も一緒の高校に行っていい歳した今でも年に数回飲みに行くようになってます。
隣のアル中のおばちゃん
もう10年以上前の話で大したことないですが流れ読まず投下。
フェイクありです。
当時私が小学4年生、妹1年生。
隣のアル中のおばちゃんが娘さん(中学生)を川に突き落とし、すっかりそれを忘れてウチに突撃してきて殺されるかと思った話。
ある日、小学校から帰ったら妹が泣きながら玄関に迎えにきた。
何??と思ったらそこへ隣のおばちゃんがピンポン連打でウチに来た。
ただならぬ雰囲気だったのでドアチェーンをしたままドアを開けたら
「開けろ~~!娘を返せ~返せ返せ返せーーーーー!」
と言いながらすごい勢いでドアをガンガン引っ張り開けようとし、ドアチェーンの留め具のネジがパン!パン!と2つ外れた。
ドアチェーンの隙間から、真っ赤な顔をして目がロンパり鬼人のように髪を振り乱し、口から泡を吹きヨダレをたらしたおばちゃんが叫んでる。
いつもはすごく穏やかで優しいおばちゃんだったので別人に見えた。
3枚のお札の小坊主はこんな気持ちだったろうなと思いながら恐怖で身体が動かなかった。
もうすでに3つ目4つ目のネジも浮いている。
親も家にいなかったし殺されると思った。
すると私にしがみついている妹が泣きながら話しだした。
家の前にある深さ5mくらいの川におばちゃんが娘さんを突き落としてどっか行ってしまっていた。
そこへ妹が小学校から帰ってきて、川の淵につかまり血を流して泣いているお姉ちゃんを見つけ、妹は父親の仕事先(近所)へ電話をかけ、父が帰ってきてお姉ちゃんを川から引き上げすぐ病院へ連れて行った。
(救急車が来るのに時間がかかる為 父が搬送→病院へは連絡済み)
そこへ私が帰った矢先に、少しだけ我に返ったおばちゃんが『娘が居ない!どこだー!』とウチへ凸
ということらしかった。
話してる間もおばちゃんは相変わらずドアをガンガンしまたネジがビシっと飛んだ。
怖かったが「お姉ちゃんはウチにいないよ!」と叫んだら、おばちゃんがふと我に返り手を止めた。
「今病院にいるから!!ケガ治ったら帰ってくるよ大丈夫!」
って震えながら言ったら
「本当?・・・」
と言って空の方を見上げブツブツ言いながら隣に戻って行った。
すぐドアのカギを閉め包丁握りしめ親が帰ってくるまで待ってた。
オバちゃんは重度のアル中で入退院を繰り返し、娘さんは育てられず施設に入っていた。
その日は面会日で娘さんが帰って来ていたなど事情を知ったのは事件のあとでした。
(おばちゃんは全寮制の学校と言っていた。)
当時私たちは親の転勤でそこへ引っ越したばかりで、おばちゃんは退院したばかりで、事件まではまともだった為分かりませんでした。
おばちゃんはその日のうちにまた入院した。
お姉ちゃんはどこかの骨が折れて顔も身体じゅう傷だらけになっていた。
久しぶりに家に帰れたのが嬉しくておばちゃんも喜んで一緒に話していたのに、突然人が変わり腕を掴まれ罵詈雑言を浴びせられながら川へ引っ張って行き落とされたと言っていた。
今までもそういうことが時々あったらしい。
でもおばちゃんはそんなことしたのを全然覚えてないそうだ。
お酒が入ってないときはほんとに優しい普通のおばちゃんだった。
ウチもそのあとすぐに引っ越したのであのおばちゃんがどうなったか分かりません。
長いことすみません。
ありがとうございました。
終わりです。
無意味な金を放出する親
貯金なし、年金もギリギリなのに無意味な金を放出していく親の気持ちがわからん。
実家の外装を塗装し直したいとずっと言ってたんで、その代金250を渡す。
その後、家を建てて貰った時の業者に話を付けてもらったら30万割引いてもらうことができたらしい。
その話は後から聞いた(差額30万は両親のポケットの中)
どうやら工事のおにいちゃん達に毎回1人1万包んであげていたらしい。
工事最初の日に着ていた3人に渡したが、別の日に別の人が来ると、
「あいつにはくれて俺にはくれない」
となったら困るとあげ、そうなると一緒に来てる他の人ににもあげ、そうなると、
「2度もらったのに今日はないの?」
と思われるだろうからあげ、ってな感じで、毎日全員に1万あげていたらしい。
それに呆れて怒ると「だってしょうがないでしょ!」と逆切れ。
後々になって嫌になってたげあげなくてはいけないと思いあげていたらしい。
その他、業者はコンビニで昼飯買って来るのに、家で出前とって食べさせてあげてたりで、めちゃくちゃ。
結局それで金が足りなくなったらしい。工事最終日に呼び出されて行って発覚した。
呼び出された理由も「今日渡すご飯代が足りない(払ってくれ)」ってこと。
結局本来の250万以上の出費をかけた上八つ当たりまでされたわ。どうしたらいいんだか。
うちの工事は9時~12時までで飯を挟んで別の現場だったらしいから、飯も含め工事の兄ちゃん達はウハウハだっただろうな。
あまりに馬鹿げてるんでもう二度と両親に頼まれても金出さないと誓ったよ。
サプライズプレゼント
私の、というか両親の修羅場。
当時、小学一年生だった私はスーパーファミコンが欲しくて欲しくてたまらなかった。
持っている友人の家に遊びに行ってマ○オを羨ましく眺めていた。
いくらせがんでも買ってもらえなかったので、お手伝いでもらえる10円を貯めたりテストで必ず100点をとったりと自分にとっては血の滲むような努力をしていた。
そんな努力の日々、クリスマスの時期がきた。
サンタを信じていた私は、もちろんスーパーファミコンをもらえるように願っていた。
サンタさんへの手紙も、親に推敲してもらいながら書いて、親に預けていた。
12月24日、夜に親と外食した後ハ○ーマックに連れて行かれた。
「何か買ってくれるの?」と聞いた私に、父は
「スーパーファミコンを買うんだよ」と言った。
驚いて、嬉しくて、何も言えないでいた私に、父は
「知り合いの子にはお父さん、お母さんがいないから、その子にクリスマスプレゼントとして送るんだ」
それを聞いて私は泣いた。
嫌いな勉強もがんばって、お手伝いもがんばって、どんなにねだっても買ってもらえなかったのに私は買ってもらえなくて、他人の子には買ってやるのかと喚きながら泣いた。
父は苦笑いしながら、
「お前と同年代だから、喜びそうなソフトを選んでやってくれよ」
結論を言うと、それは嘘で両親からのサプライズプレゼントのつもりだったが、当時の私は絶望の淵に立ったんだと思う。
氏のうと思い、両親と車から降りてそのまま車道に飛び出して車に轢かれた。
目が覚めたときは1月中盤だったらしい。
病室で父は泣きながら、嘘だった事等をあやまっていた。
今の時期になると毎年思い出す。サプライズはロクな結果を生まないなぁ、と。
泥常習の四世代
SCのテナントで働いてると色んな泥に遭遇する。
ママ率、非常に高い。
そんな中、泥常習の4世代が居る。
泥婆ちゃん、泥おばさん、泥10代、泥赤ちゃんの4人で行動+連携プレー。
去年くらいに泥赤ちゃんが増えて3世代から4世代になった。
うち含め色んなテナントでやらかして何度もK沙汰になってるし、出禁にもなってるんだけど、来る。
で、今日も来た。
今日も物色しつつウロウロウロ。
呼び出した警備を見て逃げたのでうちは今日のところ被害なし。
で、逃げた先で泥って捕まった。
今までは商品の万引きだったんだけど、今日は両替帰りのスタッフから両替金の入ったポーチをスったんだとか。
泥婆ちゃん、ポーチ奪う→泥10代にパス
→泥おばさんベビカにないない
したところで警備が捕獲。
日曜日で衆人環視の中よくやるよね。
英才教育つか病気だよね。
なホヤホヤ泥話でした。
その板ちょうだい
つい数日前のこと。
夕方頃にボードに乗って近くのコンビニに行ったんだ。
そしたらさ、コンビニ前でボードを降りた瞬間に、いきなり見知らぬおばさんが
「うちの子供がその板を欲しがってるからそれちょうだい」
って言ってきた。
もちろん、俺は断ったよ。
そしたらおばさんが
「そんな板tくらいくれなさいよどうせ安物でしょ」
って言いながら足元のボードを取ろうとしやがった。
慌てておばさんを止めたが、おばさんが少し早くボードの端っこを掴んで、ボードを持ち上げようとした。
おばちゃんがボードを持ち上げようとしたら、やり取りを店側から見てた店員の兄ちゃんが一言
「そのボードを離さないと警察呼ぶよ」
って店の中から叫んだんだよ。
そしたら、おばちゃんはびっくりして手を離して逃げて行ったんで俺は安心してコンビニに入ったんだが。
コンビニで買い物を済ませて帰ろうとしたら、なんか怪しい人影が店の外をうろうろしてたんだ。
嫌な予感がしたんが気にせずにコンビニの外にでたらさっきのおばちゃんがいた。
「あんたのせいで恥かいたからその板を渡しなさい」
俺を見るなりおばちゃんはそう叫んだ。
かかわりたくないので無視しながらボードに乗ったら後ろから
「無視するな、聞きなさいよ」の声。
後ろ振り向いたら、おばちゃん顔真っ赤にしながら走ってくるの。
いや、マジ怖いから、思わず全力kで逃げたよ。
その後は何事も無く家についたけど。
昨日、コンビニに行ったらその時の兄ちゃんから聞いたことは
あのおばちゃんは1、2ヶ月前に越してきた人で、よく子供が欲しがってるからと言っていろんな人から物を奪おうとする嫌われ者で、たまに子連れでコンビニにくる嫌な意味での有名人らしい。
まぁボードも無事だし被害は無かったけど。
エスボードって普通に考えて子供は乗れないって思ったんだ。
ちなみにおばちゃんにはさっきコンビニ付近で再度遭遇したが何も無かったです。
どうやら本物の気狂いだったっぽい。
母のヒステリー
ただただ愚痴 文下手長いのでなので先にごめんなさい。
私:当時小学校6年、父似で大柄
父:仕事人間、真面目
母:美人 ヒステリー
弟:小学2年、母似
Aさん:母の遠縁という男性、会社役員
父が仕事で海外単身赴任。
母が「行かないほしい」と泣くも仕事なのでしょうがなく、
私に「母さんと弟を頼むぞ」と引っ越し。
母のヒステリーが悪化し、私への罵詈雑言も悪化。
家事をしていて忙しいので無視していたら、母実家に泣きつく。
母の遠縁というAさんが「話を聞こう」と家に来る。
母、泣きながら父のこと等を話す。
ようやく落ち着いたと思ったら、学校から帰るとよくAさんがいるようになる。
土日も深夜までいて、子供心にも「おかしい?」と思ったところで
母に「父に言うな。ただの親戚なのに勘違いされる」と繰り返し釘をさされる。
そのうちに夜に無言電話が沢山くるようになる。
Aさんが電話で誰かともめていたり、母がまたおかしくなる。
父、正月帰省。
電話で聞いたより早い帰宅。
私が買い物から帰ったら父、母、Aさん、Aさん妻がいた。
弟は子供部屋に行かされたが、私はその場でお茶出しをさせられる。
以後聞いた話。
Aさんは昔の母の許婚(母の父が決めた)で、母が私の父と恋愛、別れた。
今回死にたいと悩んでいた母を、母父がAさんに頼む。
Aさん、母と話す。既婚だったが母がまだ好きと気づく。
離婚してやり直したい。慰謝料はいくらでも払うと言い出す。
父、Aさん妻、断固離婚拒否。
単身赴任は家の為、少しでも母にいい暮らしをさせたいからと話す。
Aさん妻にも死ぬまで一緒にいたいと思ったから結婚したのでしょう、とか、ぐだぐだになり大人4人で号泣。
Aさんと母は別れて、それぞれ元鞘に収まる。母父とは疎遠になる。
それから母には
「あの場ですら泣かないなんてお前は人間じゃない」
「冷血だ、気持ち悪い」
「大柄で男みたい」
と毎日言われ続けるようになった。
その後数日して、父に呼ばれ「どうして母をみていなかった?」と尋ねられる。
「わからなかった」と言ったら激高され
「お前は俺を騙したな」
「俺は誰を信じればいいんだ!」
と、陶器で頭を殴られて流血。
病院には行かせてもらえず、母には存在に気がつかないふりをされた。
父が赴任先へ行ってから病院へ行った。
まだ破片が中にあって化膿。
治療しながら若い看護士さんが泣いててどうしていいかわからなかったのと、卒業式直前にまだらに髪をそられたのが一番の修羅場でした。
ボロ車でスキーへ
この時期になると思い出す。
ずいぶん昔の大学の頃、大して仲良くない奴Aから
「スキー行きたい奴集めてんだけど、行かねぇ?女の子も行く。紹介するから」
とか言われて、当時童貞だったオレは浮かれてOKした。
なんでオレが呼ばれたかと言ったら、兄貴のおさがりの車を持ってたからだ。
連中は、レンタカー代やら電車代をケチりたかったんだろう。
俺とAを含め、B、Cの4人でボロ車でスキー場へ。
(B、CはAの友達で、オレは初対面)
スキー場についたら、最寄りの駅まで女の子を迎えに行かされる。
女の子は6人だったから、2往復もする羽目に。
その間、コミュ能力ゼロのオレも女の子に話しかけるも、そっけない返事をかえされるのみで女の子同士で盛り上がってた。
まぁ、それでもいいや、女の子の数の方が多いし、Aも紹介してくれるっていうし、フリーの子もいるだんろう、と愚かにも期待を寄せていた。
宿に全員集合すると、合流してきたAの男友達3人DとE、Fがいた。
(あれっ、聞いてないよ~)と言う感じだったが、部屋は大部屋で、男女で雑魚寝するという。
内心、興奮してたオレ。
で、スキーしに行くが、ワイワイ盛り上がって、俺が全くの蚊帳の外状態。Aを含め、誰もオレに話しかけない。
そこでバカなオレはやっと気づく。
男6、女6 +1(オレ)じゃねーか!!
予想どおり、連中同士でペアを作り、二人乗りのリフトに乗って、滑りに行ってた。
オレ、予定調和のように、ぼっち決定。
っつーか、話しかけても皆素っ気ない返事。
ほとんどの人が「なんでこいつここにいるの?」みたいな空気。
で、適当に滑って夜。
Aから「雑魚寝なんだけど、女子が知らない人とは嫌だって言い出すんで、お前、車で寝てくれ」と言われる。
「えっ、予約してあるんだろ?食事は?」
「あ、お前の分、予約してなかったんだわ。すまん」
「ちょっ・・はぁ?それどういうこと?」
「わりーな。うっかりしてた。まぁ、明日は夕方まで滑って夜帰るから。それまで自由にしてていいよ」
「えっ・・・じゃあ、A、オレただの送り迎え要因じゃん。女の子紹介してくれるって言うから来たのに」
「ああ、みんな彼氏持ちなんだわ」
「はぁ!?なんだよそれ~」
「しょうがないじゃん。彼氏いない子は急にこれなくなったんだし。後で紹介してやるよ」
「え~」
「いちいち気にするな。心が狭い奴だな」
「っつーか、車でなんて寒くて寝てられないよ」
「じゃあ、宿でも探してとまればいいだろ!」
これから乱交でもするのか、ソワソワしだして、Aは怒り出した。
「じゃあ、オレ、帰るわ。意味ねーし」
と言うと、慌て出すA
「はぁ?バカか?お前は!どうやってオレら買えるんだよ」
「電車とかバスで帰ればいいじゃん」
「もってねーだろ!金が!」
と、何分か、俺を説得するA。
しかし、訳のわからん理屈ばかり。
「いや、車だって高速代とガソリン代かかってるし、あとで割り勘してくれるんだよな?」
「そんなちょっとくらいの金だせよ。みみっちいこと言ってるからモテねーんだよ!この童貞野郎が!」
まぁこれで「帰るわ」と言って強引に帰ったんだが、大学に戻ってからが大変だった。
Aたちに、豪雪地に取り残しやがった非情な糞野郎と学科内に広められ、友達が全くできなくなった。
後日談
何年かして、Aは退学した。
万引きしただの何かの事件に関与していただの噂がたったが、経済的な理由らしい。
その後、4年のときにBと偶然に同じ研究室になって、仲良くはならなかったが、いろいろ話す機会があって、当時の旅行についても聞き出せた。
A~Fは、高校が一緒で、よく遊んだ中らしい。
女の子も何人かは高校が一緒だが、Bも初対面の子もいて、当時のAの彼女が同じ大学の子を誘ってきたらしい。
だから、当然フリーの子もいたようだ。
「全員、彼女もちだってA言ってたけど、違うんじゃねーか!」
と怒りがわいた。
夜は、乱交ってほどでもないが、まぁそこそこHな雰囲気になったらしい。
(Aとしてはやはり乱交をしたかったらしいが)
で、Aは彼女の連れてきた子にも手を出そうとしていたらしく、結局は彼女と破局。
そして思ったとおり、Aは俺をただの送り迎え要因として考えていたらしい。
Bは、俺を知らなかったが、Aが「送り迎えできるやつがいるからただで行ける」と言っていたということだ。
女の子達には「あいつはただのアッシーだから気にすんな」と言って、女の子たちも「なにそれー。キモーイ」とか言いまくってたらしいので、変な女と関係がなくてよかったとも今思うw
すぎたことだが、雪のふる時期になると、何か思い出して鬱になる出来事。
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