『結婚相談所にて』など全5話 – スカッとする話 短編 – 傑作選【因果応報・復讐・武勇伝】

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

  1. スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
    1. 結婚相談所にて 相談員「この人なんてどうでしょうか?年は35歳で年収は260万・・・」 女「ぜったい嫌です!!!年とりすぎでその年収!?ゾッとします!!!」 相談員「あ・・・すみません、これはあなたのプロフィールでした・・・」     カナダからの留学生 電車に乗ってたら、ランドセルを背負って重そうな手提げ袋を両手に持った、小学校低学年くらいの女の子が乗ってきた。 車内はすいていたので、女の子は私の目の前の席に座り、荷物を脚の間にはさんだ。 次の駅では大勢の人が乗り込んできて、立ち乗りの客もでてきた。 私の横にも不機嫌そうなおばさんが立ったと思ったら、おばさんはいきなり女の子の手提げ袋をひったくり、網棚にのせて「子供は立ちなさい!」と怒鳴り、驚いている女の子の腕をつかんで立たせてランドセルもひっぺがして網棚にのせ、無理矢理席を奪ったあげく「アナウンスくらい聞けないの?荷物は網棚に置くのよ!」と説教した。 周囲は皆びっくり。 すると私の連れ(カナダからの留学生、日本語ペラペラ)がおばさんに向かって 「小さな子供とはいえ他人を無理矢理立たせて自分が座るなんてどういう神経だ。そんな元気があるなら立っていろ。だいたいこんな高い網棚に子供の手が届くわけないだろうが。さあ立て、子供に荷物と席を返せ!」と言った。 おばさんはみるみる赤くなり、何かモゴモゴ言いながら別の車両に移っていった。 連れは女の子に荷物を取ってやり、元通り座らせた。 その後、なぜおばさんに注意しなかった、あんなのを野放しにしておくから日本は少子高齢化が進むんだと説教された(´・ω・`) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   ヤクザ系の人が怒鳴ってた ついさっきの出来事だったんだけど、コンビニに行ったら、レジでヤクザ系の人が言いがかりを付けで、怒鳴ってたんだよ。 訛っててよく聞こえなかったんだけど、 「テレカが……だろが!!」とか 「おまえの態度が……」とか 「こんなコンビニ潰してやる」とか叫んでたんだよ。 俺の他に、お客が5人いたけどみんな嫌な顔していた。 そしたら、店員の一人が警察よんだらしく、警官登場。 警官A・B・C「警察で?す!!、お変わりありませんか」と、店内に入店。 しかしその後、 警官D・E・F「定期巡回に来ました!!」、さらに!! 警官G・H・I「ご苦労様で?す!!」、さらにさらに!! 警官J・K・L「あっ!!、お疲れ様です!!」と、 なんと、警官総勢12名様御入店!! ヤクザ1人に対し10人の警官が取り囲み、出入り口は県警ご自慢のレガシーのパトカーが逃げ出さないように、3台で出入り口をふさぎ、別にあったもう1台のパトカーがすぐに追っかけるように、エンジンをかけっぱなしの状態。 出入り口には、警官KとLが見張ると言う、何もそこまではとのVIP待遇。 ヤクザはわめくが警官はそんな話は完全スルー。 だんだんヒートアップしてきたヤクザは何とカウンターを蹴ってしまい凹ませてしまう。 その瞬間、 警官A「あなた、今、蹴りましたね!!」 警官G「あ?、よく見て、凹んでますね?」 警官C「現場写真取りますね?」 警官D「器物破損の現行犯ですよ、ちょっとこちらへ」 と、警官6人に護衛されパトカーに連れて行かれました。 その場にいた店員&お客みんな( ゜д゜)ポカーン となった後、なぜか笑いが起きました。 いや、凄かった!!     塩ビ管でゴボウを育ててた 工事現場から塩ビ管もらってゴボウを育ててたんだが、そろそろ収穫するべなと見に行ったらなくなってた。 まぁ管から変なニオイがしてたから食べるのを躊躇して収穫に乗り気でなかったのは確かなんだが盗まれたら盗まれたで腹立たしい 盗まれてから数日後、変な親父が訪ねて来た 「お宅から貰ったゴボウを食べたら腹を壊したから治療費を払ってくれ」 と領収書を見せられた。 「いやゴボウは盗まれたんですけど」 「そんなはずはない妻が貰ったと言っていた」 「差し上げてませんし…何なら隣近所の方に聞いてみて下さい私がゴボウ全部盗まれたって話してますから」 変な親父は顔を真っ赤にして帰ってった。 盗んでおきながら盗んだ家に治療費請求するって何だかなー ずうずうしいというよりスゲーって思ったわ うーんでも食べなくて良かった 次は竹で作ろうと思う。     塾の先生の話 高校時代にお世話になった塾の先生の話なのですが。 先生は身長が高く体に厚みもある立派な体格の男性(推定40歳台半ば)で、よく通る声で物凄く授業の上手い、そして、誰に対してもフレンドリーでありながら生徒の誰とも馴れ合わない、プロ中のプロといった風情の方でした。 で、受付事務のおばさまから聞いたのですが… 以前、右翼の街宣車が塾のすぐ前の通りに陣取って演説をし、先生のよく通る声もさすがにかき消されるほどの大騒音を立てたことがあったそうです。 受験間近の、冬の出来事だったそうです。 先生は「ちょっと失礼。あの、10分少々、プリントの長文を和訳して待ってて下さい」 と言うと、淡々とした足取りで教室を後にしたそうです。 え!?と思った当時の生徒さんがこっそり後をつけると、先生は街宣車に一直線に向かっていきます。 そして、見張りみたいなことをしていた右翼の若手(?)に、 「貴様ら!あの看板(塾の)が見えんか!お国の未来を背負って立つ若人が勉学に励むのを妨げるのか!!それが国を愛し国を憂う者のなすべきことか!!」 と声の限りに怒鳴りつけたそうです。 食って掛かる若手。生徒たちが「こりゃマズイ」「人を呼ばなきゃ」とあたふたしていると、車の中からおっかなそうな老齢の男性が現れて、若手を制し、先生に向かって 「仰ること、まことにごもっともです。このような無様なことはもういたしません」 と頭を下げ、先生もまた 「ご理解かたじけない。」と頭を下げて手打ちに。 街宣車は去っていったとのことです。 淡々と塾に戻ってくる先生を、覗き見の生徒たちが興奮して「すごいっす!!」と出迎えると、 先生は「ずいぶん和訳のスピードが上がったじゃない。頼もしいね」とニヤリと笑い、何事もなかったように静かになった教室で授業を再開したとのことでした。   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

結婚相談所にて 相談員「この人なんてどうでしょうか?年は35歳で年収は260万・・・」 女「ぜったい嫌です!!!年とりすぎでその年収!?ゾッとします!!!」 相談員「あ・・・すみません、これはあなたのプロフィールでした・・・」     カナダからの留学生 電車に乗ってたら、ランドセルを背負って重そうな手提げ袋を両手に持った、小学校低学年くらいの女の子が乗ってきた。 車内はすいていたので、女の子は私の目の前の席に座り、荷物を脚の間にはさんだ。 次の駅では大勢の人が乗り込んできて、立ち乗りの客もでてきた。 私の横にも不機嫌そうなおばさんが立ったと思ったら、おばさんはいきなり女の子の手提げ袋をひったくり、網棚にのせて「子供は立ちなさい!」と怒鳴り、驚いている女の子の腕をつかんで立たせてランドセルもひっぺがして網棚にのせ、無理矢理席を奪ったあげく「アナウンスくらい聞けないの?荷物は網棚に置くのよ!」と説教した。 周囲は皆びっくり。 すると私の連れ(カナダからの留学生、日本語ペラペラ)がおばさんに向かって 「小さな子供とはいえ他人を無理矢理立たせて自分が座るなんてどういう神経だ。そんな元気があるなら立っていろ。だいたいこんな高い網棚に子供の手が届くわけないだろうが。さあ立て、子供に荷物と席を返せ!」と言った。 おばさんはみるみる赤くなり、何かモゴモゴ言いながら別の車両に移っていった。 連れは女の子に荷物を取ってやり、元通り座らせた。 その後、なぜおばさんに注意しなかった、あんなのを野放しにしておくから日本は少子高齢化が進むんだと説教された(´・ω・`) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   ヤクザ系の人が怒鳴ってた ついさっきの出来事だったんだけど、コンビニに行ったら、レジでヤクザ系の人が言いがかりを付けで、怒鳴ってたんだよ。 訛っててよく聞こえなかったんだけど、 「テレカが……だろが!!」とか 「おまえの態度が……」とか 「こんなコンビニ潰してやる」とか叫んでたんだよ。 俺の他に、お客が5人いたけどみんな嫌な顔していた。 そしたら、店員の一人が警察よんだらしく、警官登場。 警官A・B・C「警察で?す!!、お変わりありませんか」と、店内に入店。 しかしその後、 警官D・E・F「定期巡回に来ました!!」、さらに!! 警官G・H・I「ご苦労様で?す!!」、さらにさらに!! 警官J・K・L「あっ!!、お疲れ様です!!」と、 なんと、警官総勢12名様御入店!! ヤクザ1人に対し10人の警官が取り囲み、出入り口は県警ご自慢のレガシーのパトカーが逃げ出さないように、3台で出入り口をふさぎ、別にあったもう1台のパトカーがすぐに追っかけるように、エンジンをかけっぱなしの状態。 出入り口には、警官KとLが見張ると言う、何もそこまではとのVIP待遇。 ヤクザはわめくが警官はそんな話は完全スルー。 だんだんヒートアップしてきたヤクザは何とカウンターを蹴ってしまい凹ませてしまう。 その瞬間、 警官A「あなた、今、蹴りましたね!!」 警官G「あ?、よく見て、凹んでますね?」 警官C「現場写真取りますね?」 警官D「器物破損の現行犯ですよ、ちょっとこちらへ」 と、警官6人に護衛されパトカーに連れて行かれました。 その場にいた店員&お客みんな( ゜д゜)ポカーン となった後、なぜか笑いが起きました。 いや、凄かった!!     塩ビ管でゴボウを育ててた 工事現場から塩ビ管もらってゴボウを育ててたんだが、そろそろ収穫するべなと見に行ったらなくなってた。 まぁ管から変なニオイがしてたから食べるのを躊躇して収穫に乗り気でなかったのは確かなんだが盗まれたら盗まれたで腹立たしい 盗まれてから数日後、変な親父が訪ねて来た 「お宅から貰ったゴボウを食べたら腹を壊したから治療費を払ってくれ」 と領収書を見せられた。 「いやゴボウは盗まれたんですけど」 「そんなはずはない妻が貰ったと言っていた」 「差し上げてませんし…何なら隣近所の方に聞いてみて下さい私がゴボウ全部盗まれたって話してますから」 変な親父は顔を真っ赤にして帰ってった。 盗んでおきながら盗んだ家に治療費請求するって何だかなー ずうずうしいというよりスゲーって思ったわ うーんでも食べなくて良かった 次は竹で作ろうと思う。     塾の先生の話 高校時代にお世話になった塾の先生の話なのですが。 先生は身長が高く体に厚みもある立派な体格の男性(推定40歳台半ば)で、よく通る声で物凄く授業の上手い、そして、誰に対してもフレンドリーでありながら生徒の誰とも馴れ合わない、プロ中のプロといった風情の方でした。 で、受付事務のおばさまから聞いたのですが… 以前、右翼の街宣車が塾のすぐ前の通りに陣取って演説をし、先生のよく通る声もさすがにかき消されるほどの大騒音を立てたことがあったそうです。 受験間近の、冬の出来事だったそうです。 先生は「ちょっと失礼。あの、10分少々、プリントの長文を和訳して待ってて下さい」 と言うと、淡々とした足取りで教室を後にしたそうです。 え!?と思った当時の生徒さんがこっそり後をつけると、先生は街宣車に一直線に向かっていきます。 そして、見張りみたいなことをしていた右翼の若手(?)に、 「貴様ら!あの看板(塾の)が見えんか!お国の未来を背負って立つ若人が勉学に励むのを妨げるのか!!それが国を愛し国を憂う者のなすべきことか!!」 と声の限りに怒鳴りつけたそうです。 食って掛かる若手。生徒たちが「こりゃマズイ」「人を呼ばなきゃ」とあたふたしていると、車の中からおっかなそうな老齢の男性が現れて、若手を制し、先生に向かって 「仰ること、まことにごもっともです。このような無様なことはもういたしません」 と頭を下げ、先生もまた 「ご理解かたじけない。」と頭を下げて手打ちに。 街宣車は去っていったとのことです。 淡々と塾に戻ってくる先生を、覗き見の生徒たちが興奮して「すごいっす!!」と出迎えると、 先生は「ずいぶん和訳のスピードが上がったじゃない。頼もしいね」とニヤリと笑い、何事もなかったように静かになった教室で授業を再開したとのことでした。   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧

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