『イオンマットレスの訪問販売』など短編5話 – スカッとする話

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

  1. スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
    1. あなたはいいわよね 「あなたはいいわよね、仕事っていえばなんだってうんたらかんたら?」 と嫁が言うようになってか。 「まあ主婦ってのはそういうもんなんだろう」 と思って来たが、だんだんあんまりにひどくなってきたのでさすがに俺もぶち切れた。 無言で出てく俺に「何よ、逃げるの!?卑怯よ!!」とかいって座布団みたいの投げてきたっぽい。 30分ぐらい後、俺スーパーの袋を下げて帰宅。 嫁「な・・・??」 俺「いいから黙って見てろ」 過去の長い一人暮らしとレストランで仕事してた経験で(嫁には隠してた)20分でとりあえず5品を仕上げる俺。 俺「あのさあ。おまえゴハン作るの大変?とか言うけど、これのどこが大変なの??おまえが大変なのは単に勉強不足な上に向上心もないから。料理の手際悪すぎんだよ。ねえ、正直な話、俺おまえがメシ作るのやめたって、ほとんど困らないんだよ?あ??」 嫁、感情がごちゃごちゃになってるようで何も言えない状態になってたが、 「まあいいよ、とりあえず食おうぜ」っていって。嫁、無言で完食。 でも結局そのあと離婚。 風の便りってほどでもないが、その後ひきこもってるらしい。     イオンマットレスの訪問販売 親父の話しですが昔布団業者が「イオンマットレス」なるものを訪問販売に来た。 凹凸のあるウレタンマットで怪しげな機械から線が一本繋がっていてそこを通って イオンがマットに流れ健康にいいと言うのが業者の歌い文句だった。 親父は商品を見るなり 親父「線が一本?通電させるには+?二本いるけどこれじゃ通電しないよ?おかしいねぇ?そんで何のイオン?」 業者「は?イオンはイオンですが・・・」 親父「あのねぇイオンってのは原子が+か?に帯電している状態を表わす言葉であって、イオンって物質があるわけじゃないんだよ。だから何がイオン化してるのか、それが健康にどういう効果をもたらすか薬理的に説明して下さい。だいたい中のウレタンは絶縁体だけど、どうやってイオンを発生させるの?」 業者「いや、その辺私もちょっと・・・」 親父「素人だと思って嘘言っちゃいかんよ、君。とは言えマットそのものは良さそうだな、機械が効果が無いのは分かったんでマットだけ貰おうか?いくら負けてくれるんだ?」 親父は半値ほどに値切り普通のマットレス並みの値段で買いました。 あれから10数年・・・実家では未だに親父が使ってます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   東京の親戚の家に行った帰り 高校の夏休みに、東京の親戚の家に行った帰り。 東京駅でのぞみに乗る為、並んでいた。 俺は最前列に立っていて、後ろは、サークル仲間と思しき20人以上の大学生の集団。 乗車客の列は立錐の余地無く、延々と後ろに続いている。 その時。 一人のオバサンが、俺の前の先頭に割り込んできた。 あまりに堂々と割り込んできたので言葉を失ってしまった。 我に返り、注意しようとしたところ、肩を軽く叩かれた。 振り返ると大学生集団の一人のお姉さんで、他の大学生達は、皆一斉に反対方向を向いて並んで立っている。 そのお姉さんが、小声で「皆と同じ方向を向いて!」と耳打ちして きて、訳がわからないまま、言われた通りにした。 すると、オバサンが振り返り、訊いてきた。 「先頭ってこっちじゃないの?」 するとすかさず、そのお姉さんが前方を指差し、「ええ、あっちですよ。」とにっこり笑って答え、オバサンはブツブツ言いながら、先頭(実は後尾)に向かって行って、そのまま戻ってこなかった。 車中で聞いた話では、そのサークルって心理学の研究会(?)で、集団心理を調べる為の実験を時々してるんだとか。 確かにすごい連携の良さだった。     頭に本をのせて読んでいるオッサンがいた この前電車に乗ったら、座っている女子高生の頭に本をのせて読んでいるオッサンがいた。 女子高生はおとなしそうな子で、小さな声で「やめてください…」と言っているが、オッサンは全然やめようとしない。 そうしたらちょっと離れたところに立っていたよぼよぼの爺さんが移動してきて、オッサンの頭にでかい鞄をヨイショとのっけた。 オッサンが「何をするんだ!」と怒鳴ると、爺さんは静かに「君だって人の頭に勝手に物をのせているじゃないか。自分がされて嫌なことを、どうしてよそのお嬢さんにするのかね」 と言った。 オッサンが激昂した様子で 「この女が若いくせに座って席を譲らないからだ」 とかなんとか言うと、爺さんはまた静かに 「直接言わずに頭にものをのせても何も伝わらないだろう。大人ならちゃんと言葉で言いたまえ。それと、このお嬢さんは脚を怪我しているよ。」 確かに女子高生の脚には包帯が巻かれていた。 「私だって立っているんだ、君はまだ若いんだから怪我人を座らせて立っていなさい」 と言った。 オッサンは真っ赤になって爺さんを睨みつけながら舌打ちし、別の車両に移動していった。     ダメ差別教師 俺の元担任は他の学校でも有名なダメ差別教師。 見た目で評価を変える最低野郎だった。 今話題のいじめ助長教師なんてもんじゃない、嫌いな奴は集中的に罵倒してた。 おまけにそのせいで学校来なくなった奴を『根性なし』呼ばわり。 身内がひどい目にあったこともあり俺も嫌いだった。 三年になってそいつが担任になった時、俺は皆の前で初日にいきなり 『あの〇〇の弟か。おまえもあんな馬鹿じゃないと良いな。おまえみたいのは卒業することだけ考えろ』とか言われた。まだ話してもいないのに。 そばにいるだけで何かとちょっかい出されてたのでそいつの宿題と授業すべて放棄してた。 それ以外はの授業はしっかり出てたけど。 で、ある日『おまえは宿題全く出してないから30点はテストの素点から引かなきゃなぁw赤点になったら絶対助けんぞ。明日までに全部出したら助けてやらんでもない』とか言われた。 『50点くらい引いてもいいっすよ』って言って100点取ってやったよ。 で『先生の授業受けてる人の方が頭悪くなるんですね』って言ってやった あれ?俺がDQNって言われるパターンか?   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

あなたはいいわよね 「あなたはいいわよね、仕事っていえばなんだってうんたらかんたら?」 と嫁が言うようになってか。 「まあ主婦ってのはそういうもんなんだろう」 と思って来たが、だんだんあんまりにひどくなってきたのでさすがに俺もぶち切れた。 無言で出てく俺に「何よ、逃げるの!?卑怯よ!!」とかいって座布団みたいの投げてきたっぽい。 30分ぐらい後、俺スーパーの袋を下げて帰宅。 嫁「な・・・??」 俺「いいから黙って見てろ」 過去の長い一人暮らしとレストランで仕事してた経験で(嫁には隠してた)20分でとりあえず5品を仕上げる俺。 俺「あのさあ。おまえゴハン作るの大変?とか言うけど、これのどこが大変なの??おまえが大変なのは単に勉強不足な上に向上心もないから。料理の手際悪すぎんだよ。ねえ、正直な話、俺おまえがメシ作るのやめたって、ほとんど困らないんだよ?あ??」 嫁、感情がごちゃごちゃになってるようで何も言えない状態になってたが、 「まあいいよ、とりあえず食おうぜ」っていって。嫁、無言で完食。 でも結局そのあと離婚。 風の便りってほどでもないが、その後ひきこもってるらしい。     イオンマットレスの訪問販売 親父の話しですが昔布団業者が「イオンマットレス」なるものを訪問販売に来た。 凹凸のあるウレタンマットで怪しげな機械から線が一本繋がっていてそこを通って イオンがマットに流れ健康にいいと言うのが業者の歌い文句だった。 親父は商品を見るなり 親父「線が一本?通電させるには+?二本いるけどこれじゃ通電しないよ?おかしいねぇ?そんで何のイオン?」 業者「は?イオンはイオンですが・・・」 親父「あのねぇイオンってのは原子が+か?に帯電している状態を表わす言葉であって、イオンって物質があるわけじゃないんだよ。だから何がイオン化してるのか、それが健康にどういう効果をもたらすか薬理的に説明して下さい。だいたい中のウレタンは絶縁体だけど、どうやってイオンを発生させるの?」 業者「いや、その辺私もちょっと・・・」 親父「素人だと思って嘘言っちゃいかんよ、君。とは言えマットそのものは良さそうだな、機械が効果が無いのは分かったんでマットだけ貰おうか?いくら負けてくれるんだ?」 親父は半値ほどに値切り普通のマットレス並みの値段で買いました。 あれから10数年・・・実家では未だに親父が使ってます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   東京の親戚の家に行った帰り 高校の夏休みに、東京の親戚の家に行った帰り。 東京駅でのぞみに乗る為、並んでいた。 俺は最前列に立っていて、後ろは、サークル仲間と思しき20人以上の大学生の集団。 乗車客の列は立錐の余地無く、延々と後ろに続いている。 その時。 一人のオバサンが、俺の前の先頭に割り込んできた。 あまりに堂々と割り込んできたので言葉を失ってしまった。 我に返り、注意しようとしたところ、肩を軽く叩かれた。 振り返ると大学生集団の一人のお姉さんで、他の大学生達は、皆一斉に反対方向を向いて並んで立っている。 そのお姉さんが、小声で「皆と同じ方向を向いて!」と耳打ちして きて、訳がわからないまま、言われた通りにした。 すると、オバサンが振り返り、訊いてきた。 「先頭ってこっちじゃないの?」 するとすかさず、そのお姉さんが前方を指差し、「ええ、あっちですよ。」とにっこり笑って答え、オバサンはブツブツ言いながら、先頭(実は後尾)に向かって行って、そのまま戻ってこなかった。 車中で聞いた話では、そのサークルって心理学の研究会(?)で、集団心理を調べる為の実験を時々してるんだとか。 確かにすごい連携の良さだった。     頭に本をのせて読んでいるオッサンがいた この前電車に乗ったら、座っている女子高生の頭に本をのせて読んでいるオッサンがいた。 女子高生はおとなしそうな子で、小さな声で「やめてください…」と言っているが、オッサンは全然やめようとしない。 そうしたらちょっと離れたところに立っていたよぼよぼの爺さんが移動してきて、オッサンの頭にでかい鞄をヨイショとのっけた。 オッサンが「何をするんだ!」と怒鳴ると、爺さんは静かに「君だって人の頭に勝手に物をのせているじゃないか。自分がされて嫌なことを、どうしてよそのお嬢さんにするのかね」 と言った。 オッサンが激昂した様子で 「この女が若いくせに座って席を譲らないからだ」 とかなんとか言うと、爺さんはまた静かに 「直接言わずに頭にものをのせても何も伝わらないだろう。大人ならちゃんと言葉で言いたまえ。それと、このお嬢さんは脚を怪我しているよ。」 確かに女子高生の脚には包帯が巻かれていた。 「私だって立っているんだ、君はまだ若いんだから怪我人を座らせて立っていなさい」 と言った。 オッサンは真っ赤になって爺さんを睨みつけながら舌打ちし、別の車両に移動していった。     ダメ差別教師 俺の元担任は他の学校でも有名なダメ差別教師。 見た目で評価を変える最低野郎だった。 今話題のいじめ助長教師なんてもんじゃない、嫌いな奴は集中的に罵倒してた。 おまけにそのせいで学校来なくなった奴を『根性なし』呼ばわり。 身内がひどい目にあったこともあり俺も嫌いだった。 三年になってそいつが担任になった時、俺は皆の前で初日にいきなり 『あの〇〇の弟か。おまえもあんな馬鹿じゃないと良いな。おまえみたいのは卒業することだけ考えろ』とか言われた。まだ話してもいないのに。 そばにいるだけで何かとちょっかい出されてたのでそいつの宿題と授業すべて放棄してた。 それ以外はの授業はしっかり出てたけど。 で、ある日『おまえは宿題全く出してないから30点はテストの素点から引かなきゃなぁw赤点になったら絶対助けんぞ。明日までに全部出したら助けてやらんでもない』とか言われた。 『50点くらい引いてもいいっすよ』って言って100点取ってやったよ。 で『先生の授業受けてる人の方が頭悪くなるんですね』って言ってやった あれ?俺がDQNって言われるパターンか?   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧

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