妖怪退治の仕事シリーズ『相談者の姉 – 先生との出会い』|【4】洒落怖名作まとめ

『相談者の姉 - 先生との出会い』妖怪退治の仕事シリーズ|洒落怖名作まとめ【ホラーテラーシリーズ】 シリーズ物

 

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【妖怪退治の仕事シリーズ】- 妖怪退治の仕事してるけど、何か質問ある?

 

相談者の姉 – 先生との出会い

 

うちに問い合わせに来たその女の人は、姉についての相談だった。

姉は結婚していて、8歳の子供がいたんだけど、その子供が水におぼれて死んだ。
そんで姉はとっても悲しんだんだけど、さらに青天の霹靂で、姉の夫が姉と離婚することになったんだ。

そんで姉は一時期かなり沈んでいたんだけど、子供の死んだ一周年くらいに
子供が帰ってきた!とかわけのわからない感じの話をし始めた。

姉を知っているひとは、みんなな悲しさのあまり、おかしくなったんだと思ったけど
相談者の妹だけが、姉はおかしくなってないって言ってた。

ある日、妹さんが姉の家に夜に尋ねたら、なんか部屋が真っ暗にしてあって
そんで姉の部屋からかすかに話し声が聞こえた。
姉の部屋に行くと、ドアが半開きで
姉が鏡の前に座ってなにかひそひそばなししていた。

そんで妹さんの目が暗闇に慣れると、その鏡にぼんやり、黒い影みたいなのが映ってて
その輪郭はとてもぼやけていたんだけど、間違いなく姉の子供の形だと、妹さんは言った

 

そんで最近になって、その子供の9歳の誕生日が近いんだけど

急に家を片づけたり、子供のおもちゃとかかったりしていた。
なんでってきいたら、姉は子供が誕生日の日に戻ってくるからその準備をしているといった。
そして、今までは子供に会うことはできたけど、抱きしめることもできなかった。
でも今度はやっと抱きしめられる!
とよろこんだ。

妹さんは怖くなって、別の霊能力者つうか、そんな感じの人に聞きに行って
これはどういうことだって問い合わせた

すると霊能力者さんは
「子供が溺れて死んだから、五行の中では水に属していて、鏡になんか変なの映ってたから
これは五行で金。姉の子供は、金で葬式をして、土で葬式しなかったから、化けて出た」
とかそんな感じなこと言ってた。(長ったらしいうえに、俺意味がわからなかったんだけど多分こんな感じ)

そんで、その人はそれ以上かかわろうとしなかったから、うちに来たみたい

そんで、先生はこれはうちの専門じゃないんです、みたいなことを言って
別なところを紹介して、帰らせたんだけど

そのあと、俺に対して
先生「霊能力者もあながち嘘っぱちじゃないかもな」
俺「え?どういうことですか?」
先生「土で葬式してないってのはつまり、火葬していないって意味だと思う。
つまり、さっきの人のねえさんの子供はちゃんとして、死体を火葬して供養してないからばけた」
俺「でも、そんなんで化けるんですか?」
先生「まぁ、たぶんそれは子供の死体の行方の話だな」
俺「そういうえばそれなら死体どこ行ったんでしょうね」
先生「多分知っているのは2人だろうね」
俺「二人?」
先生「多分あの人の姉と、その夫。急に離婚したみたいじゃないか。
もしかしたら夫さん子供を愛する場から、死体持って隠れちゃったのかもね。
そんでその夫の居場所を知ってるのはその妻である姉だけ」

ってところで、先生はバカなとこはするもんじゃないなぁとか言って、話を締めくくった

 

まぁ、この話がどんな意味もちだして、何言いたいかというと

多分霊とか妖怪とか使役したいなら、それなりの「道具」と「感情」とか必要なんだろうね
どっちも、現代社会だと難しそうだ。

初めて会った先生は結構ちゃんとした身なりで、スーツ姿だった。
俺は最初先生のことを医者かなんかだと思った。

なんせ体の調子はどう?とかどこが痛い?とか
そういうことを聞いてきて、そんでおなかを押したりしてた。

そんで、どこも痛くないけど、だるいみたいな感じを伝えたら
先生は最近のこととか聞き始めた。
学校のこととか、家族のこととか、友達のこととか
世間話的な感じだったんだけど、まぁ、最終的には妹のこととか肝試しのこととか
あと夢の話とかもした。

先生はかなりの聞き上手で、話してて結構楽しい人だった。
一通り話をし終わると、先生は部屋から出て、隣の部屋で大人たちとなんか話し始めた。

 

そんでしばらくして、先生はまたもどってきたんだけど。

今度は手に生きたニワトリを持っていた。
そんで、ごめん、びっくりするかもだけど。ちょっと我慢してね。
といって、ニワトリをその場で殺した。

さらに、新聞とか敷いて、その上に盆とかのせて、そこでニワトリをさばき始めた。

やっぱニワトリはさ。それなりに暴れて、羽めっちゃ飛んで、正直少しビビった。
ニワトリをさばき始めると部屋の中が生臭くて

俺部屋から出たいとか、こんなことやってる意味がわからないとかいったんだけど
ここにいなさい、って先生にいわれた。
もくもくとニワトリさばいている先生は軽くトラウマものだった

そんでしばらくすると、部屋の中に生くささ以外に別の匂いがし始めた。
なんかが焦げたにおいだった。

そしたら、先生は部屋の電気を消した。
そんで、蝋燭一本だけ部屋の真ん中に置いて、ニワトリの血ぬき?みたいな作業を始めた。

でも、ここで俺でも少しおかしいなぁと思うことが起きた。
ニワトリから出る血の量が明らかに少ないんだ。

俺はその時ニワトリとかさばいたことはないんだけど、そこら辺はフィーリングかな?
あれくらいの大きさなら、こんぐらい血出るんじゃないかなぁーみたいな感じの予想を遥かに下回る血しか、出てこなかった

そんで、ニワトリの血が流れなくなったら。
先生は部屋の窓を開けて、ニワトリを家の外にぶん投げた。

そんで蝋燭を消したらり、電気をつけたりして
抜いた血とかを持って、部屋を出ようとした
襖があいたとき、母さんがこっちに入ってこようとする姿が見えたんだけど
先生が静かに首を振って、とめた。

俺はもうわけがわからなかったんだけど、なんとなく先生は医者とかじゃなくて
まじない師みたいな感じな人だと理解した。

しばらくして、先生帰ってきたんだけど、今度は手にひよこを持っていて
それを俺の手に渡して、それを左手で握り殺せって言ってきた。

この時の俺にとって先生はただのきちがいだった

 

まぁ、いろいろもめたりしたんだけど、結局先生の言うとおりにした。

そんでひよこをつぶすんだけどさ
ここでまた少し奇妙なことがおきた。
ひよこをつぶすと、体が少しだけ軽くなった感じがした

そして、いつの間にか、焦げくさいにおいとかも消えてた。
すると、朝結構ねむったはずなのに、どっと疲れが出て、すごく眠くなった。

先生はぐったりしたひよことか回収して、今日はもう大丈夫だから寝なさいと言って、
部屋を掃除したりしてくれて、俺はそのままねた

その夜は、何の夢もみずにぐっすりと寝ることができた。
朝起きると、結構いい感じの目覚めだったんだけど
結局赤いぽつぽつはなくなってなくて、むしろ膝あたりまで増えていた。

時間は7時くらいだったから
母さんとか父さんおきてるかなぁとか思ってへやから出て
腹減ったし、冷蔵庫でもあさるつもりだった。

すると、リビングらへんに先生がいた。
俺が顔を出すと。今日は2人きりだ。と言ってきた。

もちろん、最初は「はぁ?」って感じだった。
まぁ、先生とはあってから一日もたってないうえに、俺的にはにわとり云々で
俺のためだとは理解したけど、やっぱり怖い人で、二人きりは少し嫌だった。

親たちがどこ行ったの?って聞いたんだけど、その時は教えてくれなかった

朝ごはんにインスタント麺つくってくれたんだけど、食べている間は気まずかった。

うちでは飯の間に話をかしながらワイワイ食べたりしたんだけど
先生は食事中はしゃべらない人間らしく、俺がなんか言おうとしたら
あとでゆっくり話そうみたいな感じで軽く止めてきた。

朝ごはんを先生といっしょにたべたあとあたりから。
朝ごはんを食べ終わると、先生は昨日窓の外に捨てたニワトリは覚えているかと聞いてきた。

もちろん覚えてたと答えると、先生は俺を連れてニワトリの死骸を見に行った。
すると、ニワトリの死体なんだけど、何か食い散らかされた感じになっいて、骨とか散乱していた。

まぁ、田舎だし、なにか野生の動物が食べに来たって可能性は十分にあったけど
先生は、それを見せながら
「お前はいまこれを食ったやつらに呪われてる。このままだと死ぬ。
原因は多分お前のじいさんが焼いた『もの』たちのせいだ。
その話は聞いてるか?」
みたいなことを言ってきた。
ちょうどばあちゃんから聞いたばかりだったと答えると。
先生は、残念ながら俺の爺さんはかなりしつこいやつらから恨まれたらしくて
多分、払っても払っても、また戻ってくる。ああいうタイプは一家が全員死ぬよいに追い詰めるまではきっとあきらめない。
だからもう普通の方法じゃあほとんどどうしようもないかもしれない
と言ってきた。

そんで、おれが選べる道は3つあるといってきた

 

一つ目は俺があきらめて死ぬこと。
そんときの俺は結構普通だったんだけど、それは多分にわとりに気をとられているから。
多分、また夜が来たら、今度こそ、やばいことになって死ぬ。
だから、その前に先生がいろいろ準備して、俺をねこ様のかわりに神棚にあげるというものだ。

つまりねこ様はなぜか知らんけど、多分あの肝試しの日に、妹が何かにあって
それがきっかけに家を守るのをさじげた
ねこは移り気が激しいから、一度あきらめると、もうどんなに頼んでも意味がない

だから、その代わりのものとして少年よ神話になれって話だよねw
つまり、俺が死んだあと、俺を神さまかなんかとして祭って、俺が家族を守るてきなそういう。

この場合、先生は幽霊専門じゃないから、実際これをやっていみがあるのかわからない。
というリスクつき。でも、先生的には一番楽だから、おすすめの方法だった。

 

そういえば、思い出したんだけど、人神みたいはやつもあるよね。

それににてるんだけど、ぜんぜんちがうものだから、気をつけてね。守護霊とかとも違うし。

にわとりを使った、妖怪駆除みたいなのは結構メジャーな方法らしい。
まぁ、いろいろ方法が違うんだけど、まとめて「こけおどし」っていうみたいよ。
あくまで先生がそうよんでるだけかもだけど、「こけ」はニワトリのこけこっこからきてるのかもねw

こけおどしは大抵4種類に分かれていて
方法とかいっちゃうと、適当にやってしまう人とか出てきそうだから
あまり詳しく描写できないけど。

「朱」「化」「疾黄」「瓦割り」ってよんでる。
最初の「朱」はおもにニワトリの血をころして、血を使う方法。
昔だと、にわとりとかうしとかころして、神さまにお祈りしたりするけど
そんな感じ。にわとりを殺して、妖怪さんにたべさせる感じかな?
よく動物の入道につかったりする。

「化」は身代わりのようなもの。これは手相の世界の話らしいんだけど
昔だと、人を殺す手相ってのがあったらしい。
そういうひとには手にひよこを握らせて、将来殺すであろう人の代わりに
ひよこを殺すってぎしきがあったんだ。
まぁ、先生もこれを俺にやらせたんだけど、その理由はまたあとでわかるので

 

「疾黄」は多分に一番使わない方法
妖怪に住んでいる家にニワトリと生んだ卵を入れて、そん中で卵を孵らせるという
少し時間がかかるけどそんな感じの方法。
主に、蛇とか虫とか、そんな感じの入道につかったりする。

最後の「瓦割り」はいたずら好きな妖怪に使ったりする方法。
妖怪を呼んで、にわとりを斬首して殺す。
そのあと棒でニワトリのあたまをものすごいぐちゃぐちゃになるまで叩き潰す。

これで、大抵のそういう妖怪はびっくりして、にげていく。

そんな感じです。

 

まぁまぁ、あれだよ。
結局のことろ、ニワトリの命とかなんかよりは、妖怪がいるかいないかって話になるよね?いれば無駄にならないわけだし。

よくあれな話なんだけど、妖怪と交渉できるなら、じゃあ、実際妖怪よんできてみせろよ!っていう人がいるんだよね。

でも、そこら辺は十八禁六大則ってのがあって。
そういうのはできない決まりなんだよね。
なぜできないか言うのも禁止な感じの決まりごと。

だから証明しなさいって言われても、何も言い返せないから
信じるか信じないか本人次第だと思う。

ただ、もし>>385さんが信じてないんなら。
こういうスレみているだけで、自分の命を無駄にしてるから、やめたほうがいいよ。
ただ、論破したいなら、俺みたいな中卒より、多分もっといい大学の教授とかいると思う。
そんで、もし「なんてバカな人たち!私がすくってあげなきゃ」っていう親切な人なら

たぶん、ここにいる人たちの大半は、面白半分の人とか多いから、教会とかに行って
神は死んだ!とかいうといいと思う。

すこし過酷な仕事終わりで、疲れてるから、もしいいかたわるかったらごめん。

ただ、俺も一生懸命仕事でやっていることを「ごっこ」っていわれると少し泣きたくなるわけで
そこらへんも理解してもらえるとありがたいかな。

 

第二の方法。棚おろしっていう方法。
これは先生的にはあまりというか、絶対やりたくない方法。

ここで、入道がいかに神様になるっていう話になるんだけど。
通常入道になったものは神火をともし、神性をもち、神格を与えられれば神さまになる。
これはどういうことかというと、すごい複雑な話で、俺も理解できないんだけど
簡単に言うと、魂だけの存在になって(多分少し違うけどそんな感じ)
神になり、その役割を全うすると誓う。
そして、人から、その役目を与えられて、晴れて入道は神になる。

しかし、この道はとても気わしいもので、そんな簡単にぽんぽん神さまは生まれない。

 

例えば誓いの部分なんだけど。人でも神さまになる時があるよね

その時に発するその誓いのことを「広願」というの。

具体的に内容は
「私は永遠に自分にまかされた役割を果たします。
たとえ、この後、私を祭っていた人々が私を忘れようとも
住む場所が路傍の石になろうと、だれも私を覚えてなかろうと」
みたいなもの。
でも、実際にそんなことできるやつなんてめったにいないよね。
たとえ、誓う時は本心でも、本当に時代の流れで、その心が変わらないかっていうと疑わしいからね。

だから、神さまになることは決して楽しいことではなく。
本当の意味で善良で、見返りを求めない存在じゃないと、まっとうできない。

それでも、たまに神さまが禁とか破って、妖怪に落ちることもあるしね。

 

猫様とかは、実は、本当の意味で神さまにしたわけじゃない。
単純に、「よ、あなたかみさまー」みたいにおだてあげて守ってもらうみたいなもの。
だから実はただの妖怪だったり。

そんで棚おろしは、そんな神様を一時的だけ、神様じゃなくする方法なんだ。

なんでこんな方法があるかというと、大昔の人が、神様を殺すために作ったのかも
神さまは神さまのままだと死なないからね。

まぁ、やることはやることだけに、すごい罰あたりだけどね

そして、その棚おろしという方法と組み合わさって使うのが「ハセツ」って
もともとは呪いみたいな感じのもの。

なにをするか、これも簡単にいうと、神様を一時的に神さまの坐から引きづり落として
怒り狂った神さまはもちろんそんな儀式をやった人をのろおうとするんだけど

そこで儀式をやった人は、いやいや、みてください。私はただの人間で、なんの力もなく
あなたを引きづり落とせるわけがないじゃないですか。

それをやったのはここにいる入道ですよ!みたいに流して
代わりにおっぱらいたいやつらをやつざきにしてもらう。というもの

 

ただ、この方法には危険性が大まかに2つある
ひとつが神さまが本当に騙せるのか
もうひとつが、神さまがおっぱらおうとおもうやつらを倒せるのか?というもの。

先生によると、昔の神さまは八百万いるのに、200年くらい前には多分三十万か、そこらへんらしい。
その理由としてが、まぁ、自分たちで禁をあぶって妖怪に下るやつもいれば。
この儀式でたくさん他の妖怪と戦って神じゃない間に死んじゃったらしい。

神さま実はよわかったり。
まぁ、だからどんどん日本の国力が弱くなって、最後戦争うんぬんがあったとかないとか

 

もし、神さまが負けたりした場合は
神さま殺されちゃうから。その業を誰が背負うかというと術者が背負うことになるんだよね
天罰?みたいなのがくだるのかな。天罰ってなんぞって俺もなるんだけど。
たぶん、不治の病とかかなぁ?

そんで、術者に天罰が下る可能性と、術者にそのまま神さまが呪いをかける可能性で
実質成功率が2割きっているらしい。

先生の師匠に当たる人も、これで死んだとか。

だから、先生は、この方法が成功すれば、イタチたちは多分多い払えるけど
自分的にはすこしいやだ。とのこと

三種類目の方法、それは「かりびらき」というものだった。

かりびらきはどういう感じになるのか実際よくわからないんだけど
仮開くって意味じゃないのかな?

これを説明するためにはまず妖怪的な意味での人の誕生を説明しないといけないかな?
これも先生の受け売りなんだけど
古事記とかそういう日本の神話では人の誕生は直接描かれていないんだけど
なんかの神さまが、人間は土から生まれたとかそういうのを言っていたらしい。

多分そのもとになったのが中国の半分体が蛇だった神さまが人を作る際
人を自分に似せて土くれをこねて、息を吹きかけたらしい

 

進化論信者が顔真っ赤にしそうな話だけど

息を吹きかけると、土くれだったものが動き始めて、それが繁殖して今の人間になったとか何とか。

多分、日本神話的にも、その大陸側人間創造の神話の影響受けているのかもね

でもまぁ、ここで人間の魂がいかに神さまに近い存在かうかがえる。
つまり、人間の大抵の構成は土くれで、魂みたいなものは神さまの息みたいなみのらしい。
でも、神さまは多分肉体とかもってなくて、息を吐くっていう表現もおかしく

極論神さまの息もまた神さまの一部で、最後までつきつめると人間の純粋な魂は神さまの一部になる。

もちろん、その一部というのは、人間でいう、細胞ひとつとかそんな感じのものだろうけど
質的な意味では同じになる

しかも、天地創造級の神さまのね

 

だからなんだ?って言われると。おしまいなんだけどさ

それを利用したのがかりびらきって方法だ。

とても危険で、人間を霊的な意味で死なせる方法だった

どこまで書いていいのかわからないから
かなり簡潔に書くんだけど
とりあえず、色々準備する→水を被る→髪の毛を全部切ってもやす→その燃えカスで
かすに泥を混ぜてこねる→体に塗る→水で流す→ねる→その間にいろいろやる

みたいな感じです。試されちゃったりするとかなり困るから、ここら辺の省略は勘弁

それをして何になるかというと、妖怪は人間の魂の部分を人間だと思っているんだけど
これで泥とかと一緒に魂が一時的に体から流されていくらしい

それで妖怪のめをごまかしたり、人柱にしたりとか色々できるみたい。
でも、実際にそれをやると色々不都合が出る。

何せつまり魂がなくなるって意味だからね

 

この儀式をやっても
魂っていうのはけなげなもので、しばらくすると人の体に戻るらしい

でも、実際問題は、妖怪はこの魂みたいなものを喜んでばらばらにしたりするから
そのせいで、もどってこれなくなっちゃう

儀式の間にねむるんだけど、目を覚めたとき、魂が体に戻ってないとどうなるかというと、
その人間は霊的にはしぬらしい。

 

霊的に死ぬと、ぱっと見た感じ人はあまり変わらないらしいんだけど

どうなるかというと、すこしここは一端伏せておく。
あとでまた機会があるから話す。長くなるし、とりあえず話を進める。

つまり、この方法を使用して、いったんイタチさんたちをごまかして殺したと勘違いさせる。

そんで満足したイタチさんたちを帰らせるみたいな感じ。
ただ、まぁ問題点としては2つ。
ひとつは俺が確実に霊的に死んで
しかも、イタチさんたちはどうやら、単純に俺を殺したいというより
俺の一家自体を呪っているから

俺をなんとかたすけても、他の家族は全滅する可能性が高い
そして、他の家族はこの方法が使えない。

理由は簡単で、●貞じゃないから。
ほんと、●貞はこの世界だとすごい。30歳で●貞とか、まじ魔法使い並みにつよい

 

先生はこの3つの方法を詳しく説明してくれると
どの方法を選びたいかは俺が決めろ、と言ってきた。

俺はなんか自分の話をされている感じが全くしなくて
あ、ふーんみたいな感じだった。

でも、いざ君が選んでくれっていわれると。そんなの、答えは決まっていた
もちろん、一つ目の方法。俺は死ぬことにした

 

なんていうか、俺はあまり他人の負担になるような人間になりたくなかった。
まぁ、理由とかあまりないけど、なんていうかだれにも迷惑をかけたくなかった。

2つ目の方法は、先生がかなりのリスクを被う。
先生とはほとんど初対面で、そんな人に命の危険を背負ってまで、助けてくれなんて言いにくいし、
なんせ成功率も低いとか

3つ目の方法はもう論外だった。
俺だけ生き残っても、家族全滅とか何にも面白くない。
両親にはもうお金とか、色々迷惑とかかけて、そんでのうのうと自分ひとりで助かるとか、屑すぎて、
中学当時の自分にはありえなかった。

まぁ、しかも神さまになるって少し興味がひかれた。
ほら、中学だったから、察してくれ。もりだったんだよ、そういうのに対して

先生は俺が1番目の方法を選ぶと知って、なんだか安心したように見えた。

まぁ、他の二つはどっちにしても、少なからず先生としてはめんどくさかったんだろうね。

とりあえず、俺は先生の指示通りに色々やった。
まずは下剤を大量に飲んだり、いちじくを決めたりして。そんでもう出ないぐらいトイレにこもった。
そして、睡眠薬を少し飲んで、これで悪い夢をみずに気持ちよく逝けると説明された。

人生最後の食事がインスタントのらーめんだったのは少し不満だったけど
しかたなく納得した。当時はガンダムシードディスティニーとかみてて
結局どうなるのかなぁーとか気にしながら、眠ることにした

ねると、すぐに俺は夢をみた。
これも少し奇妙な夢でさ、俺は自分が夢を見ていることを自覚していた。
そんで、あ、先生のうそつき。夢見ないと言ったのにとか思ったりもした

夢の中ではずっと、たーたーたーたーっていう感じのBGMがながれてて
シチュエーションは俺の通っていた学校だったんだけど
俺はそこで転校生になっていた。

そんで文化祭みたいな行事を準備する中、担任が劇をやろうみたいなこと言って
そんでオーディションをやることになった。

担任は台本みたいなものを出して
「この劇をやるのですが、オーディションの際一個だけ気をつけてほしいことがある。
このオーディションで外れたやつは部屋から出れなくなるらしい」
みたいなことを言っていた。

俺のクラスにはなぜか俺の妹がいて、妹はなぜかやるきまんまんでオーディションを受けることにした

俺も「あ、これ夢だ」って自覚していたけど
なぜ妹についていって、オーディションの部屋に行った。
その部屋は音楽室なんだけど
俺の母さんと父さんがいて、その二人は教室の後ろでひそひそばなしをしていた。
そんで室内にはまだ色々おかしいものがあった。

確かバーベキュー用の網が壁に立てかけていて、ゴルフクラブが地面に散乱していて
音楽の先生がピアノをどんどんバラバラにしていた。

俺はなんだかどんどん不安になって、なぜか震え始めて、オーディション受ける人が10数人いたんだけど
そいつらの顔だどんどん歪んでいくみたいで
そんで、担任が入ってきて、いまからオーディション始めよといった瞬間
俺の中でなぜか恐怖が爆発して、音楽室から飛び出した

 

学校の中庭くらいの場所まで走って、俺のクラスで俺が結構気にしていた女子がいるんだけど
その子がいて、彼女は俺に近づいてきて、「あれ?オーディションうけにいったんじゃないの?」みたいなことを聞いてきた。

俺は「あ、え」みたいな感じでそれに答えられなくて
すると、彼女はすこし笑って「ダウト」って言ってきた。

その瞬間、悲鳴が頭上から聞こえた。
上を向くと、そこにはオーディションを受けていた同級生たちとか妹と父さんと母さんが首をつっていた

なんか表現しずらいけど、とりあえず夢だからなぜロープが伸びて
なぜかつるされてた。

俺はいそいで二階の窓みたいなところに行って、つるされた妹をじっとみつめた
そしてものすごい後悔の念がして
もしあの時オーディションに残っていれば、一緒に死ねたのかなぁとか考えて

俺は目をさました

 

目を覚ますと、周りは真っ暗だった。

頭がすごく痛くて、しばらく自分がだれで、どこにいるのかわからなかった。
そんで何分かたった後に、やっと今いるのはばあちゃんの家の一室だとわかった。

どうやら、俺が寝たと記憶していた部屋とは別の部屋だった。
誰かがはこんでのだろうか?とかぼんやり考えて

喉がひどく乾いたから、厨房に行くことにした

 

だれか夢占いに詳しい人とかいないかなぁ、いまだにあの夢の意味とかわからないんだよなぁ

俺は厨房に行って部屋から出ようとしたら、襖のあたりでごろりとしたものに躓いて転んだ。

割とでかいものの感じがして、はっきりとした質量というか重さというかそういうのを感じた
何だろうと思って、足元を見てみたんだけど、何もなかった。

そんで、そこで頭がすっとさえわたった。
あれ?俺死ぬんじゃなかったけ?なんでいきてるの?
ていうか先生は?今何時、どうなったの?
とかいろいろ頭の中で渦巻いた。

とりあえず、時計が部屋にあったはずだから、電気をつけた。
深夜の一時半であった。

俺はものすごく不安だったし、怖かったから家中の電気をつけまくって
リビングみたいなところでテレビもつけた。
家の中には俺以外に誰もいなくて。ただ少し気になったのが、
家のいたるところに黒いねばねばした奇妙などろ?表現しにくいけど、そんな感じのものがたくさんあった

俺はその時、猛烈にトイレとかに行きたくなったんだけど
黒い泥とかみて、怖くなって、どうしても自分で行く勇気はなかった。
だから、厨房の流し台でおしっこをした。
今思えば汚い話だ。

ばあちゃんの家は一番広いリビングの部屋と、厨房みたいなとこがつながっていたから
俺はリビングと厨房をつなぐ通路と厨房の間の襖を全開にして、他の部屋の扉とかは全部閉めて
その前に机やいすとか置いて、軽いバリゲードとか作ってみた。

なぜそんなことをしたのか、その頃の自分はまったくわからなかったんだけど
多分半分パニックになって、とりあえず、恐怖の本能とかにしたがって
自分のテリトリー?みたいなのを作りたかったんだと思う

 

それを全部やり終わったころには、夏場だったし、夜だから涼しいとは言え汗だくになっていた。

冷蔵庫から麦茶をだして、がぶ飲みしながら、ぼんやりと大音量のテレビを眺めていると
玄関のほうから(もちろんそこまで行くドアは封鎖済み)ばあちゃんの家にある電話がりーんりーんってなった。

飛び上がるくらいびっくりしたんだけど、少し落ち着くと、もしかしたら、父さんたちからの連絡かもってよろこんだ。

そんで、自分で運んだいすとか机とかまたすばやくどかして
ドアノブに手をかけた瞬間、全身をすごく嫌な感じが駆け巡った。

どう説明すればいいのかわからないんだけど、間違いなく、ドアの向こう側には何かがいた。
息を殺して、潜んでいる感じがどうしてもいた。

今思うと、もしかしたら、それは被害妄想みたいなものだったかもなんだけど
その時の俺はドアノブを握ったまま、固まった。
そんで、電話のベルは2,3ふんかな?ずっと鳴っていて
その後、静かになった。

 

俺ははっと安心して、ドアノブから手を離したんだけど

そんでびっくりした。
ドアノブを握っていた手が、なぜかすすまみれになっていた。
いそいで水道まで行って、手を洗った。正直もう何が何でも動きたくなくなった。
でも、再度気合いを入れてバリゲードを再建して。
録画してあったホームアローンをテレビで大音量で流しながら麦茶を飲み続けた。
トイレに行きたくなったら、そのまま厨房の流しに流し続けて
たまに別の部屋とかで物音したけど、風の音だとか自分に言い聞かせて
そのまま籠城し続けた。

結構ずっとねっぱなしだったから、夜中とは言えぜんぜん元気で
4時近くまでそのまま過ごした。
そして、玄関のほうですこし物音がして、「おーい、もうおきたか?」的な感じで、先生の声がした

 

それでも何もせずにじっとホームアローンがおわって、今度は天使にラブソングを流しといたテレビを見つめていたら

どんどんと、ドアらへんが震えた。
さらに無視していたら、バンバンとドアが強く推されて、ドアからあちら側が少し見える
隙間みたいなのができて、そこには本当に先生がいた。

先生はなんとかバリゲードにふさがれたドアを押しあけて入ってきて、俺をみると
あ、怖がらせてみたいだね。さっきは電話に出てくれなかったし。
みたいなことを言ってきた。

先生は全身泥だらけで、頬には蚊に刺された後もあった。
俺はとりあえず先生に、どこに行っていたとか、母さんたちは?とか
俺死ぬんじゃなかったの?とか色々聞いた

 

先生はまぁまぁおちつけと俺の質問をとめると
今夜はもう眠れそうにないし、ゆっくり話そうといってきた。

そして、先生が何を話し始めたかというと。陰陽師とか日本でのそういう系の妖怪退治の由来だった。

もともと、そういうものがどこをもとにしているかというと
もちろん大陸側で、国でいえば中国であった。
そして、中国では風水とか易経とかそういうのはかなり昔にまとめられたものなんだけど、
実際にそれを妖怪退治とかに応用し始めたのは三国志とかのあの時代であった。
まぁ、有名な人の話なんだけど
当時の曹操って人が、中国の北側を統一する前に、敵として袁紹がいた。
曹操がかなりの劣勢で、金でも、軍隊の数でも、食糧とか人口とか土地とかでも負けていた。
もちろん曹操は最終的に逆転して勝つんだけどね

 

その差を少しでも埋めようとした曹操が考えた策の一つが
ひそかに一部の部下に命じて、歴代の貴族とかの墓を荒らすというものだった

もちろん、墓あらしとか、当時の時代ばれたらまじでやばかったから(主に民衆から嫌われたりして
ほんとに極秘で行うしかなかった

当時は貴族とかが死ぬと、膨大な数の副葬品があった。

曹操はそこに目をつけた。その金銀品を回収して、少しでも軍事費用に当てたかったのである。
そして、昔の墓っていうのは風水とかに合わせて作ったりしていて
いい風水ほど、いい墓が建てられていた。
墓の内部は、罠とかもあったんだけど易経に従ったものが多くて
曹操の部下たちはより墓を簡単に荒らすために、まずはその二つを勉強しながら作業を進めた。
そして、そのおかげで、莫大のお金が曹操の手に入ったんだけど
ここで問題が起きた。墓をあらしてるんだから、もちろん罰があたるというか汚いものとかがついて来るよね。

そして、そこで、対そういうものについて組織的に色々策を考えることになった

そんで、先生がそんな感じの話すると
俺は今そんな話をする意味ってどこにあるのか、疑問に思った。
そんなことより、両親が今なにしているのとか、俺がナンデ生きているのかとか
そっちのほうが気になった。

それを先生に言うと、先生はまぁ、まて。あと少しで本題だ。と言ってきた。

墓あらしが、除霊とか、陰陽術とか、そういうものの大本に当たるんだが
これはつまり、そういったものは式典とか祭りとかそういう
感謝や畏怖の気持ちで神さまに対して行うものとは大きな違いがある。

根幹に位置する意味というのには反省や贖罪になっているのだ

因果って言葉があるように
物事には因つまり、理由があって、「果」結果が伴う。
俺の家とかでいうと、俺のじいちゃんが先にイタチたちを丸焼きにした。
だから、恨まれた。

妖怪とかは特にそうで、理由がなければあまり人間にかかわろうとしない
これは道行を積むいみで重要なんだけど、今の話にはあまり関係ないからすこし省くね
簡単に言うと、妖怪はあまり人間と付き合うと、人間の欲望というか、そういうのに毒されるから好ましくないらしい。

まぁ、一部のやつは自分から面白がって近づくが
そういうやつは大抵弱いやつで、人間の命を脅かすとかはまずなく、いたずらとかが目的が多い。
そして、そういういたずらっ子は、「おまえ、いたずらはよくないぞ」と教えれば、すぐに素直に聞いてくれる。

だから、最初のほうではどうやってイタチをだますとか、追っ払うとか
3つの方法云々と言ったが。実は半分くらいはうそだ。

 

実は、先生が使った本当の方法は、まぁ、うちの得意とする交渉であった。
何度も言うように、妖怪退治とか言ってるけど。
少なくても俺や先生みたいなタイプは妖怪を殺したり、封印したりするほどの力なんかない。

一時的に退散させることはできても、恨みとかそういうのが深ければまたすぐに戻ってくる。
しかも、その時は、退散させた人も恨まれたりしてかなり損な仕事だ。

先生はイタチにこういう条件を出した。
確かにイタチ一家をうちのじいさんが殺してしまった。
その罪は重い。だから、イタチたちも、俺の一家を根絶やしにしたいと思っているであろう。
だが、はたして、殺してしまえば、それで罪は償われるのか?
イタチたちの気持ちは本当にそれだけで治まるのか?

ちがうだろう、多分殺しても、その憎しみは晴れないだろう。
ならこうしようではないか。

殺すのはもったいないから、生かしておこう。

ただ殺すだけなんかより、より苦しんで生きさせたほうがずっと復讐心を満たす。
しかも、普通に殺すより、そっちのほうが妖怪側にとって、業の少ない手になる

最初はもちろんイタチたちはすぐにはこの案には同意しなかったらしい。
確かに、そのようにいじめたほうがずっと、楽しいかもしれない。

でも、あまりにも長い間待ったから、やっぱり今すぐに殺したいとのこと。

だから先生は新しくこう提案した。
では、こうしよう。
この家の人間で一番家族思いの人間をのみ残して、他のやつを全員殺そう。
そうすれば、君たちはすこしは気が晴れているだろうし
残された人間はひどく悲しんで、苦しむだろう。

さらに、私はこの家に残った家族からたくさんのお金をもらえる。
まさに一石二鳥だ。
どうだ?私と組んで、この家のものをだまさないか?

 

先生は最初から、家族全員を助ける気などなかった。
罪は罪だから、償う必要がある。
彼はある意味とても公平な人だった。

まぁ、だからこそ、妖怪と交渉できるんだと思う。そういう風に人間の利益だけでなく
妖怪側の利益、さらには、自分の利益すべてを秤に乗せて、バランスをとる

これが、過去の墓あらしたちが生み出した、妖怪退治という仕事だった。

それに、実際のところ彼は全然仕事をしなかったわけでもない
現に、俺の一家全員死ぬところ、こういう風にして一人を生かす道を見出したんだから

 

そして、3つの方法うんぬんの話。
この話で、家族愛というかそういうのを、先生はためしたらしい。
一つ目の方法をやるってことは自分より家族を優先しているんだから
家族愛がすばらしいであろう。
この方法は実際はただ、簡単な妖怪払いみたいなもので
こいちは生きたままくるしめようぜげへへマーキングだね

2つ目の方法は、自分の危なさを強調することで
この方法を選んだ人から、お礼の金をたくさんぶんどるためのもので
実際にぞんざいする方法ではあるが、現代の人間が実行してもただ失敗するだけの方法
ちなみにばあさんがこの方法選んだらしい
ばあさんからは成功しても、失敗しても、多額のお金を受け取る約束をしていた

3つ目の方法は単純に、妖怪に襲われやすくなるだけ。というもの。
俺の父さんとかあさんはこれを選んだらしい
案外、怖がっていたのかもね、2人とも。

 

先生の話を聞き終わった俺は茫然とした。

まぁ、つまり、俺は結果的には「助かった」らしい。
でも、決してイタチたちから逃げれたというわけでもなく。
むしろ、イタチたちは多分、これからも、夜な夜な君をいじめて楽しむであろう。
というようなことを言った。

ここからは、もう妖怪とあまり関係ないし、俺が思い出したくもない話だから、詳しくは言わない
ただ、色々あって、俺の父さんと母さんと、ばあちゃんはそれから一週間の間に立て続けになくなった。

俺は中学生だったんだけど、親戚も全員いないし、何の当てもなくなった。
先生は、そんな俺を養子にするとかいいだしたけど、
俺はあんたみたいな野郎の息子になるかよ、死ね屑、はげ。みたいな感じだった。

だから先生は、でも、お前どうせこの先どうしようもないんだろ?
しかも、イタチどもがずっとお前をいじめていくぞ
なら、俺の弟子入りでもしないか?
ちょうど、仕事手伝ってくれる人間がほしくなってきたころだし
バイトとか雇うわけにもいかない。
まぁ、給料は出さないが、それなりに知識が身に付いたりするぞ?
みたいなことを力説してきた。

当時の俺は都会育ちのゆとりだったから、正直なところ、どうするべきかわからなかった
そんで、先生のうまい感じの口車に乗せられて、半分強引に弟子入りした
うちの遺産とかうんぬんはうまいぐらいに先生に持って行かれた。

かなり前に、俺が先生のことをどう思っているかという質問があったけど。
まぁ、正直、自分でもよくわからない。
憎いというかそういう気持ちもあるし、尊敬の念もあるし、でも、やっぱりゆるせない

 

まぁ、これが、俺んちの話だな。

なんか無駄に色々のばしてきてすまん。
もっと文章力あれば簡潔にまとめられただろうな。
最後ははしょりすぎてごめんな

妖怪退治の仕事シリーズ

1 太平洋側の島の話

2 うちのじいちゃんの小さい頃の話

3 止められていた

4 相談者の姉 – 先生との出会い

5 先生とマレーシアに行った

6 初めての一人仕事

7 倀

8 先生の話 その1

9 先生の話 その2

10 鬼隠し

11 先生の話 その3

12 初めて先生と仕事した時の話

13 先生の話 その4

14 スクエア

15 禁山

16 先生の話 その5

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