その神経が分からん! 短編10話【34】まとめ

その神経が分からん! 短編10話【34】まとめ

 

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その神経が分からん! 短編10話【34】

 

1

中学時代私の顔をさんざんけなしてキモイやら消えろやら言っていじめてきた子がいた。
そのせいで私は高校卒業するまで自分に自信の無い暗い性格になってた。
でも周囲のおかげで少しずつ普通に素を出せるようになって、
今では初対面の人からも「明るい子だねー」と言ってもらえるくらいにはなった。
当時は整形したいと話して親を泣かせたりもして本当にしんどかったけど、
今振り返ってみたらまあ良い経験にはなったのかな、と思う。

そのいじめっ子が最近うちの下の階に引っ越してきて、
その挨拶の際に「あのときはごめんねぇ!若気の至りでさ~」と言われたので
無表情に「こっちは死ぬ程辛かったけどね。まあ良い経験になったと思う事にしたよ」と返した。
すると「じゃあ今の○○があるのは私のおかげってやつ?いや照れる~」と喜ばれた。
引っ越そうかな…

 

2

昼休みによく行く都心の某牛丼チェーンで最近みかけるんだけど
そこの店はカウンターのみなのにもかかわらず、近所の社員証タグ下げた
明らかにサラリーマンやOLとおぼしき連中が数人でやってきて
普通のレストランばりにカウンターの席で延々くっちゃべってる。
近くに定食屋いっぱいあるし、サイゼリアだってあるんだからそっち行けよ。
その神経が分からん!

もっと酷いのは、やはり昼休みのOLっぽい二人連れがその店に入ってきたけど
店内は二席続けて空いてない程混んでいて、それでも飛び石で空いてるとこに
座ろうとしていた。(丁度2席空いたからそっち行ったけど)女二人くっちゃべりながら
メシ食うのにカウンターのみの店入るなよ。近所にサイゼry
その神経がわからん!

 

3

近所の親子なんだけど、小学校低学年位の子供がしゃがみ込んで何かしてる。
母親はその横で携帯いじってる。
ふと通りすがりに見たら、子供がチョウチョやバッタを石ですりつぶしてた。
そのすったものがレモンくらいの高さに積んであって、それが3個くらいある。
思わず悲鳴あげたら、子供は全く反応なし。
母親はちらっとこっち見たけどまた携帯いじる。
怖い。

4

勧誘の電話がかかってきた。
親が出たけど名字しか名乗らないもんだから友達か学校関係と思って代わったら
「○○っていうお店の田中なんですけど~○○ってショップ知ってますか?」(←男)とかぬかしやがった。
社会人のくせに電話かけた先に会社名も店名も伝えず名字だけ名乗る神経が分からん。

勧誘と分かったので適当に「ハイ」しか言ってなかったら
男「こんばんは~!!」
私「ハイ。」
男「あれ?こんばんは~!!」
私「ハイ。」
男「こ・ん・ば・ん・わぁ~!!!!!」

生まれて初めて受話器割りたくなった。

 

5

私が働く店では販売の他に買取もやってるんだが…
買取の承諾書(申込書兼)で神経のわからんことが多々ある。
「会員証または身分証明書はお持ちでしょうか?」
→客「会員証とか持ってないんですけど…」
『電話番号(携帯可)』の欄
→客「携帯持ってないんですけど…」
警察の指導で職業を書いてもらうようになってからは、
社名・店名の記載の多いこと。
『会社員』『フリーター』とかでいい。
堂々と店名・社名晒して怖くないんか?
さらに意外と多いのが、会社員と書こうとしての『会社買』。
えらい金持ちだな。
てかよく会社員になれたなそれで。
しかも本人気づかない。
さらに、特殊な物をお売りいただく場合に、
私「こちらをお読みになり、ご納得いただけましたらサインを
お願いいたします」
客、読みもせずサイン。
いや、読んでくれよ。ヤバいこと書いてあったらどうすんの。

ポイントカード「ない」って言ったくせに、レジ打ったあとに
「これ(ポイントカード)いつ出せばいいんですか」
とか怒り気味に言われてもね…
他にも客商売は言い出したらキリがないけど…
もうね、神経わからんよ。

 

6

ついさっきの出来事。
友人と電車に乗っていて、私の目の前に臨月っぽい妊婦が立ったので
席をかわってあげようと思い立ち上がったら、友人が即座に横に移動して
二人分の隙間を占領した。
「何してんの、よけなよ」と小声で言ったけど聞こえないフリをされ
結局反対側に座っていた人が妊婦に席を譲ると、友人は元の位置に戻り
ラッキーじゃんもう一回座りなよ!と私を促した。
「これ見よがしにでかい腹を見せびらかして、席を替わってもらって
当然と思ってるに違いない。世間の厳しさを思い知らせてやりたかった」
という理由だったらしい。
ただの嫌がらせじゃん…立った私も立場ないじゃん。
なんかどっかおかしいんじゃなかろうかと思った。

7

この前の休み(平日)のこと。
外で話し声がする。
「今は20X号室しか二階は埋まってないんですが、日当たりもいいしいい物件ですよ~」
ああ、不動産屋が入居希望の人を連れてきたんだな、と思いつつ、外置きの洗濯機で洗濯がしたかったので声が聞こえなくなったと同時ぐらいに外へ。
そしたら知らないおばあさん寄りのおばさんが私の洗濯機のふたを開けて中を覗き込んでる。
思わず「何やってるんですか!」と結構大きな声で言ってしまった。
「え、い~え~。
気にしないでね。」
「いえ、どちら様ですか?
私の洗濯機です。」
「あなた女の子なのに一人暮らし?」
「なんなんですか?
お答えする義理はありません」
と押し問答してたら不動産屋と30代かアラフォーな男性登場。
「○○さん、どうしました?」
「い~え~、この子がね、なんかイライラしてるみたいなの。
生理かしらね~私はもうあがったから分からないわ~」
不動産屋男性!!
必死の思いで「この方が私の洗濯機を勝手に開けてのぞいてたんですよ」と反論。
不動産屋はペコペコ謝ってくれたけど、そのおばさん反省の色なし。
「せっかく隣に男が住んでくれるのよ?
なんならお隣さんじゃなくて夜明けのコーヒーを飲む仲だって~」
(言われた時は意味分からず。あとでググって沸騰した。)
そこで息子が「え~一人暮らしするような女の子って遊んでそうだからやだよ」とのたまう。
おばさんは「そうね~」と。
怒鳴ろうと息を吸いかけた瞬間、不動産屋が90度のお辞儀。
おばさんの手を無理やり引っ張って連れて行った。
2時間後、不動産屋はおせんべい1缶持ってきてさらにペコペコ。
不動産屋は哀れだ。
だがあのおばさんは許さない!
人のものを勝手にいじるだけでも神経わからんのにその後の言動がひどすぎる。
私も今年四捨五入で30になったから年齢だけで言えばその息子とだって付き合うことはあるだろうけど、あの男はあり得ないわ。

 

8

職場の先輩の神経が解らん。

私の勤務してる会社は県内に数店舗の支店がある。
先輩は昨年までは私と同じ本店勤務だったんだけど、昨年4月からA支店に課長代理として栄転。
それをきっかけに、「勤務に好都合だから」と言う理由で、夫婦ですんでたマンションから自分
の実家に帰った。
先輩の実家と奥さんと住んでたマンションを比較しても、大して変わりはないし、終電時間も
速い路線になるから近くても不便になるだろう地域。
先輩は実家で、先輩奥さんはマンションで生活する事に落ち着いたと先輩自身の口から聞いた。

で、昨日、先輩がいきなり本店までやってきて、先輩奥さんと同じ大学を卒業
したというだけの、友人でも知り合いでもない私に、
「俺の嫁の居所知らない?」
と聞いてきた。
日曜日にいきなり連絡が取れなくなったので、マンションに行ってみたら赤の他人
が住んでいて、市役所には離婚届が出されていたらしい。
会社も3月末で退職しており、行方が解らないそう。
先輩の言葉が本当なら、最後に奥さんと顔を合わせたのがGW前と言うから呆れる。
その時は変わったところは何もなかったと言うので、思わず、
「普段の連絡は電話だけですか?マンションには帰らなかったんですか?」
と聞いたら、
「いや、普段はメールだけ。今年は正月とGW前に外で飯喰った」
とかで実際はいつからマンションにいないのか解らないらしい。
そういった状況なのに、
「あいつ、両親に死なれてるから帰る場所ないはずなんだよ」
「探してやらないと。だって、どこかで俺のこと待ってると思うんだよ」
というような寝言が言える先輩の神経が解らん。

 

9

ベランダとかマンションの開放廊下で、でかい声で携帯で話してる奴。
隣のマンションまで響き渡る様な声で話したいなら、部屋に籠って話せよ。
外で話したいなら、普通の声で話せ。アホか。
ちなみにそういう奴は、たいてい仕事の電話が多いな。街中だからかもしれんが。

 

10

同僚に歌舞伎に行こうと誘われた。襲名披露のいい席だったので3万近くした。
高額なので少し考えさせて欲しい、いつまでに返事すればいいかを確認した。
誘われたのが金曜日で次の月曜日までに返事してとのこと。
その次の日の土曜日にいきなりメールでチケット取れました!と。
まさかとは思ったが、月曜日に出勤したらいきなりネットでの購入画面のプリントを見せられ、
チケット代はいくらいくらだからねと普通に請求された。
こちらが行くと返事していないのに、勝手にチケットを購入する神経が分からん!

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その神経が分からん!
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