恥ずかしくて死ぬかと思った体験 – 短編10話【60】 – まとめ

恥ずかしくて死ぬかと思った体験 - 短編10話【60】 - まとめ 恥ずかしくて死ぬかと思った体験

 

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恥ずかしくて死ぬかと思った体験 短編10話【60】

 

 

1

 

ココアパウダーがまぶしてあるチョコボールを歩きながら食べてたの。
スーパー寄ったりコンビニ寄ったりのんびり帰宅して鏡見たら
口のまわりにココアがまぶされて黒髭危機一髪みたくなってた。女なのに。

 

 

2

 

間違えて女子トイレに入ったことがある。
友達と飯食ってるときにちょとトイレ行きたくなって入ったんだけど、おばさんたちがなぜかいて、俺も驚いたんだけど
まぁ、いっかとか思いながら小便をしようと思うが小便器がない。
しょうがないから大便の方に行って済ませたが、出た後に店員がびっくりしながら教えてくれて気づいた。
恥ずかしかったなぁ・・・

 

 

3

 

朝の会議中、会議に来ない人がいたので「ちょっと電話してみてよ」って言われて
席を立ちながら内ポケットから携帯を取り出した俺。
すると会議室にいた10数人が、半端な笑いを浮かべて俺のほうを凝視!
一瞬何が起きたのか解らなかったが、とりあえず電話を・・・と右手を見て愕然とした

・・・そこにはテレビのリモコンがあった

 

 

4

 

小学校のときの修学旅行で風呂に入るときに靴下だけ履いてた
他は全部脱いでたのになんで靴下だけ脱いでないんだ・・・・

 

 

5

 

中学1年の頃、教育実習生として1ヶ月だけ国語の授業をすること
になった、ある女の先生がいた。その先生は背が小さく童顔でとても可愛い、そんなロリロリな美少女だった。まだ慣れてない授業におどおどしながらする姿は
とても可愛かった。男子には絶大な人気を得ていた。僕はこの先生が好きに
なった。これは初恋だったと思う。
僕は国語の時間が待ち遠しかった。楽しみだった。好きな先生に会えるから。

ある日のこと。昼休みが終わってチャイムが鳴ったと同時にがらがらとゆっくりドアが開き、
先生が入ってきた。先生を見ると常に勃起する僕は勃起した。
先生はまたおどおどしながら授業を始めた。何故か僕を見ながら「授業を始めます」
といった。目が合うとドキッとした。
漢字の問題を生徒にやらせている先生の空いている時間、先生は突然
僕の横に来てそっと座った。いいいいい一体どうしたのだ!!!!!???
激しく動揺していると先生は授業中のおどおどしている様子とは打って変わった
非常に優しい声で話し掛けた。何故だ。今まで話し掛けてこなかったのに。
「さとる君、漢字は得意なの?」
「えっ、か、かかかかかかかか漢字は漢字です」
「くすっ。緊張しなくていいよ。もっと柔らかくね」
まるで僕を誘惑するような言い方だった。これから僕はクラスメイトの前で
先生に犯されるのではないか?などと有り得ない妄想をしてますます動揺する。
「ねぇ、私の授業分かりやすい?」
「ジュギョウ、ワカリヤスイ!」
「あははっ。ありがとう」
「ありがと!」
もはや会話になっていない。先生はオウムと話しているような感じだっただろう。

「あのね、小学校の頃のさとる君見たことあるよ」
「べ!」
「庭で友達とローラースケートしてたよね。あの時さとる君可愛かったから、ずっと
さとる君のこと覚えてたよ」
「な、な、ななんで僕を見たんですか??」
「私さとる君の親戚だからね、おばあちゃんに用があってきたときに、見かけたの」
次々と衝撃的なことばかり言ってくれるので、最早気が気でなかった。事実、気が
触れかけていた。
「先生もクレオパトラよりカワイイです」
「くすっ、ありがとう」
「僕は男なのに、なんで可愛いんですか?」
「母性本能をくすぐられるっていうかね、なんか可愛いの」
先生は笑いながら微かに頬を赤くした。周りの席の男子女子は呆然としたまま僕らを
見ていた。その後眩暈がしながら国語の授業を受けた。席の前の女子に「動揺してたね」
と言われ、まだ動揺してたので「動揺してたね」とオウム返しした。すると先生はまた
心に激震が走るようなことを言った。「今日で先生の授業は終わりです」卒倒しそうだった。

放課後、今日だけ友達とは帰らず、一人でとぼとぼと歩いて帰った。自転車で登校したのに、
自転車で登校したことを忘れていた。失恋のショックは大きかった。元気ないまま、帰宅すると
見知らぬ車があった。あれ、誰だろう?と思いながら家に帰るとなんと玄関に先生がいた。
「うひ! うひ! うひ!」あまりの喜びに爆笑した。「あっ、さとる君!」と先生は
元気いっぱいに話し掛けてきた。「うひひひひひひひひひ! 先生がいる!どうしたんですか!」
かつてない笑いを零した僕をさっきまで先生と話していた母は信じられないという表情で見ていた。
だが今は母なんかに構ってられない。先生と最後の会話だ。
「今日で最後だから、一目見たくて来たんだよ。もう遠くに行っちゃうからね、私」
「あっ、ど、どどどうもです」
「これあげるね」

先生はとても奇妙な人形をくれた。一つ目ピエロでどこか不吉な匂いを伺わせる、
恐ろしい人形だったが先生がくれたということでとても可愛らしいものと思うように努めた。
「ちょっと待ってて下さい」
僕は部屋に戻り、小学生以来鍵をかけて厳重に保管していたどんぐりを取り出し、先生に
プレゼントした。
「はい、魔法のどんぐりです」
「えっ、魔法?」
「空から降ってきたんです。このどんぐり」
今考えると木から落ちてきただけのどんぐりである。背が小さくて馬鹿だったから空から
降ってきたと思い込んでいたのだ。そして中学生になっても馬鹿は変わりなかったから、信じ続けた。
「そうなの! ありがとう」
「どどどどどどどどんぐりです」
そのとき、急に感動のお別れの時を母は邪魔し出した。なんだ、大切な時にこの人は。
「あんた、腐ったどんぐり先生にあげてどうするの!」
「だだだだだってこれ大切にしてたから」
「いえ、私嬉しいのでいいですよ」
先生は心底嬉しそうな顔をしながらどんぐりをポケットに入れた。
「ほんとねえ、この子陽子さん(先生の名前)のこと毎晩言ってたのよ」
「えっ、そうなんですか?」
「うん、もうねよほど陽子さんのこと好きらしいよ。国語のテストで100点とって先生になでなで
してもらうのが夢とか、ねぇほんと。あはははは!馬鹿じゃないかしらこの子!」
母は家で先生の噂をしていたことを暴露し出した。僕は恥ずかしくて死にそうだった。
「へー。じゃあなでなでしてあげよう」
なでなで、と赤ん坊をあやすように言いながら玄関で頭をなでてくれた。狂喜した。
「うひひひひひひひひひひひひひひ」
「やだあ。変態じゃないかしらこの子」
「そんなことないですよ。可愛いですよー」
「だでだでぼっどじでーーー(なでなでもっとしてー)」
理性は吹き飛んでいた。

…思い返すと死にたくなる。

 

6

 

父の仕事の関係で立食パーティの軽い感じのに行った時、友達も誘ったのよ。
そしたら、そこで酒をすすめられて、調子こいて飲んじゃった。
っても、おちょこ一杯くらい。
なのに、その後気分悪くなって、急に吐き気が襲ってきた。
その上酷い貧血で目の前真っ暗。
フラフラでトイレに掛けこみ、ゲーゲー吐いた後、トイレから出てしばらくそこで座って休んでたら・・・・自分が出てきたとこ、
良く見たら男子トイレじゃん!!

いくら貧血でほとんど目が見えなかったとはいえ、周りの人はびっくりしたろうなぁ。

 

 

7

 

俺は高校1年のときの2学期の初日に寝坊をした。
急いで制服をクローゼットからだし着替えてダッシュでチャリこいで電車に乗った。
なにか下半身に違和感を感じよく見てみると
俺はサイズが少し小さい中学の頃の制服をはいていた。
しかし当時太っていた俺は中学の頃の制服などはけるはずもないと思い、
はけるんだったら大丈夫だろと思いこれを高校の制服と決め付けてしまったのだ。
数分して目の前に見たことのあるズボンが。
良く見ると同じ高校の男子だった。やはり俺は制服を間違えていた。
あまり面識がないだけに凄く恥ずかしかった、きっと気付かれていただろう。
そのあと駅をおりて家に電話し親に制服を間違えていたことを教えて制服を学校まで届けてもらうことにした。
しかしもっと恥ずかしいことはこのあとにあった。
俺は予想以上に早くに学校についた。
すると校舎にはいろうとしたときに生徒指導部の先生が俺に声をかけてきた。
「お前の親から電話があったぞ、学校の決まりで違装のやつは校舎にはいれないことになってるからな
親がくるまでここでまってろ。」
心臓が止まると思った。
俺はそこで違う制服のまま親が来るまで待たなくてはならなくなった。
ぞろぞろ生徒が登校してくる、当然のように皆俺のほうを見ていた。
数十分たって先生が俺に話しかけてきた。
「もう授業始まっちゃうからお前クラスに行け。」
またも心臓が止まると思った。
結局俺はそのあと無事にちゃんとした制服に着替えることができたが、
知り合いや、知らないやつらにまでなんで違う服を着てたんだと一日中聞かれまくった。
俺はあの日のことを一生忘れられないだろうな。
あー思い出すだけでも顔が赤くなるよ。

 

 

8

 

エロビデオをレンタルしてその帰りに別のレンタル屋に入ろうとしたら
ピーピーピーッ!っとゲートが反応。
一応という事でバッグの中身を調べられてエロビを公開するはめに・・・
しかもちょっとマニアックなやつだからよけい恥ずかしかった。

 

 

9

 

今年の夏の試合でイケメン球児を発見。しかしイケメンでも選手ではなく応援団だったためあまり目立たず友達はみんな
「名前がわからないよね~かっこいいのに」と言ってたが
私は見た。「お~い北條(仮名)!」という言葉に反応する先輩を!
心の声→北條先輩って言うのか,顔に似合ってカコイイ名前だなぁ(・∀・)

それからしばらくたって学園祭の日,たまたま私のクラスの模擬店に来た。
私はすかさず「北條先輩こんにちわ!」と挨拶。
すると頭から「?」を飛ばしまくる先輩。「え?え?」というセリフつき。
さらに私はその場にいた友達に「(ヒソヒソ声)この人北條先輩っていうんだよ♪カコイイよね~」
と大自慢。そして「先輩秋の試合頑張ってくださいね!(超笑顔)」で〆。
それから会う度にちらちら見られるので脈あるのかな?とバカな妄想。

その1週間後,他の友達から「あのカッコイイ援団の先輩,試合出るらしいよ!」と聞き,
1年部員から野球のレギュラー表を奪い取り食い入るように見た。
しかし北條の名前がない…。「ないじゃんよ~」というと,
「えっ,あの人山田(仮名)っていうんだよ,ほらあるじゃん,ファーストだったんだね」と。
「ちょっとまって!(AA略)だって北條って名前じゃ…」というと
「北條さんはチアダンス部の2年生だよ。付き合ってるんだって。スゴイ美人なんだよ」

私変質者じゃん…orz

 

 

10

 

結婚するまでは処女を守る!と固く決意し、彼も理解を示してくれたおかげで処女のまま新婚初夜を迎える事が出来た私。
当然ながら多少の性知識はあったものの、ドラマ等で見るエッチは男女が倒れる所までだったので、どうしていいのかさっぱり判らなかった。
彼改め夫が「じゃ、俺シャワー浴びてくる」と、夜の雰囲気が濃くなってきたのに気付き、一人になった私は今のうちにいろいろ準備しておかねば!と混乱しまくって、布団を整え全裸になって、夫と自分の服をキレイに畳んで押入れにしまい込んだ。
そこで急に恥ずかしくなり、裸のままウロウロして窓際のカーテンにクルクルと丸まって隠れてしまった。

シャワーから出てきた夫は私がいないのと自分の脱いだ服が無いのに気付いて焦ったらしく、私の名前を呼んでいたが、私が恥ずかしくて返事をしかねているうちにフロントへ電話してしまった。

今さら出るに出られず、どうしたらこの場を穏便に収めながら夫の前に出られるのか、必死に考えていたら、夫がカーテンの異常な盛り上がりに気付いてカーテンごしに私を抱きかかえた。

激しく驚いた私は強烈な悲鳴を上げてよろけながら転び、カーテンは見事にブチブチとレールから外れて千切れた。
夫からの連絡に加え、『隣から悲鳴が聞こえた』との連絡を受けて女将が来た時にはカーテンを壊したお詫びとお騒がせした事に対するお詫びでペコペコと謝り、なぜそんな奇妙な行動をとったかについて後から夫に説明させられ、こんな恥ずかしい事を知る男とは一生別れられない、死ぬ時も私が後になると覚悟した。

あれから10年経ったので、そろそろ時効かと思い書き捨ててみた。

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