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『学校のプリント』『スーパーの駐車場』など5話など不思議体験談|短編

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『学校のプリント』『スーパーの駐車場』など5話など不思議体験談|短編 不思議体験
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馬車の馬

わたしが5歳の頃(今34歳)。
その頃は小さい子に近くのスーパーまでお使いさせようっていうのが地域で流行っていて、夕方四時くらいになるとジャガイモとかニンジンとか買いに行かされてた。
そういうのも慣れっこになったある日、もう少ししたら家にたどり着けるぞ!って感じの四角の交差点で信号待ちしてたら急にファンファーレが鳴り始めて、交差点にある建物よりも大きな馬車がすっごい音楽とともにわたしの目の前を通り過ぎてった。
馬車の馬(真っ白)はゆっくりわたしの方を見ながらパッカパッカと走っていったし、わたしもついて行きたかったけど何だか必至に堪えてた。
気づいたら1時間以上その場に立ち尽くしていたようで近所のおじちゃんが自宅へ連れて帰ってくれていた。わたしは自宅に帰った後、心配てたら親にしこたま怒られたし、説明しても誰も信じてくれなくて泣きまくった記憶がある。
あれ、多分あのまま馬車に乗ってたら神隠しにあってたと思う。

 

学校のプリント

小学生のときの出来事、いまだに不思議。
その日、学校を休んだN寺くんにプリント届けに行った。
ピンポン押したら玄関にお祖母さんが出て来て
『これ、N寺くんのプリントです!』て渡したのね。
お祖母さんは『ありがとうねぇ、気をつけてお帰りよ』て言ってくれたの覚えてる。
家に帰って『N寺くんのおばあちゃんにプリント渡しといたぁ~』て母親に言ったら
『あんた……N寺くんのお祖母さんはもう亡くなられてるわよ!』て言われた。
びっくりした。もしかして親戚の人?かな?
で落ち着いたんだけど
翌日N寺くんが『プリントありがと』って言ってくれた時に
『昨日、プリント渡した人は親戚の人?』て聞いたら
『もしかしたら死んじゃったおばあちゃんかも。たまにおばあちゃんの気配するんだ。おばあちゃんの友達の人にも、居るよって言われた事あるんだよ』
て言うの。
ビックリしたより、素敵だなぁと思ったわ。

 

ドアノブ

両親の実家がある東北へ泊まりに行く予定ができて
お盆の時期だったこともあり
宿泊施設の空きが埋まってるとこが多い中
ある施設が、ひと部屋だけあいてるとのことで
そこに予約して泊まることにした。
父が旧友と飲みに出かけて日付変わる前くらいに
帰ってきた。
しばらく部屋のテレビみてた父。
母はもう寝てて私はベッドに転がりながら
スマホいじってた。
そしたら部屋のインターホンが鳴った。
こんな夜中に?!って思ったけど
父はほろ酔い気味だったけど
ふつうにドアに行って開けて
何か外の人に話しかけてる模様。

戻ってきて、こんな時間に誰?って聞いたら
部屋間違えた?みたいだよーと。

あーそういうことねって思ってまた
携帯いじってたら父はもう寝落ちしてしまい
私だけ起きてたんだけど、
ドアノブすごいガチャガチャしてくる音がして。

こんな時間にほんと迷惑だわってイラッと
したんだけど、冷静に考えたら
こんな夜中におかしくないか??
って思ったら急に怖くなって、、、

そのあともドアノブを下に下げるガチャ、ガチャって音したけど、少ししたらぴたりとやんだからそのまま私も寝たんだ。

翌日父に昨夜どんな人がインターホン押してきたの?って聞いたら、赤ちゃん抱っこした女の人だったよって。
どうしたんですかって聞いてもなんにも返事しなかったみたい。
で、父は部屋間違えてますよ?って言ったけどそれでもなんにも言ってこなかったって。

私はそれ聞いてめっちゃ鳥肌たった。
夜中0時すぎに赤ちゃん抱っこした女の人が
部屋間違える?もし赤ちゃんぐずったとかして気分転換に廊下歩かせてたとしても(普通夜中に宿泊施設でそんなことしないだろうけど)部屋を間違えたら普通は、すみません間違えましたとか言うよね?!
それなのに何も言わずに立ってるって…
そして、その話聞いてたのが朝食食べてる時で
宿泊者がレストラン集まってテーブルごとに
朝ごはん食べるとこで、どのテーブルもみんな
座って食べてて、赤ちゃん連れの親子が
どこ見渡してもいなかった、、、

もうさ、家族で色々思い返して怖くなったよね

この宿の最後残りのひと部屋だった
真夜中の赤子連れの女訪問者
話しかけても何も応答しない不自然さ
そのあともドアノブガチャガチャされたこと
(部屋間違えた人がいたとしてもドアノブガチャってしたあと扉を押すなり引く動作するよね?それがなかったの、ただ、ガチャ…ガチャ…って下にさげてるだけの音がしてたの)
翌日赤ちゃん連れの家庭がいなかった

未だにあれはなんだったのか謎です!
部屋に何か未練があった女性なのか、
父に隠し子でもいたのか!?とか
色々推理したけど謎のまま、、

長くなってしまいすみません!!

 

スーパーの駐車場

息子が2歳くらいの時。

旦那と私と息子、家族3人で隣町で買い物をしていたら遅くなってしまったので、夜ご飯を食べて帰ることに。

20時くらいに「さぁ、帰ろうか。」と車に乗って走り出したら息子が「おしっこ!」と。
コンビニを通り過ぎたばかりで、田舎だから次のコンビニまで30分。
仕方ない…とUターンして先程通りすぎたコンビニに戻ることに。
ハザードランプをつけて道の端に寄せて一旦停めた途端、息子が「ギャー!!」と叫んで暴れ出した。

「こわい!こわい!」と言いながら、必死にチャイルドシートから抜けだそうとしてる。慌ててベルトを外して抱っこしてどうしたのかと聞くと、車の外を指差して「こわい!こわい!」と大泣きでパニック状態。

外を見ても、暗いし何も見えないしで私も旦那も困惑。
あまりにも息子が騒ぐので、ちょっと恐くなって私達も焦ってきて、とにかくこの場を離れようとまた走り出した。
走り出してしばらくは泣いていた息子も、段々落ち着いて泣き止み「何だったんだろうね~?」と。

幸い、少し走ったところにまだ営業中のスーパーがあり、そこでトイレを借りようと駐車場に車を停めた。
「トイレに行こうか。」と車を降りようとした時、外を見た息子がまた「ギャー!!!」と叫んで、外を指差して「こわい!こわい!」と泣く…。

「どうしたの!?何が恐いの!?」と聞いても、まだあまり上手に話せない息子は「こわい!こわい!」と繰り返して、外を指差して泣くだけ。

その差してる指が、最初は駐車場の入り口らへんというか、少し遠くを指差していたのに、段々近くを指差していって、しまいには乗ってる車のバックウィンドウを指差して、「こわい!こわい!」とまたパニック状態…。

もうその時には霊感ゼロの私もさすがに「ヤバい…。何かついてきちゃってる…?」と思い始めて、そう思ったらもう怖くて仕方なくなって「早く!車出して!早く!」と叫びながら旦那を急かして、トイレは諦めて車を発進させた。

息子は、スーパーの駐車場を離れると泣き止んでケロッとしてたけど、私と旦那はもう怖くて怖くて、お互い無言で暗い田舎道を走って帰った。
「あれ、何だったんだろうね?」とか話すのも嫌で、2人の間でタブーな話になってしまった。

後日、昼間に1人で隣町に行く用事があって、あの道を通りながら「そういえばここら辺で車を停めたら息子が騒ぎ出したんだよなぁ…」と運転しながら思い出し、ぞわっとしていたら。

あの時は暗かったし焦ってて回りをよく見なかったけど、よくよく車を停めた場所を見てみたら、子供の時から親に近付かないように言われていた建物の前だった。

 

消えたタクシー 【後味の良い怖い話】

これはオレが体験した、不思議な話だ。
その日、オレは1人で飲みに行っていた。気がついたら既に深夜で、移動する足がなくなっていた。

「仕方がない、タクシーを拾うか。」

そう思っていると、丁度通りかかったタクシーがいたので手を挙げて乗り込んだ。

「◯◯までお願いします。」

「…わかりました。」

しばらくは無言で走行していたので良かったが、そのうちタクシーの運転手が身の上話を始めた。こうなると厄介だ。正直全く興味がなかったのだが、車内は2人きり。否が応でも聴かざるを得ない状況になってしまう。

そしてひとしきり話終えたのか、運転手は

「最近どうですか、お客さん。」

と、ついにオレにまで突っ込んだ話を聞いてきた。オレは「面倒だな…」と思いながらも、つい身の上話をしてしまっていた。

実はその頃、オレは仕事もプライベートも絶不調でかなり滅入っている状態だった。タクシーに頼んだ行き先も、いわゆる自殺の名所と呼ばれる所。つまりはその日、人生の幕を閉じようと考えていたのだ。

「もう、正直どうしたらいいかわからない…。」

堰を切ったように、オレは泣きながら話をした。こんな客がいたら絶対に引くだろうな…と頭では思いながらも、オレは自分を止められなかった。しかしその運転手は真剣に、静かに相槌を入れながら話を聞いてくれていた。さらには

「人生には辛いことも多いけど、その分楽しみもある。今は辛抱しなよ、兄ちゃん」

と言って励ましてもくれた。
聞き上手な運転手に全てを打ち明けると、何か妙に気持ちが軽くなった感じがした。よく、悩み事は見知らぬ人に聞いてもらうと良いと言うが…オレも誰かに心の内を打ち明けたかったのかもしれない。

「お客さん、着きましたよ。」

タクシーが止まった所はオレの自宅前だった。目的地とは違ったが、帰ってこれた事にオレはホッとしていた。これは運転手に感謝だな…と思って名札を見ると、どこかで見た事のある名前が書いてある。しかし、どうしても思い出せない…。

「まだこっちに来るのは早いぞ。さぁ降りろ降りろ!」

「えっ…?」

突然降車を促されたオレは、思わずタクシーを降りた。するとタクシーはそのまま走り出し、暗闇に消えるように…ではなく、本当に消えてしまった。信じられない瞬間だったが、不思議と怖い感情はなかった。

何故ならその時、運転手が誰だったのかに気がついたのだ。
それは亡くなったオレのじいさんだった。

「そういえばタクシーの運転手してたもんな。オレのこと心配になって来てくれたのかな。」

タクシーに乗っている時は、何故かじいさんだと気づけなかったが、降りた瞬間一気に思い出が走馬灯のように蘇った。

じいさんと一緒に風呂で、本当に石鹸が眼にしみるのか試したり、部屋を真っ暗にして映画館風にテレビを見たり、親が寝ている深夜にこっそり抜け出して当てもなくドライブに出かけたり…。

じいさんにはとても可愛がってもらった思い出が山ほどある。じいさんが天国でも元気にやっているとわかってからは、オレも自暴自棄になることなく、今もなんとかやっている。

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