スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
パワハラ三昧の社長
とある田舎町の小さな会社、A社の社長は自己中のカタマリのような人で、自分より格下認定した人はゴミクズのように扱い、下請けにはパワハラ三昧。
口を開けば自画自賛、酒癖悪いわモンペだわでご近所さんにも業界関係者にも敬遠されているのを「皆に一目置かれてる」と勘違いしている自意識過剰な人。
そんなA社長、ある時近隣でも大きな事業の入札があり、落札したかったのに結果は同業者B工業が落札。
入札に際して色々と動き回っていて落札確実と思っていたA社長、B工業作業場に「俺の仕事を返せ!入札辞退しろ!」と怒鳴り込んだ。
対応したB社長、正規に落札した仕事なので辞退する理由も無く、拒否してお帰り願ったのだが、A社長ヒートアップして罵詈雑言わめき散らす。
普段は親分肌で温厚なB社長も、あまりの理不尽さに堪忍袋の緒が切れたらしい。
A社長の背後に回るや場内クレーンのフックをA社長のベルトに掛け、上昇させた。
空中でわめきながら泳ぐA社長。
しばらく放置していると大人しくなったので地上に降ろすと、そそくさと退散していったそうな。
格下認定してた人に反撃される可能性を知ったからか、A社長は以前に比べパワハラもゴミクズ扱いもトーンダウンした。
また理不尽な言動で周囲を困惑させようとした場合、B工業作業場を交渉の場にお借りしようかなんて、A社長のご近所さんや業界関係者で話をしている。
違法駐輪されるようになった
会社の向かいの家の奥さんが自宅で学習塾を始めたら敷地内に違法駐輪されるようになった。
そのうちの一台にチェーン付けて南京錠付けて会社名の入ったプレートを前後に下げといたら親子と向かいの経営者が菓子折り持って謝りに来た。
「すみません、あのチェーン外してもらえませんか?」
と来たから
「は? あれ、うちの自転車ですよ? プレート付けてんでしょ」
と返した。
駐輪も無くなってコンビニに行く足もできてウマー。
……と思ったが厨房が泣きながら謝るから仕方なく返した。
「すんません、うちの会社内に捨ててあるからリサイクルしようと思ってHAHAHA」
向かいの学習塾?旦那の車に傷付けたとか路上駐車とかで問題になって一年ほどで離婚して潰れちゃいましたよHAHAHA
嫌味を言ってくる義母
いつも、夫のいない所で私に嫌味を言ってくる義母だったが、たまたま義母が私に理不尽な嫌味攻撃をしかけた時、義母は気付いていなかったけど、同じ部屋のソファーの下で旦那がごろ寝して、一部始終を聞いていた。
義母のハッとした顔が忘れれない。
旦那がガッチリ私をガードしてくれるようになった。
庭の端っこを隣家に貸していた
近所の農家がジーさんの代に資材置き場につかっていいよと、庭の端っこを隣家に貸していて、ジーさん死んで息子の代になった時に息子も何も言わずそのまま貸すつもりでいたら
「俺ぁジーさんと約束したんだ!」
と強気に出て地主を怒らせつつも借りること継続。
しかし、息子がわりと早く亡くなって孫の代になった途端
「ジーさんから貰った土地だ。何十年も無料で使ってきたんだから所有権は俺だ!」
ともっと強気に出た。
孫は「フーン…あっそ」
とボヤーッとした返事。
隣家は言ったもん勝ちみたいな気でいたらしいが、孫ったら土地家屋売り払って現金化。
強つくな隣家はキッチリ登記通りの分だけ残り、新築建売住宅の塀に囲まれ庭も無い家に今も不便そうに暮らしているw
欲をかくと碌な事にならないね。
数千万貰ってたら新築買っただろうねw
でも、ゴネたらしいよ。
「なんだーフザクンナんだゴルぁ聞いてねー俺の土地ダー」
的なしょーもないゴネゴネだったみたいだけど、孫が幼馴染で
「家売ったからー立ち退くまでに蔵の整理するから好きなの持ってって」
って言われていたので、自分は売却知っていたけど近所は知らなかったみたいで、建物の取り壊し始まって
『あー新築するんだろうなぁ』
なんて暢気に見ていたらしい。
だけど、大きな欅は伐採するし、庭木も抜いて捨てるし蔵までぶっ壊し始めて「あのドラ息子やりやがったー」とご近所騒然w
問題の隣家は業者が
「整地するんで騒がしくなります?」
って挨拶に来た時に上記のゴネゴネやったけど
「登記簿見ます?」
で撃沈。
家に文句言いに来たけど知らんがな。
孫は売った金で駅近タワマン買って快適ライフを満喫中
「草むしりマンドクセーwwwマンション最高!!!」
だそうだ。
緊急走行
俺は某消防署で働いている。
出場がかかると、当然緊急走行するわけだが
最近、道を譲ってくれない車が結構多いです。
某日出火報が入り、ポンプ車でサイレン+赤色灯で走っていると
俺らの前に、エスティマ改造してある系(VIPっていうの?)が道を塞ぐように走っていた。
普段は冷静で温厚な隊長が、拡声器で
「前の車、路肩へ寄せて徐行してください」
と呼びかけるが、寄せる気配なし。
「消防車、火災現場へ向かっています。道を空けてください」
やはり、どくつもりは無いようだ。
こうしたやりとりが5,6回続いた後、たまりかねた隊長が拡声器で
「貴様ぁ、さっさとどかねーか!!!」
と怒鳴った。
目視できる範囲の、すべての人間が「ビクッ」としつつ一斉にこちらを見た。
相当な音量だっただろう。
さすがのDQN車も道を空けてくれました。
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