『威張ったじじい講師』など短編5話 – スカッとする話

スカッとする話【短編 - 傑作選】まとめ - 全5話

 

  1. スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
    1. 威張ったじじい講師 高校の時の話し 日本史の講師が威張ったじじいだった。 授業はつまらないし、口臭いし(ウンコ臭)、女子を贔屓するわで、好きだった授業が段々嫌いになった。 授業中にヤツがする雑談はいかに自分が優れた人間かの自慢話。 気に入らないことがあるとすぐ怒鳴り、みんなも辟易としてた。 ある時、じじいは言った。 「俺が海軍兵学校にいた時は…云々」と。 その時自分は、「あ、こいつ嘘ついているな」と悟った。 一応最後まで話しをさせてから、「先生質問いいですか?」と挙手。 「先生は海軍兵学校の何期生だったんですか?」と自分。 「え?え?」とキョドリ出す講師。そして、答えない。 「兵学校にいたなら、分かるでしょ」としつこく迫る自分。 とうとう講師は逆ギレ 「おめぇに関係ないだろうがぁぁぁ!!!」 「いいえ、関係あります。祖母の兄は海軍兵学校第○○期生でした。終戦の年の4月、沖縄に向かい戦死しました。海軍兵学校生を騙ることは、お国の為に戦死した人々への侮辱です。」と怒鳴り返した。 ついでに、「兵学校の名簿もあるので(本当)家に帰って確認します」とも言っておいた。 自分でも声が震えているのが分かり、恥ずかしかったけど、こんなカスに嫌われても目をつけられてもいいと思った。 その時の授業がどう終わったかは覚えていないのだけど、自分は怒りが治まらず校長先生にいきさつを泣きながら話しに行った。 その一週間後にじじい講師は学校に来なくなった。 やつがどうなったか知らない。今もどこかで嘘ついているのかも。 自分は右でも左でもない。 けど戦争を体験した人間は多くを語らないことを知っている。 自らベラベラ語る人間は嘘ついているんだよ。 読みにくてゴメン     クーリングオフ 1000円で小物出品 ↓ 歴史に残るバトルの末20000円overで落札 ↓ 送る ↓ 評価「非常に悪い」 「こんな物を20000円で売るとは信じられません」 「知り合いの弁護士に相談した結果、クーリングオフにて解決すべきであるという制度を活用すべきだと言われました。クーリングオフはご存じですか?」 「聞き入れられない場合は法廷に持ち込む事になります。弁護士費用など、多額の費用が必要になりますがよろしいでしょうか?」 とか言われたんで、 「分かりました。当方法律知識に多少は覚えがあります。裁判も一度経験してみたかったのでぜひ裁判をお願いします。その場合私に弁護人は必要ありません。それでは訴状が届くまで楽しみにしておきます」 って言ったら 「ごめんなさい。私が悪かったです。裁判は嘘です。すみませんが少しだけ返金していただけませんか?」 返すわけないし、「あなたは裁判という単語を出して私を脅し、私にお金を出させようとしましたね?これは何という行為か知ってますか?」 ↓その後 「非常に良い」「ありがとうございました」 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   本買わないんだったら持っていかないでよーっ まだ小学校低学年の頃だけど どうしても欲しい本があって、一生懸命親にねだって家の手伝いとかもやり、ようやく資金もでき、近所の本屋へ駆け足。 やっと買えると思った本の最後の一冊が、目の前で大人(たぶん大学生くらいだったと思う)に持っていかれてしまった。 どうしても諦めきれずに、その大人の周りをうろついていたら、そいつもう数冊ほど本をとって自分の鞄へ。そしてそのまま本屋を出ようとする。 当時まだ万引きという言葉も行為もよくわからなかったが、なんか腹が立ったので大声で 「その本買わないんだったら持っていかないでよーっ」 その大人は店員に捕まり、俺は念願の本買う時に頭撫でられたついでに飴も貰えた。 当時の俺、知らないとはいえ勇気あったな。     事務の女の子 同僚のおっさんが「俺はメガネの女だめだなー。嫁さんメガネじゃないと思ってたのに結婚したらメガネかけるようになってがっかりしたよ」と言ったら 事務の女の子が「良く見えてなかったから結婚しちゃったんですね」と言いかえしていた     英語や数学が社会に出てから何の役に立つんすか? 授業中に「英語や数学が社会に出てから何の役に立つんすか?」 と質問したやつがいたんだが、先生は落ち着き払って振り返りもせずに 「そういう質問をするやつは英語も数学も必要ない仕事に就くだけだ」と言ってたな。 その程度の事に考えが及ばない時点で人生終わってるわ。   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧
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スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話

 

威張ったじじい講師 高校の時の話し 日本史の講師が威張ったじじいだった。 授業はつまらないし、口臭いし(ウンコ臭)、女子を贔屓するわで、好きだった授業が段々嫌いになった。 授業中にヤツがする雑談はいかに自分が優れた人間かの自慢話。 気に入らないことがあるとすぐ怒鳴り、みんなも辟易としてた。 ある時、じじいは言った。 「俺が海軍兵学校にいた時は…云々」と。 その時自分は、「あ、こいつ嘘ついているな」と悟った。 一応最後まで話しをさせてから、「先生質問いいですか?」と挙手。 「先生は海軍兵学校の何期生だったんですか?」と自分。 「え?え?」とキョドリ出す講師。そして、答えない。 「兵学校にいたなら、分かるでしょ」としつこく迫る自分。 とうとう講師は逆ギレ 「おめぇに関係ないだろうがぁぁぁ!!!」 「いいえ、関係あります。祖母の兄は海軍兵学校第○○期生でした。終戦の年の4月、沖縄に向かい戦死しました。海軍兵学校生を騙ることは、お国の為に戦死した人々への侮辱です。」と怒鳴り返した。 ついでに、「兵学校の名簿もあるので(本当)家に帰って確認します」とも言っておいた。 自分でも声が震えているのが分かり、恥ずかしかったけど、こんなカスに嫌われても目をつけられてもいいと思った。 その時の授業がどう終わったかは覚えていないのだけど、自分は怒りが治まらず校長先生にいきさつを泣きながら話しに行った。 その一週間後にじじい講師は学校に来なくなった。 やつがどうなったか知らない。今もどこかで嘘ついているのかも。 自分は右でも左でもない。 けど戦争を体験した人間は多くを語らないことを知っている。 自らベラベラ語る人間は嘘ついているんだよ。 読みにくてゴメン     クーリングオフ 1000円で小物出品 ↓ 歴史に残るバトルの末20000円overで落札 ↓ 送る ↓ 評価「非常に悪い」 「こんな物を20000円で売るとは信じられません」 「知り合いの弁護士に相談した結果、クーリングオフにて解決すべきであるという制度を活用すべきだと言われました。クーリングオフはご存じですか?」 「聞き入れられない場合は法廷に持ち込む事になります。弁護士費用など、多額の費用が必要になりますがよろしいでしょうか?」 とか言われたんで、 「分かりました。当方法律知識に多少は覚えがあります。裁判も一度経験してみたかったのでぜひ裁判をお願いします。その場合私に弁護人は必要ありません。それでは訴状が届くまで楽しみにしておきます」 って言ったら 「ごめんなさい。私が悪かったです。裁判は嘘です。すみませんが少しだけ返金していただけませんか?」 返すわけないし、「あなたは裁判という単語を出して私を脅し、私にお金を出させようとしましたね?これは何という行為か知ってますか?」 ↓その後 「非常に良い」「ありがとうございました」 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});   本買わないんだったら持っていかないでよーっ まだ小学校低学年の頃だけど どうしても欲しい本があって、一生懸命親にねだって家の手伝いとかもやり、ようやく資金もでき、近所の本屋へ駆け足。 やっと買えると思った本の最後の一冊が、目の前で大人(たぶん大学生くらいだったと思う)に持っていかれてしまった。 どうしても諦めきれずに、その大人の周りをうろついていたら、そいつもう数冊ほど本をとって自分の鞄へ。そしてそのまま本屋を出ようとする。 当時まだ万引きという言葉も行為もよくわからなかったが、なんか腹が立ったので大声で 「その本買わないんだったら持っていかないでよーっ」 その大人は店員に捕まり、俺は念願の本買う時に頭撫でられたついでに飴も貰えた。 当時の俺、知らないとはいえ勇気あったな。     事務の女の子 同僚のおっさんが「俺はメガネの女だめだなー。嫁さんメガネじゃないと思ってたのに結婚したらメガネかけるようになってがっかりしたよ」と言ったら 事務の女の子が「良く見えてなかったから結婚しちゃったんですね」と言いかえしていた     英語や数学が社会に出てから何の役に立つんすか? 授業中に「英語や数学が社会に出てから何の役に立つんすか?」 と質問したやつがいたんだが、先生は落ち着き払って振り返りもせずに 「そういう質問をするやつは英語も数学も必要ない仕事に就くだけだ」と言ってたな。 その程度の事に考えが及ばない時点で人生終わってるわ。   【厳選】スカッとする話 一覧 【傑作選】スカッとする話 一覧

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