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短編怖い話『天使の像』『赤いクレヨン』など 全20話|洒落にならない怖い話

短編怖い話『天使の像』『赤いクレヨン』など 全20話|洒落にならない怖い話 厳選
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【閲覧注意】短いのに怖い! 怖い話の短編集!

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トラウマ確実の「怖い話」まとめ 全20話

 

 

黄色い縄跳び

谷拓さん(仮名)は学生時代付き合った彼女とは忘れられない思い出があるといいます。

谷さんはその彼女とはとてもウマが合い、長年暮らしたオシドリ夫婦のように
気持ちが通じ合えたそうです。そんな二人がある日のデートで薄暗い照明の
エスニック料理店で食事をしました。お酒が入って彼女が、
「ねえ、私の気持ちがわかる?」
と聞いてきたので、
「手を握るから想いを念じて!」
と頼みました。

やってみるとこれがことのほか的中して、しばらく念じた色や友人の名前を
当てて盛り上がっていました。そうしていると彼女が急に「ん?」という感じで
首を傾げました。
「よし、じゃあね、私がお姉ちゃんの子供にこの前買ってあげたものを当てて?」
と言ったのです。
「それは難しい問題だなあ」
と谷さんが言うと、
「なんか、のんちゃんのこと考えちゃったの」
と言って彼女は谷さんの手を握ったのです。

谷さんは大げさに、「う~ん」と、うなっていたのですが、信じられない
ことに突如鮮明にひらめいたのです。
「黄色い縄跳び!」
「スゴイ!何でわかったの?あんまり高いものだとお姉ちゃんが嫌がるから、
のんちゃんに欲しいものを聞いて買ってあげたの」

ピタリと言い当てて、谷さん自身が驚いていると、店の暗がりにぼんやりと
幼稚園くらいの女の子が黄色い縄跳びを持って立っているのが見えたのです。
のんちゃんらしい女の子は血だらけでこっちを見ていました。
すると彼女の携帯電話が鳴って、
「えっ、のんちゃんが縄跳びしてて車に引かれたのお!」
と大声を上げて、すぐに教えられた病院に向かいました。
可哀想にのんちゃんは亡くなったのですが、谷さんが霊を見た時間が
死亡時刻だったのでした。

 

白い煙

昔住んでたとこの近所に、廃墟があった。
なんつーか、小高い丘に小さな森があって、車一台がやっとの道を登っていくと、ポッカリ空いた平地に一軒家が建ってた。
空き家になってから数年しか経ってない様子で、二階まで上がることもできた。
昔は神隠しに遭ったんだと勝手に信じてたが今思えば夜逃げだ。
何回も行くうちに、時には白黒の集合写真やら外人の写った写真がばら蒔かれてたり、
時には社交ダンスで着るようなドレスが散らばってたりして、怖いながらも飽きることはなかった。

ある日、俺とツレ二人は廃墟の近くに住む奴の家に泊まりに行った。
晩飯をご馳走になった後、ツレの一人が「夜の廃墟に行ってみないか」と話を持ちかけてきた。
昼しか行ったことのない俺達は、興味津々でスグに頷いた。
家の人には皆でコンビニに行ってくると残し、懐中電灯を持って出掛けた。
夜の8時とは言え、暗いだけで昼とは別格の不気味さをかもす空間に、俺達は尻込みした。
懐中電灯の光を動かすたびに、得体の知れない何かが照らし出されるような気がして、気が気じゃなかった。
「ど、どうする、帰るか?」その一言に誰も異論はなく、俺達はゆっくりと後退りを始めた時、遠くに聞こえていた甲高い原付の音がこちらに向かって来ていることに気づいた。
意味もなくふかしたエンジン音がやってくる。
ガキにとっては、幽霊も怖いがヤンキーも怖い。
俺達は皆で森に隠れた。すぐに趣味の悪い改造をした二台の原付がやってきた。俺達には気付くことなく通りすぎ、家の前に原付を停めた。
片方に二人乗っていて、計三人のヤンキーが口々に「うひょーコエー!」「マジヤベー!」と笑いながら家の中に入って行った。
今がチャンスとばかりに俺達はゆっくりと森を出て坂道へ向かう。
バレてないか何度も廃墟を確認しながら忍び足で進んでると、二階に上がったヤンキー達の後ろにおかしなモノがあることに気づいた。
前の奴も小さく「えっ…」と呟く。
一人のヤンキーの後ろに白い煙があった。
タバコの煙などではなく、しっかりと人の形をしていた。
それがピッタリと背中に張り付いていた。
次第に腕のようなものがはえてきて、ギャハハと笑っているヤンキーの首に巻き付いていった。
そこまで見ると、俺は怖くなって走り出した。他の奴等も黙って追いかけてきた。
後ろからは相変わらず品のない笑い声が響いていたので、ヤンキーに気づかれることなく森を抜けられたようだった。
「みみみ見たか?」「見た、見た」「な、何だよあれ!」「わかんねーよ!」
俺達は口々に話しながらコンビニまで走った。
ビクつきながらも変な興奮状態の俺達は、コンビニでしばらくさっきの煙について話していた。
結論は「たぶん幽霊」で話がまとまった時に、原付の音がしてさっきのヤンキー達がコンビニにやってきた。
俺達はコソコソと退散する。その時見ちゃったんだ。

煙のヤンキーの首に、はっきりと赤い手形が付いていたことを。

それ以来俺達の間では廃墟の話はタブーになった。
時折、あのヤンキーはどうなったんだろうって思い出す。

 

残念ながらあなたの娘さんは

ある病院に残り三ヶ月の命と診断されている女の子がいました。
友達が二人お見舞いに来た時に、その子のお母さんはまだ、
その子の体がベットの上で起こせるうちに最後に写真を撮ろう
とおもい、病気の子を真ん中にして三人の写真を撮りました。

結局それから一週間ほどで急に容体が悪くなり、三ヶ月ともたずに
その子はなくなってしまいました。
葬式も終わり、多少落ち着きを取り戻したお母さんはある日、
病院で撮った写真の事を思い出しました。それを現像に出し取りにいって
見てみると、その写真が見つかりません。写真屋さんに聞いてみると、
「いや、現像に失敗して、、、」というそうです。不審に思ったお母さんは
娘の生前の最後の写真だからとしつこく写真屋さんに迫ったそうです。
写真屋さんもしぶしぶ写真をとりだし、「見ない方がいいと思いますけれど、
驚かないで下さいね。」と写真を見せてくれました。

そこには、三人の女の子が写ってましたが、真ん中の亡くなった女の子だけが
ミイラのような状態で写っていたそうです。

それを見たお母さんはとても驚きましたが、供養して
もらうといい写真を持ち帰りました。それにしても恐ろしい
写真だったため霊能者のところに供養してもらう時に
これは何かを暗示してしているのではないかとたずねました。
すると、霊能者は言いたがりません。やはり無理に頼み込んで
話を聞ける事になりました。その霊能者が言うには、

「残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。」

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