すげー汚い描写に入るから、苦手な人は飛ばしてくれ
俺は仕方なしに、言われた場所に向かった。
大体このあたりだろうと思った場所で、後ろを向き、ずぼんとぱんつを下した。
すると、突然俺の物はなんかすごく冷たい何かにつかまれた気がして
「じょろじょろー」っとたまらずおしっこがでた。
しかし、おしっこの様子が少しおかしい。男ならわかってくれると思うけどさ
立ちションしたときって、おしっこから湯気が出るわけじゃん。
特に寒い日とか、めっちゃもくもくするわけよ。
でも、今回はそれが一切なかった。
そんで、おしっこがおわっても、物をつかむ感触は残っていて、それどころか
そこから冷たい感じがぞわぞわ全身に広がっていく。
モノをしまおうにも、手がかちこち震えて、動かせない。
俺はやばいと、心ン中であせった。
大体の「倀」は背中向けておしっこで、あきらめてくれるらしいんだけど
あくまで大体だ。
年季の入った「倀」ってのはしつこいもので、めったにいないんだけど
そういうやつは簡単には獲物を逃さない。
なんたって、長い間「倀」になってしまっているから
早く楽になりたいんだろうね。
※これ以降、本人と思われる書き込みなし
妖怪退治の仕事シリーズ
1 太平洋側の島の話2 うちのじいちゃんの小さい頃の話3 止められていた4 相談者の姉 – 先生との出会い5 先生とマレーシアに行った6 初めての一人仕事7 倀8 先生の話 その19 先生の話 その210 鬼隠し11 先生の話 その312 初めて先生と仕事した時の話13 先生の話 その414 スクエア15 禁山16 先生の話 その5
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