スカッとする話【短編 – 傑作選】まとめ – 全5話
やだー社会人なるのやめるー
俺の武勇伝じゃなくて申し訳ないんだが、気持ちよかったので。
親会社がミスしたしわ寄せが子会社であるうちの会社にも来て、
そのおかげで最近ずっと社員総出で休日出勤(今日が1ヶ月ぶりの休み)。
休日出勤自体はいい。
手当ても出てるし、ミスをフォローできるのがうちだけなんで、そこは担当者一丸となって、
親も子も関係ないぜ!で頑張ってる。
が、親会社の副社長というのが空気読めない。
昨日、特に忙しい時間帯に、来年から親会社勤務予定とかいう息子を連れてきて「見学」させやがった。
息子は大人しくしてたんだが、副社長がいちいち誰かに「これは○○か?」「あれは××か?」とやけに質問してくる。
多分、かっこいいお父さんを見せたいんだろうな、そんな態度がもれもれ。
普通にうっとうしいうえに、質問内容が親会社専門の内容で、俺たちにはまったくわからん。
最初は「これだから末端のクズどもが(キリ)」くらいの感じだったのに、どういうわけかだんだん本気でむかついてきたらしく
(俺たちが適当にあしらってたのも悪かった)
「おまえら全員立て!」と怒鳴られ、一列に並ばされて一人一人罵倒された。
能力不足云々いろいろ言われたけど、いちいち反論するよりはさっさと終わらせて仕事に戻ろうって全員考えてたんで
ただ罵られるままに黙って聞いてた。
20人くらいいたのを全員罵って、ようやく気が済んだらしくて、副社長が息子に「こんな馬鹿にはなるなよ」って言ってしめた。
と思ったら、それまで礼儀正しかった息子が急に「えー親父の部下になったこんな目にあうの?やだー社会人なるのやめるー」なんて、
いまにもバカ丸出しの言い方で喚きだしたんでびっくりした。
そのうえ、「もうおうち帰る!会社こあい!」と地団駄踏み出したんで、副社長が慌てて息子連れて出て行ってしまった。
ぽかんとしてたけど、まあ仕事に戻ろう・・・と作業してたら、しばらくして息子だけ戻ってきて、
「うちのクソ親父が申し訳ございませんでした。後日、家族会議します」と深々と一礼して去っていった。
出て行く際に、栄養ドリンクと缶コーヒーがつまった袋をさりげなく女の子に「どうぞ」と渡してて惚れるかと思ったわ。
ちなみに副社長の実父は、親会社の現社長。副社長の実母はうちのグループ全体の会長。
夫婦二人で戦後の騒乱の中、苦労して会社を立ち上げただけに、どっちも厳しい性格で有名。
家族会議の結果が楽しみだわ。
パパ、あそこって体の悪い人が使うところじゃないの?
店の入り口の前に車いすマークの駐車場がある場所での出来事
入り口はすぐ横に駐輪場があり、且つベンチがあるので、常に人がたむろしている場所でもある
この前その入り口でボーッとトイレに行った嫁さんをコーヒーを飲みながら待ってた時、
車いすマークの駐輪場にオープンカーが斜めに突っ込んできた
扉をあけるために広く取られた横幅を全部使って斜めにとめている
中にはギャル男2人とギャル女2人
それを見ていた1人の男の子が、隣のパパに本人に聞こえるように聞いたんだ
「パパ、あそこって体の悪い人が使うところじゃないの?」
一瞬周りの空気がピリッとした
父親がどう返すのか、俺も耳をそばやだてていた
「うーん、身体っていうのはね、見えるところだけが悪くなるんじゃないんだよ」
パパさんナイス答え!と思ったら男の子
「じゃあおにーちゃんたち、どこが悪いの?」
更に緊張感が高まる空気の中、パパはんは言ってのけた
「えっと、頭とか」
思わずコーヒー吹いたわ
男の子の隣に立っていたサラリーマンも釣られて笑い出すし、袋抱えてベンチで休んでたおばさんも笑い出すし
車から降りたギャル男がやり取りを聞いていたらしく、チッと舌打ちし車に乗ってエンジンをかけた
そのままバックさせるのかと思ったら、車がガッタンゴットン動いてエンスト
オープンカーだから焦る顔が丸見えで、すんげーかっこ悪かった
連れの連中もバツの悪そうな顔して他人事のように去っていくし、友情の亀裂を感じた
男の子とパパさんGJ
ある時からなんかイタ電がかかってきた
友人がしてくれたスカッと
ある時からなんかイタ電がかかってきた
無言だったりセクハラだったり色々あったがもう怖くて怖くて仕方なくなり
友人に相談したら「任せろ」と対応してくれた
友人がしたことはシンプルで大声で歌うだけ
無言電話には筋肉少女帯の釈迦を歌い
セクハラ電話にはブリトラの小フーガハゲ短調(通称ハゲの歌)を歌い
俺俺詐欺に対してはあさきの蛹を歌い
最終的に「これ流しとけ」と言われて渡されたUSBには
・般若心経をロック調にして友人が歌ったもの
・お兄さん(バスボイスのお坊さん)が歌ったという亡國覚醒カタルシス(音程外れまくってた)
・ハゲの歌をもう一人のお兄さん(テノールボイスのお坊さん)がこれまら煽った感じで歌われたもの
というわけで流しまくったらなんか警察来た
「この家からいたずら電話が送られてくる」と言われたが、事前に友人がアドバイス
してくれており、やりとりを必ず録音していた上にナンバーディスプレイだったので
どっちが悪いか一目瞭然
ありがとう友人スカッとしました
だが般若心経をロックで歌ってよかったのかな?
え?知り合ってもいないのに惹かれるの?え?どうやって?
自分がしたスカじゃないけれど学生時代からの友人のスカ発言。
ちな、自分は喪女で友人は高学歴な和風美人。
定期的にある男女含め20人程度の飲み会でのアラサーでフリーター女AとBの会話。
A「やっぱり付き合うなら年収大事だよね1000万くらいないとね」
B「早くバイトやめたーいミャハ」
なんて会話をしていて私に話を振ってくるもこちとら結婚願望もなければ専業はちょっと性格的に無理そうなので
私「あー・・・そうなのかねぇわかんね」
な感じでのらりくらりしていた。
AもBも「私さんってモテなさそー」とかpgrしてきたけれどこっちは真正・喪女だ。
そんなpgr痛くもかゆくもないぜ、とビールぐびぐびしていたら友人が
友人「私の友達も同じこといってたーw」
と意外にも話に乗って来たw
友人「そのコたちね、年収1000万の男と釣り合うようにって自分も有名女子大行って女子アナ目指して・・・
結局、キー局受からなかったから事務所入ってレポーターとかして今は〇〇の御曹司と結婚したよー。
もう一人は会社経営している彼氏と釣り合うようにって自分もMBA取ったり語学も英語だけじゃ弱いから
中国語習ったりすごい努力してたなぁそっちもこの前結婚して今、六本木住まいだよー」
話を聞いたらその2人は大学生の頃、結構有名な読者モデルで顔も雑誌で見たことあって知ってた。
2人とも有名女子大&有名私学卒でもちろん凄い美人。
それに対しAとBは・・・お察しな感じ。(自分のことは棚上げ)
友人「AとBは?」
A・B「・・・」
友人「年収1000万と結婚するためには年収1000万と知り合わなくちゃいけないんだよね?」
A「家庭的なところに惹かれてくれるかもしれないし・・・」
友人「え?知り合ってもいないのに惹かれるの?え?どうやって?」
友人、いじわるして聞いてるのではなくホントに不思議そうに聞いていて困るA・B。
友人「私たちはそこまでして1000万男捕まえるより自分で地に足つけて生きていく方が楽だもんねー」
と私を見ながら「ねー」ってしてくれたwwww確かにwwwww
女子アナ目指してまで男捕まえるより自分で稼いだ方が早いwwwww
そして友人は楚々とした美人で有名企業で花形職業。
そんな友人と自分たちを比較してしょげたのか、さっきまで私をpgrしていたのに途端に元気がなくなっていくAとB。
私は何もしていないけれどスカッとしました。
ありがとう、友人。
友人にちょっと悪趣味なイケメンがいる
仕返しではないんだがスカッとした出来事
友人にちょっと悪趣味なイケメンがいる
そいつはネットで女の子にブサメンと思わせてお近づきになり、ふとした拍子に顔面公開
女の子「イケメン!抱いて!」みたいに女の子の態度がガラッと変わるのを楽しんでる野郎だ
引っかかる女も馬鹿だなと思っていたので黙って見守っていた
この前「今狙ってるのはこのサバサバ系女子」とLINEで女の子との会話を見せてくれた
その子はイケメンの下ネタを軽々ウケ流すナイスな女の子だった
ネトゲで出会ったらしく、すこしネトゲの話をした後唐突に
イケメン「イメチェンしようかと髪型変えてみたんだよね」
と言いだした
女の子「課金したの?髪型変わるとアバター合わせるのめんどくさくない?」
どうやらネトゲのキャラのことだと思っている様子
ここでイケメン、散髪にいって決め顔で撮った写真を公開した
イケメン「どうかな?似合ってる?」
女の子「いきなりグロ画像貼るんじゃねーよボケカス」
~リアル~
俺&イケメン「!?」
俺「お前なんか間違って貼ったんじゃね」
イケメン「いや確かに俺のシャメだって」
俺とイケメンが貼った画像を慌ててチェックしていると
女の子「いきなり三次元貼んな、キメーんだよ」
イケメン「ごめん・・・」
女の子「誰これ?人の顔晒すとか最低だかんな?」
イケメン「俺です」
女の子「あ、そうなの?似合ってないよ金髪」
イケメン「色落としたばっかりなのに・・・」
女の子「m9(^Д^)プギャー」
見ていて痛快でスカッとした
表向きは慰めてやったが、ガチ凹みするイケメンがマジで笑えた
その後イケメンは女の子からナルシスとあだ名をつけられたらしく、
ナルシスとしか呼んでもらえなくなり、今でも傷を引きずっている
女の子の態度は変わらなかったらしい
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