妖怪退治の仕事シリーズ『太平洋側の島の話』|【1】洒落怖名作まとめ

『太平洋側の島の話』妖怪退治の仕事シリーズ|洒落怖名作まとめ【ホラーテラーシリーズ】 シリーズ物

歌の歌詞は企業秘密だからいえないけど。
大体の意味合い的には
こんにちは!陰陽師のなになにのすじをうけついだ何代目なになにです!
昔きちんと天皇との契約のうんぬんを知っている
ナのある主なら名前教えてっちょ。
まぁ、おしえてくれないとしてもいいさ。でもここは人間の住むところだから、出ていってくれないかな?
もちろんタダでとはいわないから、なんかあげるよ。
おねがいしますよ、おねがいします的な奴だ

 

この歌を歌うのは決まって夜っていう規則があるんだけど。
それも理由はよくわからない。というか多分先生もその歌の意味を完全に把握してないと思う。

歌い始めてからすこしして、俺的には耳鳴り?みたいなのがして
屋根裏のほうから軽くとんとんって声がした気もした。
そんで歌っていうか詩ていうか、それが中盤のあたりに、なって
俺は部屋の電気全部消して、蝋燭を部屋の東側につけた。
先生が歌ってたんだけど、そのろうそくが消えるまで歌った。
消えるっていうのは蝋燭の火が最後まで燃えて消えるって意味じゃなくて
なんか急に消えるっていう意味でねw

 

あ、忘れてたんだけど、その間一家はどっか別なところに泊ってもらった

蝋燭が消えると、先生も歌うのをやめた。
辺りはシーンとなるんだけど、なんていうかな。生き物みないなものの息遣いがひとつ増えた気がした。
そして、そこで俺の仕事が来た。
●貞であった俺の

 

簡単に言うと●ナニーした。
そんで、精子を特製の紙に包んで。それを燃やさないように気をつけつつ
火でまぶりながら、外まで持って行った。
その間、先生は家の周りにまた縄で囲い玄関のほうだけ開けておいた

そして、俺が出ると、その縄を完全に玄関も囲むようにして、縄を占めて
「締め切った」
という。

俺はそこで●ナニーしたやつを燃やした。

 

さらに、夜風にさらされながら、そこでもう一発抜いた。
まぁ、普通2回くらいなら、なんとかなるんだけど
その時は結構俺はへとへとになった。

短いけど妖怪駆除は大体こんな感じかな。
いくつか過程かくさせてもらったけどすまそ。

あの家だけど、妻浮気してたんじゃないかなぁとか
帰りに先生と話した。

 

割と安全だったヤマで、お駄賃もそんなすごくなかった一件。
でも、●ナニーしたのがかなりいまだに印象に残ってる。

あの時、俺のやつひそかに●ゃぶってたのかなぁとか思いながら
今でもたまにあの妖怪で抜く。

 

妖怪退治の仕事シリーズ

1 太平洋側の島の話2 うちのじいちゃんの小さい頃の話3 止められていた4 相談者の姉 – 先生との出会い5 先生とマレーシアに行った6 初めての一人仕事7 倀8 先生の話 その19 先生の話 その210 鬼隠し11 先生の話 その312 初めて先生と仕事した時の話13 先生の話 その414 スクエア15 禁山16 先生の話 その5

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